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狂科学者のパワースーツ開発(4)


 「よし、エルシー止まって良いよ。」


 試作第二号は結構うまくいったな。


 関節付近のフレームをスッキリさせたことで、人間本来の可動域を保てた。

 これなら戦闘でも支障が出ることはないだろう。

 反応速度も常人が認識できないレベルまで速くしたしな。




 パワーも少し落ちたが常人の約六倍と申し分ないレベルに収まっている。

 フレームと固定器具の大半を体幹に配置したことでバランスも問題なし。

 

 ただ懸念通りフレームの体積削減で耐荷重性能が結構落ちてしまった。

 ここら辺はまあ、限界ということで諦めるか。

 そもそも一トン超に耐えられるのだ。十分すぎる性能と言えよう。

 正直フレームは万策尽きたって感じだ。

 冷静になって考えてみれば少々開発を急ぎすぎた感じもする。

 重機用のスーツは別にデザインするしかないだろうな。



 まあインナーぐらいの薄さは無理だったが、上に服を着れる程度で収まっただけ良しとしよう。


 これ以上のめり込んでしまうと他の研究が疎かになってしまう。


 何だかんだ言って一週間弱かかった。


 そろそろユアのお守りもしないとあの娘大好き親父になに言われるかわかったもんじゃない。



 さて、後はダディへのプレゼンと叔父さんへの打診か。

 一応このパワースーツ開発、叔父さんの義手が出す馬鹿力を支える補助って言うのもあったからな。




 今の義手だと全身と義手でパワーバランスが取れていないのだ。

 ついでに注文の義手も作らないとな。




 忙しい忙しい。


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