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五章 真実と分身、そして、最後の決戦

 ウサコの言葉にオレは疑問を抱いた。

「なぁ、「いのりが言っていた通り」ってなんだ?」

 それを聞くと、「そのノートを見たら分かりますよ」とゆきとが持っているノートを見て言った。ゆきとがそのノートを開き、オレとちひろはそれを覗き込む。

 そこに書かれていたのは、オレ達の情報。

 松本 りょうま

 天才級の希望と呼ばれている。彼は他の人と違い、木護さんでも勝てない強い絶望に打ち勝つ力を持つ。恐らく、更生プロジェクトでミミックが現れても絶望を打ち破れると思われる。

 守川 ちひろ

 天才級のゲーマー。彼女は天才級の善意の素質がある。悪意を打ち破る力を持つ。

 花筏 ゆきと

 天才級の幸運。彼も天才級の善意の素質がある。強い悪意にも打ち破ることが出来る。

「これって……」

「いのりちゃんは、最初からりょうま君の才能を知っていたんです。だから、ミミックが入ってきた時、あなたを死なせないようにしようとしていました。それから、ちひろちゃんとゆきと君のもう一つの才能も」

 ウサコはそう言って、「でも、いのりちゃんは……」と目に涙をためていた。そう、いのりは自分達を守るために自ら犠牲になる道を選んだ。それしか、方法がなかったから。

「でも、きっと戻ってくる。ここは「プログラム」の世界なんだから」

 ゆきとの言葉にウサコは頷く。

「当たり前です!戦略もないのに勝手に死ぬなんて、そんなのいくら「生みの親」とはいえ許しません!」

 生みの親って……そういえば、ウサコからすればいのりはそんな存在なのか。

「でも、これからどうするの?いのりさんはミミックを倒してくれたけど、すぐに復活するって……」

「それなら、いのりちゃんに頼まれていたことがあります。三人がこれを読んだら、渡してほしいと言われていたものがあるんです」

 そう言って渡されたのは、青いファイル。そこに書かれていたのはこのプログラムのことだった。


 このプログラムはボク、藤下 いのりが作ったものである。悪意と絶望に染まった人達を更生させるために、その時の記憶を切り取って、そこにこの世界の記憶をはめ込む。そうでもしないと、完全に更生することは不可能に近いだろう。何しろ普通に殺人や自傷行為などをするほどだ。それで身体の一部を失った者もいる。普通の方法ではもはや手に負えない。

 しかし、まだこれは試作品に過ぎない。それに、奴の方にも「天才級のプログラマー」がいるため、ここにミミックが「ウイルス」として入ってこないとも限らない。なので、ウサコちゃんにこのファイルを預かってもらうことにする。そして、ボクにもしものことがあった時、これを「天才級の希望」の手に渡してもらう。もしこれを読んでいるなら、ボクは既にこの世界にいないだろう。

 前置きはこの程度にして、この世界を抜け出すための方法を書いておく。一つは「監視者」にここから出てもいいと判断されること。星の欠片を集めきり、悪意の残党の兆候が見られなくなったと判断されたら、この世界から出ることが許可される。その監視者とはウサコちゃんとボクのことだ。ウサコちゃんは「教師役」、ボクは「生徒役」として皆を監視する。

 しかし、異常が起きて、普通の方法で出ることが出来なくなってしまうかもしれない。その時に二つ目の方法がある。それは「強制シャットダウン」。ホテルの地下にある扉に「8642」と入力して中に入る。中央に人数分、今回の場合だと十三人分の赤と青のボタンがあるため、十人以上で赤と青のボタンを同時に押す。そうすればウイルスを閉じ込めたまま強制シャットダウンすることが出来る。ただし、ウイルスはもちろん、ウサコちゃんがそのボタンを押しても反応しないようになっている。だから絶対に、十人以上生き残っていないといけない。

 また、もしかしたら十人以下になってしまうかもしれない。そういった場合に備え、外から手助け出来るように設定した。ウイルスだけでは絶対に見つけられない「バグ」を仕組んだのだ。それが発動するまでは耐えていてほしい。ボクも外から皆に出来る限り支援する。

 奴……「影内 こはる」はどんな手を使ってでも皆を悪意と絶望に突き落とそうとするハズだ。どうか、奴の誘惑に負けないでほしい。後はボク達「希望復興機関」に任せればいい。奴が皆にこれ以上危害を加えないように出来る限りのことはするから。


「これは……」

「この世界に来た時にいのりちゃんが書いたものです。彼女はこの世界にミミックが来ることを予測していた。だけど、どうしてもこのプログラムを起動させないといけなかった……葛藤の末に、あなた達にこのファイルを残しておくことにしたんです。予想通り、ミミックは入ってきました。このプログラム内でも出来る限りのことはしましたが、やはり限界があったんです。……だからあの時、死ぬ決断をしたのでしょう」

 そういう、ことだったのか。だからいのりは……。

「わたしは、これ以上ミミックの思い通りにさせたくない。協力、してくれませんか?」

 ウサコの言葉にオレ達は頷く。当然だ、こんなことを書かれているのに協力しないわけがない。

「えっと、「影内 こはる」って……誰?」

 確かに誰なのだろう?ちひろが聞くと、ウサコは「それも話さないといけないんでしたね」と言った。

「影内 こはるはあなた達にとっては先輩にあたる人であり、ミミックを操っている黒幕です。世界を悪意と絶望に堕とした「天才級の悪意と絶望」。このプログラムが起動される前に死んだのですが、彼女の手に堕ちたもう一人の「天才級のプログラマー」が彼女の人工知能を作っていたんです。だから彼女の悪意と絶望はまだ「続いて」います」

「えっと……その天才級のプログラマーってもしかして……森田 らい君?ボク達の先輩にあたる……」

「はい。よく分かりましたね」

「一応、朝木ヶ丘学園に来る前に調べたから」

 調べたって……よくそんなこと覚えていたな、ゆきと。オレは関係ない人の名前なんて全く覚えられないぞ。

 そこでふと不安になる。成績も皆に比べればそこまでいいという程ではないし、何か特化した能力があるわけでもない。そんなオレが、「天才級の希望」……。

「なんでオレが「天才級の希望」なんだ?」

 気が付けば、ウサコに聞いていた。

「……そうではないと言いたいのですか?」

「だって、オレはいのりみたいに才能がたくさんあるわけじゃない。むしろ、どこにでもいるような、そんな学生だ」

「あなたを推薦した人は、「木護 あかね」さんだとしても?」

 その言葉にオレは目を見開く。木護 あかねって、確か朝木ヶ丘学園の学園長の娘で、誰よりもたくさんの才能がある本物の「天才級の希望」だ。そんな人が、なぜ……?

「彼女は父親よりも他人の才能を見定める能力があったんです」

「才能を、見定める……」

 その彼女が、オレに才能があると判断した……?

「確かにあなたにはこれと言った才能はないみたいです」

「それ悪口か?」

 才能がないことは認めるが、わざわざ言わなくていいだろう。しかし、オレの怒りに気付いていないのか無視しているだけかウサコは続ける。

「ですが、あなたには誰よりも強い「希望」があったんです。どんな絶望にも屈しない、真の天才級の希望が。あかねさんはそれを知り、あなたを朝木ヶ丘学園に入学させることにしました。彼女は、こうなってしまうことが分かっていたんです」

 こうなることが、分かっていた?それなら、なぜ……。

「だから彼女は、天才級の希望と天才級の善意を持つ者達を集め、対抗しようとした」

「ちょっと待ってくれ。知っていたんならそれを事前に止めることも出来たんじゃないか?」

 オレが聞くと、ウサコは「それが出来ないんですよ」と俯いた。

「あかねさんはあくまで「未来を見る」ことが出来るだけ。自分では、変えることが出来ないんです。このプログラムが開始される前、こはるさんと対決したのですが、その時もとある人物と協力して掴んだ勝利でした」

 その人物ってもしかして……。

「思っている通りですよ。彼女に協力したのは小松 はじめ君。彼もまた、ゆきと君やちひろさんと同じように「天才級の善意」を才能に持つ人でした」

 そういえば、ゆきとが話していた内容にその名前があったことを思い出す。

「彼はあなた達と同じで絶望や悪意に染まることなく過ごしていきました。しかしあかねさんが学園を閉じた後、彼は影内 こはるの策謀により記憶を失ってしまったのです。それは、彼を悪意に染め、あかねさんを殺すためでした」

 しかしそれは失敗に終わり、はじめ君は記憶を全て思い出し、あかねさんと一緒に影内 こはるを打ち破ったのだ、とウサコは言った。

「そして彼らは希望復興機関に勤め、あなた達を救うために働いています」

「……」

 事情は大体分かった。

「もう一度お願いします。あいつを……ミミックを倒してください!」

「当たり前だ、いのりがオレ達に託したんだから」

 もう迷わない。オレ達は元凶を倒し、今度こそこの悪の連鎖を終わらせると誓った。

 いのりのような犠牲者を出さないために。



 オレ達は外に出て、すぐに指示された通りに行う。そして、ちひろに全員を集めてもらって中に入る。

 しかし、人数はもう十人以下になってしまっている。いのりは外から入ってこれるようにと設定しているらしいが、それがいつになるか分からない。

「いのり……」

 ひみこが申し訳なさそうに呟く。彼女が殺人を犯さなければ、いのりが死ぬことはなかった。本当は、責めるべきなのだろう。だが、いのりは外側から起死回生しようとしている。どんなことかオレ達には分からないが、それを信じて待つしかない。

「来たんだね」

 しかし、中にはミミックの姿があった。

「なっ……!」

「ぼくがここの存在に気付いていないとでも思ってた?ほら、最後の学級裁判を始めよう!誰が生きて、誰が死ぬんだろうねぇ……」

「そんな……」

 まさか、ミミックがここに入っていたなんて……。オレは絶望しそうになる。しかしその瞬間、別の空間に飛ばされた。

 文字が行き交う空間。ここは、一体……。

「諦めるの?」

 ふと、後ろから声が聞こえてきた。そちらを向くと、そこには死んだハズのいのりの姿があった。

「え、いのり⁉いや、お前は死んだハズじゃ……」

「うん。「いのり」は死んだよ。でも、それはコンピューターの中の話だし、「ボク」は「いのり」とは違う。「ボク」はアルターエゴ。キミ達が「いのり」って呼んでいる人が作った分身だ」

「アルター……エゴ」

「そう。だってウサコちゃんが一人じゃかわいそうでしょ?だから「いのり」は分身を作って一緒に過ごせるようにしたんだ」

 このプログラム、成功するとは思ってなかったしといのりの姿をしたアルターエゴが言う。

「それで、何を迷っているの?」

 不意に聞かれ、オレは目を見開く。それを見て、アルターエゴは笑った。

「分かってるよ。ミミックに勝てるか分かんないんだよね。それに、もし勝てたとしてそれからどうするべきか迷っているんだよね?」

 その言葉にオレは俯いた。図星だったからだ。

「……あぁ。だって、ミミックは「影内 こはる」なんだろ?「天才級の悪意と絶望」なんだろ?どうやって戦えって言うんだよ……」

 諦めそうになるオレを見て、アルターエゴはため息をついた後、

「おい!いつまでくよくよするつもりなんだよ!」

「えっ……!」

「何のための「才能」だよ!絶望に染まらないための力なんじゃなかったのか!」

 急に怒られ、オレは呆然とする。しかし、彼女の最後の言葉にオレは自らの才能を思い出す。

 ――そうだ、オレのこの才能は……。

 絶対に絶望に負けないための、起死回生の力。皆の――希望。それを、オレは背負っているんだ。

 オレはアルターエゴに向き合う。

「……うん、そうだよ。オレのこの才能は、絶望に染まらないための力だ。でも、オレだけじゃ足りないから、ちひろとゆきとがいる」

 オレの答えにアルターエゴは満足そうに笑った。

「そうだよ。よく答えを出せたね。大丈夫、「ボク」はここから出ることが出来ないけど、キミ達をずっと見守っているよ。「ボク」の力も貸すから、絶対に負けないで!」

 アルターエゴの言葉と共にオレは現実に戻される。周りを見ると、ゆきととちひろも同じようにキョロキョロしているのが分かった。二人もアルターエゴの言葉を聞いたのだろうか?

 オレ達が席に立つと、

「さぁ、始めようか、最後の学級裁判を――」

 ミミックが告げると同時に――。

「そうはさせません!」

「皆は、ボク達が守る!」

 目の前に、突然スーツ姿の男性と女性が現れた。彼らは……?

「あぁ、久しぶりだね。はじめ君にあかねさん」

 ミミックは二人を見てニヤッと笑う。奴が言った名前には聞き覚えがある。そうか、この人達が、オレ達の先輩でミミックに打ち勝った二人……。

「わざわざ来てくれたの?絶望の学級裁判に」

「いいえ、私達はこの学級裁判を「希望」に変えてみせます」

 あかねさんがそう宣言する。いのりが言っていた助っ人は、二人のことだったのかと理解した。

 ――確かにこの二人なら、変えてくれるかもしれない。

「でも、きみたちここに入ったってことはぼくの管轄に入ってるってことになるよね?」

「――それはどうだろうね?」

 聞き覚えのある声が聞こえてきて、オレ達はそちらを見る。そこに立っていたのは――スーツ姿のいのり。

「いのり⁉」

「なんでここに……⁉」

 いのりが来たことはミミックも予想外だったらしい。驚いた表情をしている。

「なるほど、これがいのりさんの言っていた「バグ」か」

 そんな中、ゆきとだけが納得したようだった。そういえば、そんなことも言っていた気がする。

「正解、ゆきと君。まさか戻ってくるとは誰も思っていなかっただろうからね」

 いのりは得意げだ。本当にまさかだ。でも、これでミミックに勝てるかもしれない。

「ほら、これで十人以上だ」

 はじめさんがミミックに告げる。

「また、きみたちはぼくの妨害をするのか……!」

 ミミックが怒りに震えている。しかし、それでも容赦なくいのりが言った。

「ほら、早く出てきなよ。「影内 こはる」」

 その言葉と共に、ミミックが姿を消したかと思うとそこには女性の姿が現れた。彼女が……影内 こはる。

 彼女は楽しそうだった。

「まさか、始末しようとしてた奴らに一手打たれるとはね。これこそ、絶望……!」

 むしろ、幸せそうな笑みを浮かべていてオレはゾッとする。

 これが、「天才級の悪意と絶望」……。

 自分が追い詰められてなお、そんな笑みを浮かべるなんて。

「また味わうのかしら?死の絶望を……!」

「そうですね。……その前に、皆の記憶を戻しましょうか」

 あかねさんの言葉と同時に、記憶が戻ってきた。

 朝木ヶ丘学園に入学した時。

 ちひろやゆきとと遊んだこと。

 絶望事件が起こった時。

 学園が崩壊し、いのりが退学したこと。

 いのりに匿われ、隠れ家に過ごしていたこと。

 全てを思い出した。皆が皆、青ざめていく。

「これが、本当の俺……?」

「私は、本当にいのりの腕を……」

「……これで、平等だ。後は、皆で決めていい」

 はじめさんがそう言った。つまり、記憶を戻したのは自分達がどうしたいか決めさせるため、ということか。

 ――大丈夫、キミ達なら先に進めるよ。どうか、乗り越えて。

 いのりの……いや、アルターエゴの声が聞こえてくる。そう、ここで悩んでいる暇はない。

 皆は絶望していた。当然だろう、自分のしたことを思い出したのだから。

「皆、諦めるな!」

「そうだよ!私達なら、未来に進める!」

「過去は変えられなくても、未来は変えられる!」

 そんな中、オレとちひろ、ゆきとが皆に向かって叫ぶ。希望復興機関の人達はそれを静かに見ていた。

 確かに、皆のしてきたことは許されることではない。

 だが、生きていればいくらでもやり直しがきくのだ。

「……そうだ、未来は変えられる……」

 最初に呟いたのはひみこ。しろうも「そうだな」と頷いた。けんじろうも「もう、あんなことはしないぜ」と言った。「わ、私も皆を殺したりしない!」とひとみも宣言する。

「答えは決まった?」

 代表して、いのりが聞いてきた。思えば彼女にはたくさん助けてもらった。

「あーあ、結局あたしの負けか」

 影内 こはるは絶望したような顔をした。それすらも、彼女には至福なのだろう。

「影内 こはる。キミの敗北は決まっていたんだ。あの時点で」

 ゆきとが彼女にそう言った。

「あの、時点?」

 影内 こはるが呟く。それに彼は答えた。

「キミがあの時、電車の中で木護姉弟といのりさんを殺そうとしなければ、彼女達が出会うこともなかったし、いのりさんが入学することもなかっただろうね。……二人が会った時点で、キミの負けは決まっていたんだよ」

 その言葉がとどめだった。影内 こはるは「あ、あははは……!」と笑った。そんな彼女に、いのりは銃を突きつける。

「あぁ、あなたが殺してくれるんだ?いのりさん」

 狂った笑顔のまま、聞いてくる彼女はまさに「悪意と絶望」だった。

「……えぇ、今回は希望復興機関の不始末だからね。「お前」というウイルスを消したうえで、このプログラムは強制シャットダウンをする」

 その言葉と共に、いのりは引き金を引いた。影内 こはるの血があたりに飛び散る。

 ――これで、終わった……。

 オレは安堵する。それはちひろとゆきとも同じようで「よかった……」と言葉をこぼした。

 皆でボタンを押す。すると、意識が浮かび上がってくる感覚があった。

 ――あぁ、現実に戻るんだ。

 そう思うと感慨深く、そして最後にお礼を言った。

 ウサコ、アルターエゴ、オレ達を守ってくれてありがとう。

『大丈夫。皆なら、「ボク」がいなくても未来に進める。こちらこそありがとう』

 最後にアルターエゴの言葉を聞いた。


 目が覚めると、目の前にはいのりの姿。

「大丈夫?」

 心配そうにのぞき込んでいた。あの世界にいた時、最初に会った時もこんな感じだったと思う。

 起き上がると、ここはどこかの研究所だということが分かった。頭には何かの装置がつけられている。それを外してもらうと、周りを見た。どうやら最初に起きたらしい。

 いのりはゆきとのところに行った。そういえばこの二人は恋人同士だったと思い出す。

 あの世界で死んだ人も含め次々と起き上がる皆を見て、オレはまた安堵した。

 ――これから先、きっと困難だらけかもしれない。

 でも、オレ達なら乗り越えられると信じている。

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