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狂科学者のコンピューター開発(2)


 Central Processing Unit

 日本語に訳すと中央演算処理装置。

 一般的にCPUと呼ばれるそれの仕事は簡単に言えば計算すること。

 それも四則演算と呼ばれる小学生の計算だ。

 計算自体を制御したり過程を一時的に記録するユニットもいくつかあるし、小学生の学ぶ十進数ではなくて二進数の計算を行っているという点ではいくらか語弊もあるかもしれないが、それがコンピューターのもっとも基礎となるものだ。


 どんなに分かりやすいデータや計算式があろうが計算する人がいなければ意味がないからな。

 これはメモリに蓄えられた01の命令を引っ張りだし、これまた蓄えられている01の情報を加工する。

 虚数も平方根も、ベクトルも何でも、処理方法さえ分かれば計算できる。

 これだけ聞くとすごい機械に見えるだろ?


 だが以外と単純だ。

 二進数というのは面白くてな、手前で情報を少し加工したりすることで加減乗除全てを足し算の処理で行える。

 そこら辺は一から説明すると結構面倒くさいので割愛するけどな。

 掛け算とかは足し算を延々とやればできるって何となくわかるだろ?

 あんな感じだ。


 本当は少し違う処理が行われるんだが、まあいいだろ。

 論理回路とかを少しかじったら大体理解できるようになる。


 まあそれは置いておいて、まずは加算の論理魔法陣を大量に連結させて刻む。

 まずはこれがないと始まらないからな。

 そうして作った加算ユニットを縮小コピーして仮組のケースの中に配置、魔法で一体化させる。


 次にメモリのアドレス指定用など各種レジスタ回路を同様に縮小コピーして並べる。

 ここまでで一息つけばいつの間にか空が白んでる。

 いつの間にか完徹していたらしい。


 先は長いな。

 一年は覚悟しておかねば。

 

 

 


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コンピューター関連の知識は作者がマイクラで計算機を作ったりメモリを作ったりして独学で学んだ内容がいろいろ入っているため、間違えているところもあると思います。よって何か気づいた方、コンピューターに詳しい方がいれば是非コメントをください!

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