1/7
プロローグ
目を開ける。
昨日のことはしっかりおぼえている。いや、昨日か?
俺の通う平凡な高校の帰り道。
俺はトラックに引かれたんだ。
しかし、俺は今ここに、確かに心臓の鼓動を感じている。
目を開けた。
ん?
目の前に広がるのはバナナの群れだ!
確かに俺は知っている、あいつはバナナだ!
「ゴリラ族、、、今日こそお前を殺す!」
実はこの男。バナナの心が読めるのだ。
「何だ、あいつ、、、」
バナナの心が読める男の下剋上が今、始まる。
「絶対に俺は生き残ってみせる!」