狂科学者のコンピューター開発(4)
CPUの演算部は粗方出来た。
正常に動作するかはプログラムを流さなければ分からんがな。
あとは処理を高速化させるためのキャッシュメモリーとバスインターフェースだな。
キャッシュメモリーはよく使う情報を置いておくための物置役だ。
ここに置いておくことで、いちいち大容量だが低速のメモリーへアクセスする手間が減り、その分速くなるって寸法だ。
回路は簡単。
レジスタ同様フリップフロップ回路という信号を保存できる論理回路を連結させるだけだ。
魔法で加工すればナノレベルに圧縮して転写できる。
前世の加工技術すら圧倒できるこの加工法はこの世界の文明レベルと随分ちぐはぐに見える。
ま、だからこそ魔法の力に胡座かいて技術革新しないんだろうが。
最後にバスインターフェース。
これは外部とデータのやり取りをする通路だ。
この本数がビット数を決める。
まあこれは単なる通路なので三十分もあればできる。
ちゃちゃっと組み込んで融合させる。
はい、
CPUの出来上がり。
まだ先は長いのにこれか......マザーボードを作るだけであと一週間はかかりそうだな。
終わりの見えぬ作業に、そう愚痴を溢すハルトであった。
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コンピューター関連の知識は作者がマイクラで計算機を作ったりメモリを作ったりして独学で学んだ内容がいろいろ入っているため、間違えているところもあると思います。よって何か気づいた方、コンピューターに詳しい方がいれば是非コメントをください!




