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プロローグ /始まり

俺の名前は緋瑠真木琉音(ひるまきりゅうと)


どこにでもいる普通の高校2年生だ、



ただ普通じゃない過去を持っている


それは俺が期待の新人小説家だったと言うことだ



過去に「私の恋は儚く舞い散る」で新人賞とったのだ



SNSの口コミサイトに


「期待のルーキ」や

「新時代の革命」


など言い過ぎだと思うがこんな口コミがいっぱい書かれるほど才能があった


だけど現実じゃそうは行かない 彼女歴0で顔も成績もThe普通の俺には現実の恋愛は小説みたいにすんなりとはいかない


何故ならイケメンなら転んでも心配されるが俺はただ笑われるだけという実に 悲しい


神は俺に小説に関してのことだけにパラメータを振りすぎた


だがこんな俺でも1人だけ仲のいい幼なじみがいる

名前は桜井美紀(さくらいみき)という子だ


美紀は俺の中で唯一対等に話し合える女友達なのだ






現在朝6時



6時のアラームと同時に珍しく目覚めたのである



そして親が俺を起こしに親が部屋に来るここまでは俺のいつもどうりの朝だ



そして朝ごはんを食べ、学校に登校する。



いつもの如くぼーっと学校に向かってると

後ろから

強い衝撃と共に「おはよぉー」という声が聞こえた

ふと後ろを向くと



そこに俺の幼なじみの美紀が居た。



「痛いな美紀びっくりするから辞めてくれ」


「眠そうな顔してたから起こしてあげたんだよ」

と、偉そうに言う



「お前なぁ」

そう言いかけると美紀に話をさえぎられる。



「遅刻するよ急がなきゃ」


「もうこんな時間じゃんやば」


そう言って学校に俺たちは走る


「間に合った〜」

美紀が先に着くと俺も続いて学校に着く


「み、美紀はぁ早すぎ」


「琉りゅうが遅いだけだよ」


「帰宅部が陸上部に勝てるとでも?」

また美紀に話をさえぎられる


「はやく〜」


「ちょ、お前なぁー」


何とか先生が来る前には席に座れた


間に合いはしたが

クラスのみんなに「夫婦で出勤かよ」など一緒に登校したことによりそう茶化された



そんな茶化しを無視し俺は席に座ったが

何故か美紀のやつは顔を赤面している何故なんだ?


「昼飯行こーぜ琉音」


「おう」


昼ご飯の時に友達の山瀬幹貴(やませみきたか)

こう言われた


「琉音は桜井という結構美人な幼なじみがいるのに 告白とかしないのか?」


そう言われた時に驚いてお茶を吹き出してしまった


「ゲホッゲホッお前なぁ確かに彼女はいないがこうやって楽しく暮らせてるそもそも美紀ただの友達だ、そんなラブコメをする予定は、毛頭無い」


「お前、桜井と話してる時はそんなことなさそうなのにな」


「この話はヤメヤメそもそもラブコメなんてアニメやラノベのようには行かないんだよ」


「それはそれともう小説は作ってないんか?」


「ああもうここ半年は書いてないなまぁもうあれは最終巻出したからいいんだよ」


「そうじゃなくて新しいシナリオ考えたんだろ?それを書けばいいのに」


「確かに考えたがそれは現実逃避に過ぎないって親に言われて辞めた」


「だいたいラブコメなんて現実でできっこないんだ」


現実はそんなもんだクズな奴なんてこの世に溢れてる

まずラブコメをする程いい顔も持ってないし


「だからこそ桜井にアタックしてみろよ」


「アタックってお前な、第一俺は美紀は友達として好きなだけで恋愛感情なんてこれっぽっちも無い」


だってそうだろ?幼なじみのあいつに

恋をする訳が無い。


確かにあいつは顔も整っていて性格もまぁいいほうだろう


俺に対してはあれだがそんな美紀には幼なじみながら幸せになって欲しい


だから俺みたいなラブコメ下級者と恋愛をした所であいつが損するだけだ


そんな事を考える内に幹貴はご飯を食べ終えていた


俺も急いで食べる食べてる途中ふと考えた


何故あの時美紀は赤面したのだろうか?


何故登校中に声をかけ一緒に登校したのだろうか?


そんなことを考えたところで答えは分からない

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