表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/316

狂科学者のパワースーツ開発(1)


 「おはよう......」

 「所長、今は昼です。」

 「ああ、そうか......」


 過保護親父な公爵から解放された俺は漸く研究所に着いた。


 一日中走っても疲れるはずのない俺を疲弊させるとかどんだけだよ。

 


 さて、気持ちを切り替えて今日は......


 「パワースーツを作るか。」


 俺はそんなもんなくても十分力があるので、主な役目は助手達の動作のサポートになるだろうけど。


 今後大々的に売り出せば魔物ハンター達が買いまくって絶大な収入源となるに違いない。

 それで魔物素材がさらに流通すればそれだけ錬金術辺りの技術発展も加速するだろうしな。



 まあそれだけ危険なやつらの手に渡ることも有りうるわけだが、そんなこと言っていたらキリがない。


 使用者によって正しい使い方をできるかどうかは決まる。

 包丁一本でも人は殺せる。

 つまりそういうことだ。



 叔父さんとか信頼できる人には特注で高性能なやつを作る。

 それで問題ない。


 さて、作るものは決まった。

 次はコンセプトだ。


 まず力を補助する。

 これが前提としてなかったらパワースーツ何て言えないし。

 次は......


 軽い。

 まあこれも大事だな。

 

 あとは......

 薄い......いやこれはまだ時期尚早だな。


 前世で開発が進んでいたパワースーツもインナーレベルの薄さは無理だったし、そこら辺は細部を詰めて試作してから考えよう。


 動力は......お馴染みの人工筋肉だな。

 ぶっちゃけそれ以外の機械は作るの大変だし。

 今度モーターとかも作ってみるか。


 取り敢えず試作品だし、フレームは鉄を使って......


 制御はフィードバック型が楽だし、そっちにするか。


 「メアリー、これに書いてある材料を倉庫から取ってきて。」

 「わかりました。」

 「エルシー? ちょっと手伝って。」

 「わかったです。」


 構想も出来たので、俺はエルシーをモデルに試作品を組み立て始めた。

 

 

 

面白い! 続きが気になる! という方はぜひブックマークと下の☆をクリックお願いします。


感想、気になった点、世間話、その他ありましたら是非書いてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ