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狂科学者は改造人間(1)


 元死刑囚達の手術を終えた俺は、ベッドに寝転がって休憩をし、今度は研究室に閉じ籠った。


 ようやく本題に入れる。

 その喜びでハルトの脳内は埋め尽くされていた。


 今までは周囲の人間に手を加えて来たが、今度こそ己の体に手を加えることができる。

 現状は便利なサービスを周囲に提供しておいて、提供元が利用していないという謎な状態だ。

 拙い、非常に拙い。

 自分で体験せずに周りには惜しみなく与えるとか俺は聖人君子か?

 意味がわからん。

 俺はそこまで殊勝ではない。


 だが一つだけ問題もある。

 俺以外手術をできるものがいないのだ。

 


 なので自分で自分を手術することになるんだが……残念ながら麻酔は全身麻酔しかないし、俺は某半分白髪ツギハギ天才外科医みたいな真似は出来ん。

 おまけに手術をする場所は自分の腹ではなく頭だ。それも耳の後ろ。

 じゃあどうするか。


 決まっている。

 手術を自動化すればいいのだ。

 元々そのためのコンピューターだ。

 使わなくては宝の持ち腐れというもの。

 

 と、考えたハルトは、早速頭蓋骨に小さな穴を開けて、小型版マジックサイト―――定義上はMO―――を埋め込む作業を自動化するべく、プログラムを組み始めるのであった。


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