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大地の宝石  作者: 森宮 スミレ
〜第三章 目覚める鉱石〜
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追想 3

 夜間に校内へ忍び込んだと思われる生徒を探して、セリアは夜の校舎をコソコソと歩き回っていた。僅かな音も聞き逃すものか、と改めて気合いを入れ直す。息を殺して人の気配を探るが、何も感じ取れない。


 せめて、ハンスよりも先に見つけ出さなければ。そうしなければ、色々と不味いことになる。

 ユフェトは、マリオス候補生達を招集したくらいだ。当然教師達にも似た様な内容のお達しを出しているのだろう。それを考えると、今夜のハンスの苛立ちは想像するだけでも恐ろしい。


 なんとも間の悪い。などと考えていたセリアはそこで唐突に足を止めた。通りかかった扉の隙間から僅かに明かりが漏れているのだ。その扉の先は……


「図書室?」


 ソッとその扉を開ければ、奥の方にランプの明かりが見える。そこに生徒が居ると確信すると同時にセリアは顔から血の気が引くのを感じた。

 こんなバレバレのやり方では、間違いなく見つかってしまうではないか。そう理解すると同時に急いで足をその方向へ向けた。


 相手を驚かせないよう静かに近付くにつれ、セリアは明かりが図書室内の最も奥まった一角にあるのに気付いた。一般の生徒は勿論、教師ですら許された者しか立ち入りを認められていない場所。マリオス候補生のみが使用を認められている、閲覧禁止書棚が並ぶ場だ。


 なるほど、とセリアは一人納得した。こんな夜更けに図書室に侵入したのは、何か調べたいものがあったからか。そういえば、自分も候補生になる以前ここに勝手に入ってしまったことがあったな。などと思い出しつつ、足を進めた。



 パラリ、と頁を捲る音が鮮明になりだした頃、セリアはそっと顔を覗かせ奥の様子を確認する。そこでは、一人の女生徒が必死な面持ちで何かの資料に目を走らせていた。


 その懸命な様子に、セリアは出来ればそっとしておきたい気持ちが込み上げて来るが、そういう訳にもいかない。スッと息を軽く吸い込むと相手を驚かせないようやんわりと声を発した。


「あの……」

「ひっ!!」


 とはいえ、後ろめたい事をしていると感じている時に唐突に声を掛けられ、驚くなという方が無理だ。案の定その女生徒は思い切り肩をビクつかせ短く悲鳴を上げた。


 まあ予想内のことである為、バッと顔を上げた女生徒にセリアは大丈夫だとやんわり微笑みかける。その様子から、相手に敵意はないと取ったのか、女生徒も僅かに警戒を緩めた。


 そこでセリアもホッと安堵するがその瞬間、カツンと響く足音が鼓膜を突いた。

 やばい、と咄嗟に判断したセリアはサッと女生徒の持っていたランプを奪い取るとその灯を急いで消す。そして驚いた様に目を見開く女生徒の顔を最後に照らした明かりが消えると、その手を取って棚の更に奥へと身を隠した。


「セ、セリア様……」

「シッ!お話しはあとで」


 その言葉に女生徒も状況を読み取ったのか息を呑む。それと同時に、先程は遠くに聞こえた靴音が、今度ははっきりと響いた。

 カツン、カツン、と次第に近付くその音に、セリアは必死に気配を殺す。緊張からツッと流れた冷や汗が背中を伝っていくのを感じた。



 すぐ隣から発せられたのでは、と錯覚する程近くに聞こえたのを最後に、足音はまた少しずつ遠ざかっていく。


 暫くして完全に消えたその音と気配に、セリアは漸く緊張を解く。その頃になり目も暗がりに慣れて来たことで、改めて自分の背後に押し込めていた女生徒を振り返った。向こうもこちらが見えているのか、振り向いたと同時にペコリと頭を下げられる。


「あの。すみませんでした。セリア様にご迷惑をお掛けしてしまって」

「はっ?あの、いえ。そんな、お気になさらずに……」


 急に謝られた事にも驚いたが、それ以上に「セリア様」などと呼ばれた事に唖然と口を開いた。少なくとも、今までこの学園でそんな呼ばれ方をした覚えはない。


「でも、マリオス候補生様にこんなことをさせてしまうなんて。本当に、私……」

「そんな。えっと、取り敢えずお名前を聞かせて貰っても良いですか?」

「はい!私、今年からこの学園に入学しました。エリス・ウィーリングクロスです」

「ああ。新入生の方でしたか」


 それならば、学園のことにもまだ慣れていない筈だ。わざわざハンスが見回りの日に寮を抜け出しても仕方ないといえるか。とセリアは内心で一人頷いた。


「あの。それで、何を調べていたので?随分熱心だった様に見えたのですが」

「え、えっと…… そ、それは……」

「よろしければお手伝いしますよ。この辺の棚でしたら、私もお役に立てると思いますし」

「で、でも……」


 セリアの申し入れにエリスは途端に怯んだ。確かに、この辺りの棚は自分にとって閲覧禁止であるが、彼女は特別な存在だ。立ち入りを許され、それを手に取る事を認められている。けれど、マリオス候補生である彼女に、こんな事を頼んでも良いものだろうか、と不安を覚えた。


 学園に入学する以前から噂となっていた、初にして唯一の女性マリオス候補生。

 優秀で明晰、かつ才能を持ち合わせていなければなれないマリオス候補生。男しか許されていなかったその場に、唐突に現れた女神の様なたった一人の女性。

 噂や話題を耳にする度、どんな方だろうとエリスは想像を膨らませ、また尊敬や憧れを抱いていた。


 初めてその姿を見た時、容姿や雰囲気の印象は自分の抱いていたものとかなり違った。だが、次の瞬間見せた他の候補生達との見事な議論。臆することなく己の意見を述べ、また相手を納得させる弁舌。それはまさに、想い描いていたマリオス候補生そのものだった。


 そんな、まるで雲の上の人の様な彼女を、これ以上煩わせるのはやはり躊躇われる。けれど、もし彼女の助力を得ることが出来たなら、これ程心強いことはない。もしそうなれば、自分の目的が果たせる可能性が格段に増すのではないだろうか。



 心中葛藤するエリスを前に、セリアはこの状況に再び不安を覚え始めた。


 一応の危機は去ったとはいえ、また何時ハンスが戻って来るか解らないのだ。これ以上ここに居るのは危険だし、出来れば今夜はもう切り上げた方が良いだろう。

 けれど、彼女の目当てのものが早急に必要であるなら、そうも言っていられない。だからこそ、手伝おうと申し出たのだが、当人は眉を寄せたまま考え込んでしまった。もしかしたら他人に聞かれたくはない内容なのかもしれない。


 そこまでセリアが考えた時、去ったと思った危機が再び訪れた。

 カツン、と木霊した足音に、セリアもエリスも同時に跳ね上がる。流石にもう限界だと察したのか、セリアは咄嗟にエリスの腕を引いた。


「これ以上は…… ハンス先生に見つかると、ちょっと恐ろしいことになるというか。とくに今日は間が悪いと言いましょうか。取り敢えず、もう寮に戻らないと、本気で不味いかもしれないので」

「は、はい」


 出来る限り小さな声で、それでも必死に訴えかけるセリアに、エリスも思わず頷いてしまった。そのまま腕を引かれ導かれるままに、そっと奥のもう一つの扉から外へ抜け出す。

 幸いにも自分達の存在はハンスには気付かれなかったようで、無事に寮に辿り着くことが出来た。


「あ、あの、本当に申し訳ありませんでした」

「そんな。気にしないで下さい」

 そう言って微笑むセリアに、けれどエリスはとても不安そうな顔を向ける。何かを言いたげなその表情にどうかしたのだろうか、とセリアは首を傾げた。


「そ、その…… 校則違反であることは重々承知しています。セリア様のマリオス候補生様というお立場も理解しているのですが、その、今夜のことは……」

「そんな。どうかご心配なさらずに。大したことでもありませんから」

 報告する気はないと言ったセリアに、エリスは漸く安堵を見せた。ホッと息を吐くその姿に、セリアはもう一度笑みを浮かべる。


「その、もし私に何か出来ることがあれば、是非言って下さい」

「……セリア様」


 礼を述べ頭を下げたエリスが自室へ向かうのを見届け、セリアも部屋へ戻る。自室の扉を潜り寝台へ辿り着いた所でセリアは再び深い溜め息を吐き出した。


 ……やってしまった


 ユフェト校長につい先程校則違反には注意するように、と言われたばかりなのに。エリスを諌めるどころか、逃れる手助けまでしてしまった。かといって、あの場でハンスに突き出すのはあんまりだと思うし、彼女にも理由があった様子だったし。

 とはいえ、やはり後ろめたい。こんなことでは、他の候補生達にも示しがつかないではないか。


 もう一度、肺に溜った息を全て吐き出すと、セリアはそのまま着替えもせずに脱力したまま寝入ってしまった。







「……なんか今日は疲れてるみたいだったね」


 ルネが目の前のカップに紅茶を注げば、セリアはそれを有り難く頂戴した。それを一口啜ると胸の内から安心感が広がるような気がする。


 今日一日中、ハンスの顔をまともに見られなかった。視線が合えば途端に昨晩の事がバレてしまうのでは、と気が気でなかったのだ。その所為で、ハンスには授業に集中していないと思われたのか、厳しい説教を食らう羽目になってしまったが。


 そういえば昨日の彼女、エリスはどうしたのだろうか。とセリアはふと考えた。閲覧禁止書棚に用があるなんて、一体何を探していたのだろう。



 考えたところで答えなど出る筈もないのだが。大丈夫だろうか、などと気にしながらセリアが再び紅茶を口に運ぶと、後ろから唐突に怒声が響いた。


「いい加減にしないか!そんな考えで、国を動かせる筈がない」

「貴様こそ。その甘い思想を早急に捨てるべきだな」


 言い争いながら温室に踏み込んできた二人に、セリアは思わず本日何度目かになる溜め息を洩らした。この二人は、本当にまったく。


「また?」

 ルネがランとカールの後ろで苦笑するイアンにこっそりと尋ねれば、彼はバツが悪そうに頭を掻いた。

「もう、こりゃ病気だな」

「たまにはイアンが止めに入ったら?」

「無茶言うなって」


 未だ言い争う二人を遠巻きに眺めるイアンにルネは提案してみるが、そんな恐ろしいこと出来るか、とあっさり断った。


「そうして切り捨てずにすむ道を探すこともせず、全てを白と黒に分けるべきではないだろう」

「一つ一つに無駄な時間を割いていては、余計に国務が滞るばかりだ。そんなことも解らないか」

「救えるのなら手を差し伸ばすべきだ」

「目先の情に流されれば、その為に他にも影響が及ぶ」


 どちらも一歩も譲らず、青と紫の瞳が今にも相手を射殺さん勢いでぎらついている。


「貴様は、腹の中に巣食う害虫までも救えと言うのか?何処までも、考えの甘いことだ」

「己の行政にとって不利な存在があるのは当然のことだ。だからといって、それだけの理由で一掃するなど、強引すぎると言っている」

「貴様にとやかく言われる筋合いはない。よくもそうまで物事を楽観的に捉えられるものだ。そんな見解で国を導ける筈もない」

「すぐにそうして己の利益を優先する、お前の高慢こそ今この場で捨てるべきだろう!」


 どうしてこの二人は、こうも似たような内容の口論を延々と飽きもせずに繰り返せるのだ。セリアは軽く頭を抱えたい気持ちであった。


 この二人の不仲はもう諦めるとして、それでどうして口論の仲裁に自分を駆り出すのだ、ルネ達は。

 チラリと後ろを振り返れば、早く止めろ、と言わんばかりの視線を送って来る友人達。まったく、自分にどうしろと言うのだ。


「あ、あのですね。お二人とも立派な思想を持ってるんだから、そう頭ごなしにお互いを否定しなくても。それに、政敵を幾ら辞めさせても、また他の反対意見を持った人は絶対に居る訳でして。でも、だからって下手に放置しておくと、どうしても動き辛くなる可能性もあるといいますか…… ひっ!」

 途端に双方から睨まれ、その迫力に思わず短く悲鳴を上げたセリアは肩を振るわせる。まったく、どうして自分がこんな目に合わなければならないんだ。




そんな風にセリアが内心文句を並べながらも二人の間でオロオロとしていると、別方向から制止の声が響いた。

「オイオイ。アンタ等が大声で怒鳴るから、外で可愛い女の子が怯えとるやないか」


 苦笑混じりのルイシスが、そう言いながら一人の女生徒と共に表れた。

 釣られるようにそちらを振り替えれば、すっかり脅えきった様に顔を青くして縮こまる少女の姿。


「エリスさん!?」


 今にも泣き出しそうな表情のエリスに、セリアは駆け寄ると大丈夫かと声を掛けた。


「セリア様。私、やっぱりセリア様にお話したくて。でも来てみたら、あの、とてもお忙しそうで…… ごめんなさい!た、大切なお話の邪魔をして」

「そ、そんな。気にしないで下さい。」

 むしろありがたい。あの二人が止まるきっかけを作ってくれたのだから。などとセリアは考えてしまう。

「本当に、全然大した話ではなかったので」

「セリア様……」


 そんな潤んだ瞳で見詰められても困るのだが、とセリアはどうしたものかと頭を悩ませた。まあ、ランとカールの口論を見慣れていない者ならば、仕方のない反応とも言える。


 どうやってエリスを落ち着かせようか、と模索するセリアの横にスッと影が立った。


「驚かせてしまってすまない」

「あ、いえ。ランスロット様。そんな、滅相もありません」

「君は、みたところ新入生のようだが。セリアに用事なのだろうか?」

「え、えっと…… はい」

 コクリとエリスが小さく首を縦に振ると、ランは心得たとばかりに頷いた。

「セリア。我々は外に出ていよう」

「あっ、お願い」


 ランの言葉を皮切りに、候補生達が温室を出て行く。こういった時に率先して紳士的に対応してくれる彼の存在は、やはりありがたい。とセリアは改めてしみじみ思った。

 エリスと二人きりになったところで、落ち着かせるべく彼女を椅子に促す。


「大丈夫ですか?すみません、びっくりしましたよね」

「い、いえ。お噂通り、将来のマリオスとしてこの国の為に立派な議論をされているのですね」

「……え?あ、あはははは」


 尊敬の籠ったその科白に、セリアは軽い罪悪感にも似たものを覚えた。なんだか、騙しているようで申し訳ないのだ。あの二人は、ただ単に壮絶な口喧嘩を繰り広げていただけなのに。



「それで、お話しというのは、昨日のことですか?」

「……はい。こんなこと、マリオス候補生の方にお願いするのはどうかと思って、一晩考えたんです。でも、私一人ではやっぱりどうなってしまうか不安で」

 顔を手で覆うエリスに、セリアもいよいよ焦りだした。

「そ、そんな。本当に、何でも気軽に言って下さい。出来ることでしたら、精一杯力になりますから」

「……セリア様」


 瞳に期待が籠り、漸く顔を上げたエリスにセリアも内心ホッとする。とはいえ、取り敢えず話しを聞き出さないことには何も始まらない。


「それで。昨晩は何を探しておられたので?」

「……過去の生徒名簿とその住所録を」

「えっ?」

 恐る恐る紡がれた言葉に、セリアは思わず頓狂な声が漏れた。

「生徒名簿、ですか」

「はい。一般生徒も見れる名簿には、その住所までは記録されていなくて……」

「つまり、誰かをお探しということですね?」


 その問いに、エリスは小さく、だがはっきりと頷いた。その表情からエリスの必死さは十分に伝わって来る。それを感じ取ったセリアも、グッと身を引き締めた。


「それで、何方どなたを?」

「………アントニオ・パールという人です」

「ええっ!あ、あの、男の方ですか?」

「はい」


 僅かに頬を染め俯くエリスの様子から、それがどんな関係の人物か窺えてしまう。微笑ましくも映るその姿だが、セリアは呆然として言葉を忘れていた。


「……七年程前に、私が数ヶ月間滞在していた屋敷の傍でお会いして。隣の領地に、同じ様に滞在していたらしくて。それで、その…… それからずっと忘れられなくて」

「七年間も、ですか……」

「はい。実際会っていたのは短い時間でしたけど…… 私の初恋で」


 母親が病にかかり、療養の為に訪れた親の知人の地方の屋敷。その領内を散策していたところ、エリスはアントニオに出会ったという。


「その、小さい頃のことなので記憶が曖昧で。もう一度お会いしたくても、何処の家の方か解らなくて。 でも、彼が将来はフロース学園に入学する、と話していたことだけは覚えていたんです」

「……それで、住所録を」


 小さく頷いたエリスに、セリアは掛ける言葉が見つからずただ口を引き結んだまま己の手元に視線を下ろした。その間も、エリスは必死な様子で口を開く。


「一度だけでいいんです。ただ、どうしてもお会いしたくて。彼は私の事を覚えていないかもしれないけれど。でも、私は……」

「…………」

「この学園に入学したのも、彼を探すためで。でも、学園内では見つからなかったので、多分もう卒業した後なのかと。……彼の年齢も、覚えていなくて。そんなに歳は離れていなかった筈なので、過去数年分を調べられれば、きっと」


 諦める様子を一切見せないその姿は、本来であれば何とかしてやりたちという気持ちを起こさせるものだっただろう。けれど、セリアは奮起するどころか、ますます顔を青くしてみせた。


「あ!す、すみません。やっぱり、マリオス候補生様にこんなことお話しするのは失礼、でした」

「…………いえ。そんなことは」


 どうしたことか、声が上手く出せない。グルグルと廻りだす思考で、セリアは漸くそれに気付いた。なにか、言葉を掛けてやらねばと思うのに、まるで声帯を失ったかの様に喉が動かない。そもそも、なんと言ったら良いか、言葉がまるで思い付かない。


 何の返答もない状況に、断られたと判断したのかエリスはシュンと項垂れながら立ち上がった。明らかな落胆が見て取れるその姿に、けれどセリアは未だに何の言葉も発せられないでいる。


「お時間取らせてしまって、本当にすみませんでした」


 肩を落として温室を去って行くエリスを見送るセリアは、未だに呆然としていた。





 どうも様子が可笑しいな。あのお嬢ちゃんやったら、もうちと違う反応する思っとったけど。それに、なんや深刻な顔して、どうしたんやろな。

 まあ、ええか。取り敢えず、そないに大きな問題やないし。


 ただ、面白そうやから、もうちっと見物させてもらおか。



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