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凡人の拾いもの

「ふぁー」


 烈風の上で、大きく欠伸をする。ぱっかぱっかとリズミカルな動きがいい感じで眠気を誘ったりする。 ほら、電車の振動でうとうとする感じ。これも烈風がお利口さんだからだけどね。普通は落馬案件な乗馬態度である。


 華佗とはひとつ前の宿場町で別れた。南皮での再会を誓い、一旦俺たちの道は別たれたのである。

 いや、そんな深刻なもんじゃないけどね。

 華佗は南下し、荊州を経由していくつもりらしい。

 洛陽以東はある程度袁家や母流龍九商会の情報網で太平要術の書についてはチェックできるからな。情報網がない荊州を経由するというのは理にかなっている。多分ね。水路だと馬がいなくても早いしな。南船北馬とはよくいったものである。


 ま、気ままで気楽な一人旅の再開だ。


「ぶる」

「や、お前もいたな」


 烈風の抗議の声に詫びつつ道程に思いを馳せる。

 こっからはまあ、一度来た道を戻るだけだから特に考えることもないのだが。

 あえてショートカットとかして迷子フラグを建てる必要もなかろう。

 なんだかんだで色々と道中あったしな。


「ぶる」


 ああ、そういやここらへんはあのちんちくりんを拾ったとこらへんだっけか?


 あれは漢中に向かう途中の出来事だった。


◆◆◆


「ぶる」


 基本、烈風は頭がいいから街道では俺が何か指示を出すことはない。

 跨ってぼーっとしたり、酒飲んだり、仮眠を取るくらいである。飲酒に居眠り。車じゃできないことですね。


 だからまあ、微妙に街道から離れてしまったことに気が付かなかったというのもむべなるかな。俺は悪くない。


「おいおい、道なき道を行く浪漫なんてものを俺はわからんぜ?」


 俺の言葉を無視して暫し。明確な意思がありそうなので烈風のいきたいとこに行かせてやる。お利口さんな烈風のことだから何かわけがあるはずなんだ。なくてもまあ、しゃあないしゃあない。そして。

 ある一点。茂みの中で烈風は歩みを止める。

 別に道草が食いたいというわけでもなかろうに。

 と。


「ん。なんじゃこりゃ」


 烈風がその鼻先でつつく塊は、襤褸ぼろ。泥まみれのそれは人型で。


「あー。行き倒れか」


 珍しくもない落し物である。まあ、旅って一大事だからね。たまに道端に落ちてるよね!

 見慣れたものではあるのだが、烈風が興味を示すとか中々に珍しい。


「あー、一応生きてるかー」


 生きてるのかー。


 薄汚れた襤褸ぼろはどうやらガキのようだ。体躯は小さく、微かに震えている。まあ模範的な行き 倒れだ。教科書に載せてもいいくらいである。


「どうしたもんかね」


 日も暮れてきたしなあ。烈風がなー、こうなー。あれなー。そういうことなんだろうなー。だから見捨てるのもなんだかなあ。

 ぶる、と鼻息一つ漏らす烈風の視線に負けました。わたしまけましたわ(回文)。


「あー、分かった分かった。どうせ今から宿場まで行っても夜半だしな。

 野営するついでにまあ、面倒みてみよう。ただしこのままで明日まで意識取り戻さなかったら知らんぜ」


 どこか満足げに烈風はいななく。


◆◆◆


「まあ、しゃあないしゃあない。烈風のお願いならしゃあない。

 今までお世話になってたからな。

 まあ、拾ったこのガキが名家の子女でおまけに美少女。救ってくれた俺に惚れるとかいうこともあり得るからな。

 ……ってそれはそれでめんどくさいことになりそうだから今のなし」


 適当に枯れ木を集め、火を起こす。

 湯を沸かすべく鍋を火にかけ、ガキの様子をみるも起きる様子はない。

 んー。体も冷えてるし、ぷるぷると震えている。これはまずいかもわからんね。

 どれ、と火の近くで抱きかかえて人肌で温めてやる。

 これであかんかったら知らん。

 てか、汚い割には臭くないな。これは行き倒れて数日も経ってないな。

 ふむ。よく見れば着ている服も高そうな……。


「……ん」

「ん。起きたか。意外とタフだな。

 ほら、飲め」


 あらかじめ用意していた白湯を掬って飲ませてやる。


「んく、んく」


 一心不乱に飲み干す。まあ、そうよね。


「あの……、あれ……?」

「気が付いたかいお姫様」

「えと……。私……。えっと……えええええええええ?」

「落ち着けつってもしゃあないわな。ほら、もちっと飲め」

「え、ええええ。えと、う、うん」


 素直にこくこくと白湯を飲む様子は幼く見えて、ああ、麗羽様のちっちゃい頃や美羽様を思い出してしまう。ほっこりする。

 そして問う内容に。


「あ、あの。ああああ貴方。ひ、ひ、人さらい?」


 なんという直球。この子馬鹿じゃないの?

 そして、俺が人さらいだったらどうするの?


「ぶ、はは!」


 だからまあ、思わず爆笑した俺は悪くない。きっと多分、めいびー。

 

「う、うるさいうるさいうるさい!」


 じたばた。

 腕の中でもがくも、非力にもほどがあるわ。


「いいから大人しくしてな。体が冷え切ってたからな。腕の一本動かなくなっても知らんぞ?」

「え、そそそそ、それは困るわ」

「大人しくしてなさいな」

「わ、わわわわ分かったわ」


 大人しくして白湯をすする。素直なもんだ。これはあれだ。

 さらに深まるめんどくさい予感。間違いなく良家の子女だ。

 着ている服といい、適度に偉そうな態度といい。うわーめんどくせー。

 これは迂闊に身元を聞かない方がいいな。


「ん、ひとまず身体はあったまったな。

 ちょっと待ってな」

「あ……」


 外套に体を包ませて、てきとー料理のクッキングタイム。

 まあ、沸いた湯に干し肉と塩、ちょっと干した米。後は適当に食えそうな野草を入れるだけというシンプルなものだ。姐さんに教わった、究極手抜き道端料理である。


「ほら、食え食え」

「あ、ありがとう」


 まあ、腹が減ってたんだろうな。一心不乱に食うわ食うわ。このいやしんぼめ!おかわりもいいぞ!

 まあ、凪とか流琉だったらもっと美味しいものつくれたのであろうが。俺の料理だって捨てたものではないのだ。多分。他人の評価を聞いたことないけど。


「ご、ごめんなさい。ほとんど食べちゃった」

「いいのいいの」


 手元の干し肉を齧りながら笑う。

 別に食うもんには困ってないのだ。うむ、陳蘭に感謝するべき事象である。

 いやまあ、基本宿場町に泊まってるから保存食に手をつけてなかったんだけんども。


「ご、ご馳走様でした……」

「ほいさ、お粗末様。明日にはちゃんとした寝床にありつけるからな。多分」

「う、うん……」

「どしたの」


 所在なげなガキが上目づかいでこっちを見てくる。


「あの、ね。じ、じ、地面が固くて冷たくて……」


 寝心地悪いのね、眠いけど眠れないのねわかります。

 あー、こら相当いいとこのお姫さんだな。


「ほい、こっちゃこい」

「え?」


 めんどくさいのでさっきみたいに抱きかかえてやる。


「ほれ、これで多少はマシだろう。このまま寝ちゃいな」

「えええええ、ここここ、こんなのいいいいい、いけないわ」


 め、めんどくせえ……。


「凍死したいなら別にそこいらへんに寝転がってもいいと思うけどね。

 寝台や夜具があるわけじゃなし、知らんぜ俺は」


 さらにすったもんだがありまして。


 なんだかんだ疲れてたんだろう。くーくーと寝息を立てている。

 ま、野盗の十人や百人くらいならなんとでもなるしな。

 火を絶やさず、身体を休め、ガキを起こさないように気を使いつつ俺は一夜を過ごしたのである。


◆◆◆


「のののののの、覗いたらただじゃおかないんだからね!」

「覗かんからさっさと行って来い」

「うー!」


 どこか不満そうな……。あー、信用されてないのかねえ。

 ならば。


「これでも武をもって漢朝に仕える身さ。

 婦女子は身命を賭して守るが俺の本懐。

 安心して旅の埃を流してくるがよかろう」


 こんなもんかね。これで安心してくれたらいいのだが。


「わわわわわ、分かったわ。

 ででででも、絶対覗いたらひどいんだからね!」

「この三尖刀に誓って、不埒者は討ってやろうからに」


 西洋の騎士物語っぽくてきとーな誓いのポーズめいたものをしたらようやくガキが納得する。

 ちらちらとそれでもこっちを窺いながら川で身の泥を落とす。

 ったく自意識過剰だっての。


「ままま、待たせたわね」


 多少なりとも小奇麗にした餓鬼はまあ、控え目に言って美少女だった。

 ピンクブロンドの髪に勝気そうな瞳がよくマッチしている。

 そんな彼女があちこち身づくろいを一生懸命にしている。


「おや、これは大した姫さんだ。これは野盗とかに襲われても仕方ないな」

「な、なによ!そんなに前はひどかったっていうの!」

「そりゃまあ、ねえ。むしろあんだけボロボロじゃなかったらえらいことになってたかな」


 いや、実際美少女であるからね。嘘ついてもしかたない。


「く、口が上手いのね!武人って言ってたけど口舌の徒じゃないのかしら!」


 あら?

 素性は多分ええとこの子女なのにお世辞すら真に受けるとかどういうことなのかな?しらんけど。


「ん?そこは文武両道っちゅうことでどうかな?」


 俺の言にぷ、と吹き出す。


「ああ言えばこう言うのね!そこまで機転が利くのはいいわ。評価してあげましょう」

「へーへーそりゃ光栄なこって」

「何だかんだ言って助けてもらったしね。

 いいわ。どこの馬の骨とも知らないけど、それなりにできるようだしね。

 うん。悪くないわね。いいでしょう」


 ふふんとばかりに胸を張る。その胸は平坦であった。


「んー?」

「恩知らずって思われるのも癪だしね。いいわ。私が無事に家臣達と合流できたら褒美をとらせましょう」

「ほう。と、言うと?」


 ご機嫌で大言壮語を、とは言えまい。これは思ったより大物かも分からんね。


「そうね。部下を百人くらいはつけてあげましょう。貴方みたいな風来の徒には望外じゃない?」


 輝かんばかりのドヤ顔でのスカウトある。

 ま、まあ知り合って間もないことを考えたら破格なんだろうねえ。

 でもねえ。


「あのな、お姫さん」

「なに?」


 タタ!と響く効果音に俺は首を竦める。


「とりあえず、生き延びてからにしよっか」

「ええええええええ?」


 俺は全く気付いてなかったけど烈風が緊張してたからな。即座にローリングwithガキである。

 即座。間近の木に矢が突き刺さる。

 ニヤリ、と俺は獰猛な笑みを漏らす。さて、盛り上がってまいりました。


「は!尻尾巻いて逃げるなら今のうちだぞ!

 俺は、容赦ないぜ?特に、賊には、な!」


 今宵の三尖刀は血を求めておるわ。

 いや、昼間だけどね。なに、烈風と三尖刀があれば賊の百や二百、鎧袖一触である。

 というか、一人たりとも生かして還さん。


 賊は全員殺すマン。別名怨将軍、甘く見るなよ?


 ニヤリ、と獰猛な笑みを浮かべているであろう俺に向かい、賊将が声をかけてくる。


「貴様は既に囲まれておる!抵抗は無意味じゃ!ただちにそのお方を解放せい!」

「あ?野良犬が群れてなんか吠えてるな?縮こまってる尻尾を切り落とされたくなかったらさっさと土下座しろ。

 腕の一本くらいで許してやらんこともないぜ?」

「ほう、よう言うた。殊勝ならば命くらいは見逃してやろうというのに」

「おあいにく、俺はお前らを生かして帰すつもりは、これっぽっちもないぜ?」


 できる。

 目の前の賊将はできる。さて、俺が抱えたガキは正直足手まといではあるが。

 ま、なんとかなるだろ。


 というか、さっさと不意打ちすればいいのである。

 俺は猪々子や春蘭みたいに野生の勘とかないし、斗詩みたいに守りのための打ち筋を構築することもできん。

 だがまあ、突破だけならなんとかなる。だから俺の前で固まっているガキに声をかける。


「突破するからな。舌噛まないようにしろよ?」


 ちらり、と窺うと後ろまでまんべんなく包囲されている。やるじゃない。

 だったら戦略的撤退は突進が活かせる前方へ。前方への撤退一択。

 気合、入れるか。


「ちょちょちょとちょと、ちょっと!」

「黙ってな。後は目を閉じとけば終わるし」


 烈風の首筋を撫でて、気合いを入れる。


「え、えええと、ええとね」

「黙ってろって」


 舌噛むと割と治り遅いぞ?


「厳顔!ゆゆ、弓をおさめなさい!この人は賊じゃないんだから!」


 厳顔?厳顔って誰さ。心当たりあるけど。

 気が抜けたのは対面の賊将も同じく。

 ぴりぴりとした殺気が霧消する。


「た、助けてもらったの!恩人なの!だから!控えなさい!」


 えええ。

 いったいどういうことなの。


「そ、それは誠ですかの?」

「わ、私の言を疑うのかしら?益州牧劉焉が娘。劉璋の言葉を!」


 えー。えー。

 えー。な、なんだってー!


「思った以上にいいとこのお嬢さんで笑えないよ」


 驚愕の俺である。ほんと笑えないというかびっくりである。

 ってか劉璋って。あー、そういや劉焉の後継のために洛陽に留学しろって俺が描いた絵図だったっけか。

 うおう。因果応報とはこのことかな。


「今更恐れ入っても遅いんだからね!」


 薄い……、本当に薄い胸を張る劉璋ちゃんである。

 壊滅的にぺったんこ。えぐれとる。


「いやまあ、恐れ入るとかないし」

「何よ、疑ってるの?」

「や、それはない」


 賊将と思ってた美女が厳顔だった時点で俺はなんかもう心が折れた。


「ふふん。だからね、貴方一人くらい雇い入れてあげるわよ。

 こんなとこを彷徨さすらっているんだからどうせ無位無官なんでしょ?

 そんな不安定な身分、奥さんだってもらえないわよ。

 悔しいかもしれないけどさっさと膝を折って私に従いなさい。

 わ、悪いようにはしないんだから」


 なにこのかわいいいきもの。

 どこぞのネコミミに見習ってほしいものである。けどね。


「や、この身は既に忠誠を誓った身なれば」

「う、嘘よ!」

「嘘じゃない。厚意には感謝するとも。

 が、北方において漢朝を守護する袁家。その配下に四家あり。

 遊軍をもって仕える紀家当主、紀霊。それが俺の名。

 三尖刀は既に主に捧げられている。すまんな」


 絶句する劉璋ちゃんである。


「縁があればまた会おう!さらばだ!」


 脱兎。サラダバー。

 ちょっとめんどくさいかなあと思ったら想像以上にめんどくさいことになったでござる。

 劉璋とかどういうことだ。

 混乱がマッハ。


 ええと、とりあえず漢中に向かおう!と思ったのだよね。


 ……思えば難題を放り出して先送りにしていいことはないというのは分かってはいたはずなんだよなあ。

 関わるつもりなどなかった益州とか劉璋について俺が頭を痛めるのはまた後のことである。


 マジややこしいの勘弁。


◆◆◆


「何よ、あれ」


 不服そうに桃色の髪をした美少女――劉璋――がぼやく。


「はは、ご不満そうですな」

「だって、だって私が召し抱えてあげるっていうのに」


 少女の言に厳顔は苦笑する。が、厳顔とて動揺は残っている。

 信じられるだろうか?あの袁家の、紀家の当主がこんなところを放浪しているなど。

 だが、自分が剥き出しの殺気をぶつけてなお、あの青年は余裕であった。

 厳顔は感じたのだ。あれは敵にしてはいかん、と。


「ま、劉璋殿の高貴さに気おくれしたようですな。今度会えばじっくり口説けばよろしい」

「なななななな、何を口説くとか、なにを言ってるのかしら」


 なんと可愛らしいことよ。

 これは正面から行けば大概の男はひとたまりもあるまいて。


「いやいや、袁家の重鎮と縁ができたのは僥倖。無論それに至る失策はこの身にいかようにも。

 ですが、縁は異なもの味なもの。

 これは奇貨とすべきかと」

「ど、どういうこと?」


 くすり、と艶然とした笑みに劉璋は気圧される。


「なに、あの御仁との縁は望んで得られるものではありませぬ。

 ですから。

 そう、知り合いとの縁は大事にした方がいい。

 その程度の老婆心ですぞ?」


 ニヤニヤとした厳顔の言葉に劉璋は頷く。


「そ、そうよね!袁家とは全く接点がなかったもの。

 配下とはいえ、紀家も名家だからお付き合いしてもおかしく、ないわよね?」

「ええ。ちっともおかしくありませんぞ?」


 満足そうに頷く劉璋を厳顔は微笑ましく。そう、微笑ましく見守る。

 彼女は彼女なりに劉家に忠誠を誓っているのだ。

 あくまで、彼女なりに。であるが。


「しかし、ご無事でなにより。この身がすり減る思いでおりました」


 失態もいいところである。護衛中の最重要人物を野盗の襲撃で見失うとは。

 膝を付き、こうべを垂れる厳顔に劉章は苦笑する。


「仕方ないわよ。私は無事だし、袁家に繋がりもできたかもしれない。

 うん。うん?違うわね、繋がりを確かにするのが私の役目よね、ここは」


 くすり、と笑みを浮かべる劉章。

 その表情は柔らかく、かつての狷介さは見えない。


「まあ、馬が野盗の襲撃で暴走しちゃったから私が行き倒れになりかけてたってのは、仕方ないことだもの。

 厳顔が万全を尽くしたのだったらどうしようもないことだったのでしょうし」


 そうして劉章は大きく伸びをする。

 そして、呟く。


「また、会えるかな……」


◆◆◆


 劉璋が史書に登場するには、もう少しの時と、いくつかの偶然が必要とされる。

 そして、渦巻く歴史という大河の奔流で彼女は少なくない影響を与えることになるのだ。


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