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正し屋本舗へおいでなさい  作者: ちゅるぎ
潜入?!男子高校
45/83

きっかけは潜入第一歩

……予定は未定だと確信した回です。

.








 ふっと止めていた息を吐いて肩の力を抜いた。

 


筆を置いて、背もたれに体重をかける。

机の上には完成したばかりの『術符』と術符を作るのに使った道具が散乱してるんだけど、片付ける気力は残念ながら微塵も残ってない。

 すっっっごく疲れた!

毎回のことなんだけど、量と質が上がるごとに疲労感が大幅増量とかないと思う。

水が飲みたいけど汲みに行くのも億劫で、できることなら誰かにベッドまで運んでもらって、そのまま熟睡したい。

…んだけど、この後は残念ながら仕事が待ってるわけですよ。無念。



 伸びをして、セルフマッサージでコリを解していると禪くんが静かに立ち上がった。

なんだろーと観察していると彼はスタスタと真っ暗な森がみえる窓へ歩いていく。

部屋の中はエアコンが効いてる御陰でとっても快適なんだけど……空気の入れ替えでもしたくなったのかな?

 ちなみに外からはどこからともなく蛙の鳴き声とか虫の鳴き声とかが聞こえてくる。

私が育ったところは田舎だから、こーゆー自然の音を聞くと物凄くホッとするんだよね。





「禪くん、空気入れ替えるならエアコン止めたほうが良くない?」



「必要ない。入れ」





 窓の外に誰かいるような口ぶりに、私は椅子から立ち上がる。

少しだけワクワクしながら窓へ向かった私の視界には、びっくりする位、あっという間に真っ白に。

それだけだったらまだ良かったんだけど…うっかり体制を崩したせいで思いっきり尻餅を付いた。

 かなりお尻が痛い。

でも、後ろに椅子とかなくってよかったと本気で思う。これは下手すると旅立ってたね!


床に転がりながら痛たた、と腰とお尻の当たりをさすっていると視界から白いモノが消える。

ついでに感じていた重みも消えたから、白い何かが私の上から退けたんだろう。





「あ。白吉しろきち、お使い終わったんだ?おかえりー」



「わう、わぅう…きゅうん」



「いや、そりゃちょっとは驚いたけど、久しぶりに会えたから嬉しかったんでしょ?気にしてないない」





 苦笑しつつも手を伸ばせば、白吉改めシロは嬉しそうに尻尾を降って私の顔を舐め始めた。

うぅん、相変わらず熱烈というか情熱的というか。

確実にヨダレでべっとべとだよ。


 シロと出会っておおよそ一年が経った。

彼は、不思議なことに霊力が強くなるに連れて体が大きくなって、今じゃ私が霊力の調整をしないと人を乗せて走れる規模になったんだよね。

 ちなみに普段は大型犬位になってもらってるから、ご飯の量は普通で問題ないし、ご近所さんや町の人たちには『正し屋』の看板犬として可愛がられている。

シロ自身も人と接するのが好きみたいで、自分から小さくして欲しいと強請ってくるほど。

人懐っこい、山神ってどーかと思うけど可愛いからよしとする。





「よしよし。お仕事が終わったら一緒に縁町を散歩しよっか」



「わふん!」




 ブンブンと千切れんばかりに尻尾を振るシロを落ち着かせて床から立ち上がる。

ここで私はよーやく禪くんの足元に見慣れないモフモフがいることに気づいた。


 座ってるのにそれは禪くんの腰くらいまでの大きさで、ものっそい存在感と威圧感を放ってる。

威圧感はモフモフが虎に似ているからだと思うんだけども……うん、ちょっと怖いかな!

動物園とかでみる虎より小さいけど、大きさとしては十分すぎる。

でも、シロと同じ位だから子供なら背中に乗ることもできそうだし楽しそうだ。




(仲良くなるには生肉かなぁ…)



 だって、どこからどう見ても虎だし。

青みがかった毛並みは文句なしの高級感を醸し出してて、金色の瞳は呆れたようにシロの姿を映してる。

犬っぽいのと猫っぽいのだから、やっぱり相性がよくないのかもしれない。





「(あああ、でもシロとはまた違ったモフモフ系!!シロのサラサラ毛並みもいいんだけど、猫系のふかもふも悪くないというか大好きなんだよね。うぅ、いいな…今度“式”になってもらえるなら猫系とかいいかも?鳥系のふかふかと犬系のサラサラいいんだけど、後は猫系か兎系だね)」




「―――――…なるほど、確かに若い神にしてはかなりの力があるようだな。優の肩に止まっている川蛍はケイ、足元にいる水虎はアオイ。真名は別にあるが、現時点では必要ないだろう」




「って、ああああ!またやった………真名は呼ばないようにって言われてたのに」



「確かに極力避けるべきだろう。まぁ、僕の場合は優の式とは相性があまりよくないから使うことはないだろうが……優なら俺の式を使いこなせるだろう」



「いや、流石にいくらなんでも人様のモフモ…いや、えーと式を使うなんてことはしないよ」






 というか、できないと思う…そうボヤいた私に禪くんは相も変わらず無表情なまま、足元で寄り添うように座るシロを見つめる。

観察するような視線にシロは全く動じる気配も気にするような素振りも見せず、一度禪くんを一瞥しただけだった。

いやいや、ちょっとくらい愛想を振りまこうよ、と心の中で突っ込んでみる。

普段、縁町の人達に振りまいてる愛想はどこへ!?





「お前に使う気がなくとも、従うだろうな。現に、ケイが懐いている事自体異常なんだ。式となったモノは基本的に術者以外に懐くことはない。好意を示すことはあれど、あくまでその程度だ」



「あ、それ須川さ……須川先生から聞いたことある。えーと、つまり……アオイくんに触ってもガブっとやられる心配はないってこと?」



「触ってみるといい。アオイ」





 禪くんの傍にいた大きな虎が私の目の前まで近寄ってきたかと思うと、その場でお座りをした。

足元にいるシロがムッとしたようにアオくんを睨みつける。

うむ、アオイって呼びにくいからアオくんでいいか。女の子だったらアオちゃんだね。


 チラッと禪くんを伺うと無表情で私とアオくんの様子を観察しているようだった。

とりあえず、見つめ合っていても時間が無駄に経つだけなので欲望のままに手を伸ばす。



で、伸ばした手は水虎の鼻先に届くか届かないかの所で止まった。



 禪くんが言うようにガブっとやられることはないんだろうけど…。

虎っぽい外見から触るのを躊躇したんだよ、本能的に。

だって見た目猛獣だよ?!動物園とかテレビでしか見ないんだよ!?

 言っておくけど決して、嫌いなわけじゃないんだ。

好きなんだ!

程よいモフモフ具合だし『あいらぶゆー・おんりーゆー・ネコ科・きんぐおぶ・もふもふ!』状態なんだけども…ほら、ね?

……猛獣に分類される虎っぽい生き物を間近で見ると迫力が違うわけでして。


 どうしたものかと手を伸ばした状態で固まっている私の腕がプルプル震え出した頃、目の前の虎がゆっくり動いた。

動く直前、呆れたような小さなため息が聞こえた気がしたけど、うん、きっと気のせいだろう。

 大型の虎は目を閉じてプルプル震える私の指先に頭を擦り付ける。

指先から伝わってくるフカフカでサラサラした感触に思わず感嘆の声が盛大にこぼれ落ちましたとも!

シロとは違った触り心地に思わず顔の筋肉がだらしなく緩んでいくのがわかるけど、凛々しい顔をする必要もないのでそのまま放置だ。





「ふぬぁぁああぁああ!ふ、ふ……ふかもふぅぅ~~~…ッ!」



『わぅ!?わうわうぅ!!』



「ちょ!禪くん、このモフモフ具合素晴らしすぎるんだけど!もっふもっ……って、尻尾ぉおお!なにこれ何なのこれ、やばいよ、半端ないよ!マジでなんだこれ気持ちよすぎるって!冬に寝る時だと至福極まりなくて一発昇天っていうかうっかり天国に片足突っ込んじゃうてば……ッ!」




 床の上に伏せた立派な体に抱きついてグリグリ顔を押し付ける。

手は勿論、喉の下と頭を撫で回しておりますとも。ふふん、この辺は抜かりないよ!勿論!

 うっとり頬ずりする私の体を人の手首位の太さはある尻尾がぽふんぽふんと一定のリズムで叩いてるのがまた幸せで、幸せで!

ぐるぐると猫が甘えるときに出す喉の音を聴きながら私はモフモフを堪能した。





「須川先生の考察通り、か」



「って、うわ?ちょ、シロ?!ひ、引っ張ったらダメだってばー!」



「自らの式に引きずられる術者を見るのは初めてだが、確かに、これはこれで…」





 面白いかもしれない、と抑揚のない声が聞こえてきた。

思わず突っ込みそうになったんだけど直前で時計が鳴った。

 心臓を震わせるような低く大きな音に思わず、体が反応する。

慌てて室内を見渡すと、立派な柱時計が点呼の時間を示してて、あっという間に時間が経過していることにまず驚いた。


 で、次のびっくりは突然首がしまったこと。


蛙が潰れたような声が出て、思わず原因があると思われる方向へ無理に視線を向ける。

すると、そこにはしれっと無表情な禪くんがいらっしゃいましたとも。

犬猫みたいな扱いに思わず口元が引きつった。

…な、何か扱いがひどくなってきてない?





「点呼の時間だ。点呼は部屋の前で待ち、寮長がひとりひとりの名前を読み上げて確認することになっている」



「だったら一箇所に集まって点呼とった方が早いよーな気がするんだけども」



「昔はその方式をとっていた。だが、それだと誰かが代わりに返事をしても気づかなかったんだ。結果として量を抜け出す人間が後を絶たず寮の規律が乱れたと聞いている」



「ほほーう、なるほどなるほど。だから部屋の前にいる生徒を寮長が確認して回るのか!そうだよねー、流石にそーなれば誤魔化せないし」



「点呼をとる時間になると外でセンサーが動く仕様になってる。僕らが出入りする時は解除するが、再び量に戻るまでの間は作動させておく」





 小声で会話をしつつ渡り廊下から、他の寮生が沢山いる廊下に出る。

ドアの前に立つと左側から視線を感じてそちらに顔を向けると、靖十郎と目があった。

心配そうだった顔から一転して、パッと明るい笑みを浮かべて手を振っていて何だか凄く癒された。

あれだ、小型犬的な癒し要素。


 こっそり手を振り返した所でドアの開く音が聞こえてきた。

騒めきが一瞬で消えて、引き締まった空気にビックリして禪くんを見上げる。

彼は私を見ることなく「名前を呼ばれたら返事をするだけでいい」と小声で教えてくれた。

殆ど唇を動かさないで話す人を私はこの時初めて見たよ。


 ぽっかーんと口を開けて禪くんを凝視していると靖十郎の名前が呼ばれ、次に封魔が呼ばれる。

封魔と靖十郎の後は私たちしかいない。

なにせ、特別な角部屋ですから!…なんか、凄く緊張してきた。





「315号室、真行寺院 禪」





 聞こえてきたのは、青年の声。

子供っぽさは殆どない声は聞き取りやすい部類に入るんじゃないだろうか。

 声の主は、程よい今どきの青年だった。

三年生だからか髪は黒いけど、程よく砕けた感じのいい青年だ。

あれだ、宅配便とか引越し屋さんとか出前の兄ちゃんとかに向いてる。

爽やかさも適度にあるし制服を着たらバッチリだね!


 禪くんの返事を聞いて次は自分の番だと身構える。

いや、名前呼ばれるっていうのは緊張するもんだよ…例えば、上司に呼ばれた時とか。





「江戸川 優」



「は、はい!」



「食堂で封魔に担がれてた編入生か。こーやってみると、噂にたがわずちまっこいな」



「ち、ちまっこい…しかも噂になってるなんて」





 項垂れた私の頭をグリグリと撫で回した寮長は手にもっていたバインダーに挟まれている紙に何かを書いてそのまま声を張り上げる。

一瞬、彼の傍らにいる生徒が気になったんだけど多分副寮長だろう。

寮長と一緒にいる時点で同級生っていうのは考えにくい。

だって、三年生も全員廊下に出てるし、ね。





「点呼終了!全員確認、とっとと部屋に戻って寝ろー。明日、一日を乗り越えれば楽しい休日だ!外出するなら忘れずに副寮長か俺に書類を出すこと!以上、解散!」




 そこらじゅうから了承の声が上がって、彼らは来た道を戻って棟から出ていった。

寮長たちを見届けた生徒はバラバラに部屋へ向かったり友達に寝る前の挨拶を済ませている。


 ちなみに禪くんと言えば、とっとと部屋へ帰ってしまった。

うーん、素早い。

私も潜入の準備をしなきゃいけないコトを思い出してドアノブに手をかけた。




「っ…優!あ、えーと、その……あ、明日!明日点呼が終わって飯喰いに行く時は一緒に行こうな!生徒会チョーにも出来るだけ慣れるつもりだし」



「靖十郎ありがとう。流石に寝起き一発であの過酷すぎる食堂戦争に挑める自信ないし…頼むよ」



「お、おう!じゃあ、色々あって疲れてると思うけどゆっくり休めよ。もし、生徒会チョーと同じ部屋で寝られないってんなら明日から俺らの部屋で寝られるように寮長に直談判するし!」



「(これから仕事だしゆっくりは寝てられないんだけど…言えないし黙っておくしかないか)あはは、覚えとく。あ…―――――――そうだ、コレ。靖十郎と封魔の分」






 靖十郎の顔を見て思い出したのは符を作る時、一緒につくったお守り。

私が作ったから須川さんの作ったやつより格段に効力は落ちる。

けど、普通に売ってるお守りよりは効果があると思う。

 始めは符のまま渡そうかとも思ったんだけど、それだと「符をぽんっと渡すなんて、コヤツ、なにもの?!」なーんて展開になりかねない。

だから持ってきていたお守り袋に『符』と作った『御神水』をいれた小さな瓶を入れた物を渡すことにしたんだよね。

 ちなみにお守り袋は普段から持ち歩くようにしてる。

現場でお守り作りとかも十分すぎるくらいにあるからね!





「え、これ……も、もしかして優の手作り?!」



「そこっ?!そこなんだ、着眼点。いや、うん、いいんだけどさ……昼間に、色々あったから少しでもって思って。できれば持ち歩いて欲しい」



「別にいいけど……これ、持ち歩けばいいんだよな?」



「うん。それで、できれば学校内では絶対に手放さないで欲しい―――――――……心配、だから」






 薄情だと言われても構わない。

須川さんから「被害者が出た」と言われ、それが私の知らない人であることを知って思ったんだ。


靖十郎や封魔じゃなくてよかった、って。


人間なんてそんなものだって思うんだけども、それはそれとして、だ。

この心配はこの学校に居る限り尽きない。

霊力の高い靖十郎や封魔の波長が原因になってるそれらと合ってしまったら…?

こういう考え方をするのは私が「こちら」の人間だからかもしれないけど、霊力をもたない人間よりも持っている人間の方が危険なのは知識だけじゃなくて経験上イヤってくらいわかってる。




(自己満足なんだろうけど、なにもしないよりはマシだよね?)



 何故かさっきからぴくりとも動かない靖十郎の手をとって、お守りを握らせる。

勿論、封魔の分も含めて2つ。

ぎゅ、と落とさないように握らせてから調査のための準備をしなきゃいけないことを思い出した。





「じゃ、そーゆーことだからソレ、明日からちゃんと持ってて。おやすみ、靖十郎!封魔にも宜しくって伝えて」



「へっ?!お、おう……!お、おやすみ」





 お守りを握り締めて頷いたのを確認してから、手を振って部屋に戻る。

点呼の後だって禪くんは言っていたし、急いだ方がいいだろう。


 駆け込んだ部屋には、寛いでいるチュンと川蛍がいた。

それはまだいいっていうか、和むから大歓迎なんだけど……せないのは冷戦状態の狼っぽいものと虎っぽい生き物。

 禪くんはしれっとした顔でバスタオルを持ってシャワー室へ向かうところだった。

いやいや、この部屋の状況放置ですか!?




「ちょ……禪くん?」



「点呼の後とはいったが、潜入するのは一時間後だ。それまでに体を清めておけ」



「お、おうとも」




 頷いた私に満足したのか禪くんはシャワー室へ消えていった。

その姿を見送って、自分も準備を始めることにする。

必要なものを詰めて『調査用』として渡された制服を準備し、禪くんと入れ替わる形でシャワー室へ。

身を清めてから制服を纏い、サラシをしっかり巻いたあと、必要なものを装備していく。


 作った符はズボンのベルトに付いてる専用のケースに収納して、刀も同じように鞘へ収める。

ズボンのベルトには沢山のモノを入れられるようにいくつかのケースが付けられるようになってて、霊刀を納める為の鞘もしっかりバッチリだ。





 部屋を出る前に、私は須川さんに貰った御神水を一口飲んだ。


これで、準備は万全!

どっからでもかかってこい!とは流石に言わないけど、多少のことがあっても大丈夫な筈。

緊張を誤魔化すようにシロやチュンに「頑張ろう」と声をかけて、窓枠に手をかけた。

一旦、舎監室にいって須川さんと合流だ。

 それから、私の仕事が本格的にスタートする。










 部屋を後にする間際に見た時計は、静かに時を刻んでいた。

夜の11時。あと1時間経てば“彼ら”が動き始める時間になる。

―――――何が出るのかはわからないけど、できるだけ怖いものが出なければいいな…なんて正し屋従業員らしくないことを考える自分に苦笑が溢れた。


 




.

 ま、また終わらなかった…ッ!!

わかってるんだ、削ればいいだけの話だってことくらい!!で、でもやっぱり日常って大事ですよね?!ね?!



…ここまで読んでくださってありがとうございました。

次も出来るだけ早めにうpできるよう頑張ります、ハイ。

ほんと、次こそは学校に一歩でも潜入できるはずです…!たぶん!


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