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大地の宝石  作者: 森宮 スミレ
〜第一章 埋もれた小石〜
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手紙 2

 カーテンが窓を覆い、陽の光が満足に届かない室内で、最新の報を伝える紙に綴られた字を目で追う者が居た。暗闇の中で字など読めるのか、と疑問に思うが、その者にとってはあまり気にする点ではないらしい。

 普段ならば新聞を広げる機会など滅多にないが、この日ばかりは違った。家の者とはあまり関わりを持たなくても、屋敷中が同じ話題で盛り上がっていれば、いやでもその内容は耳に入るというもの。信じ難かったが、それでも確認の為に紙面を広げた。

 そこには、周りに気圧される事なく、勇ましく剣を振るう、良く見知った人物。その横に書かれた詳細を最後まで読む事なく、グシャリと音を立てて丸められた新聞を投げ捨てる。感情の全てを捨てた様な目が、無惨に転がった「紙クズ」を、何時までも凝視していた。





 セリアが何時ものように静かな廊下を歩いていると、後ろから唐突に声が投げかけられた。

「セリアさん!!」

「ふぇっ!?」

 その怒気を含んだ声に驚いて振り返れば、三人のスラリとした美人が、自分をこれでもかという程睨んでいる。今にも襲いかからんばかりの気迫に、セリアもうっと一歩後ずさった。

 彼女達が何を目的として自分を呼び止めたかは、セリアにも分かっている。なにせ、既に何度も廊下や教室で声をかけられ、その全てが同じ理由だからだ。間違いなく、彼女達もそうであろう。

「少しお話がしたいの。いいわよね」

「えっと、その……私、これから……」

「はっきり言わせてもらうけど!!」

 これから用事がある、と続けようとしたのだが、彼女達に聞く気は無いらしい。その事にセリアはがっくりと肩を落とす。しかし、自分は直ぐにでも温室へ行かねばならないのだ。先程クルーセルに呼び止められ、手にしている資料を温室に居るであろう者達に渡す事になった。いくら時間に制限は無いとはいえ、あちこちで散々呼び止められ、既にかなりの時間が過ぎている。これ以上遅れると、魔王様の凍てつく睨みを確実に頂戴する事になるわけで、出来れば一刻も早く温室へ辿り着きたい。

 そんなセリアの内心知った事ではない、と女生徒達は尚も声を荒げる。

「貴族令嬢として恥ずかしくはないの!!いくらマリオス様達に取り入る為とはいえ、競技会にまで参加するなんて!!!」

「いえ、あの……ですから……」

「しかも、カールハインツ様が受け取る筈だった優勝杯を紛失するなんて」

「そ、そうはいわれましても…………」

 国王暗殺の為、優勝杯に爆弾が仕掛けられていた、などと公表する訳にもいかない。一時は混乱した場をなんとか宥めたものの、その場の者全てが納得する説明はされなかった。急な事だったのでそれは仕方ないだろう。

 しかしそうなると、人とは勝手に憶測を広げて行くものである。杯が偽物にすり替わっていたとか、外から聞こえた爆音はテロの仕業だとか。中でも酷かったのは、勇ましく競技会に挑んだものの優勝を逃した令嬢が、優勝杯に目がくらみ陛下から盗んで逃げた、というものだ。

 王宮の権力を使ってでも、セリアや候補生達に汚名が着せられる様な噂は出させない、と国王が約束してくれたが、既に広まった噂や誤解が取り除かれるのには時間を要するのも事実。更に、今の所、大衆が納得する様な説明もされていない。事態が完全に治まるのは、気長に待つしかなさそうだ。

 噂を立てられるなんてこと、セリアにとっては大した事ではないのだが、こうして何度も文句を言われるのは勘弁して貰いたい。

「いい加減に身の程を知ったらどうなの!!」

「は、はぁ……」

 言い返すことも面倒なセリアは、取り敢えず目の前の女生徒達の声を聞き流す事にした。こういう場合、暫く言わせておけば自然と向こうの熱も冷めるので、自分が何かを言う必要もないのだ。言った所で聞いては貰えないだろうし。

 しかし、このままでは魔王様の睨みだけでなく、文句の一つや二つ付いてきそうだ。彼の小言一つに比べれば、女生徒達の怒りなど大した事はない。


 セリアが内心でため息を吐く間にも、彼女達は言いたい放題言って満足したのか、得意げな顔でその場から去って行った。それを見送ったセリアも短く息を吐くと、サッと踵を返す。そのまま温室へ向かって足を急がせたのだが……

「ちょっと、アナタ!!」

「は、はい?」

 またもや呼び止められてしまった。






 度々行く手を阻まれながらも、漸く辿り着いた温室にセリアはソロソロと足音を忍ばせて入る。気配を出来るだけ消し、中に居る人物を確認しようと視線を動かしていると、

「遅い」

「ひ、ひぇっ!!」

 後ろから背を這う様な声が聞こえ、セリアは飛び上がった。バッと振り返った先では、その視線だけで人を射殺せるのでは、というほどこちらを睨む魔王様がいらっしゃった。その姿に悲鳴を上げそうになるが、セリアは己の命の為なんとか堪える。これ以上機嫌を損ねれば、どうなるか分かったものではない。

「あ、セリア。わざわざ持って来てくれてありがとう。ごめんね。急に頼んじゃって」

「い、いえいえ。これくらいお易い御用ですよ」

 そう言ってセリアはカールからさり気なく目を逸らす。そのまま気付かれないよう移動しよう、と足を動かしたが、途端に睨まれた。背を走った悪寒に、セリアもひっと短い悲鳴を上げる。すると、その様子に見かねたのか、すぐにランが二人の間に割って入った。

「カール、やめないか」

「それがさっさと動けば良いだけの話しだ」

「急な頼み事をしたのはこちらだぞ」

「この程度の事、それほど時間を要する必要もないはずだが」

 なんだか不穏な空気がだだ漏れしている二人に、セリアはまずい、と顔を青くし慌てて資料を二人に手渡した。この二人が言い争いを始めれば、それがどんな惨事を生むかは、セリアも身を以て知っている。しかし、時は既に遅く、セリアが手渡した資料は二人にとって、相手をねじ伏せるための材料にしかならない。

 お互いを睨み合ったランとカールの間で、試合開始の合図であるセリアの悲鳴が鳴り響いた。





 フラフラと女子寮に戻ったセリアは、がっくりと肩を落としながら自分の部屋へ向かっていた。あのまま議論は延々と続き、先程漸く解放されたところだ。

 どうしてあの二人はああも仲違いするのだ、と聞きたくなる。普段は、流石はマリオス候補生、と賛美を贈りたくなる様な議論を交わすが、頭に血が上ったランと、額に青筋を浮かべたカールが顔を合わせた時は別である。最終的には、やれお前は甘いだの、やれお前は横暴だの。はっきりいって、下らない喧嘩に発展してしまうのだ。それに巻き込まれるのは、当然の如くセリアである。双方から逃すものか、とがっちり釘を刺されては、建前上の議論に参加しない訳にはいかない。

 ランを相手に強烈な舌戦を繰り返すカールを、元々彼を怒らせたのは自分だという後ろめたさから、セリアは諌める事も適わず。議論という名の口喧嘩はそのまま夕食時まで持ち込まれた。数時間の後にお互い漸く怒りの炎が鎮火したのか、なんとか案は纏められ、それと同時にセリアも解放される。しかし、ここへ来るまでにどれほど気力を使っただろうか。

 はぁ、とため息を吐いて自室の扉に手をかけると、横から声が掛かった。

「ちょっと……」

「へっ、アンナ?」

「貴方宛に手紙よ。居なかったから私が預かる事になったの」

「あ、ありがとう」

 用件だけ述べ、アンナは白い封筒をセリアに渡すと、さっさと自分の部屋へ戻って行った。

 自分に手紙とは誰からだろう、と差し出し人の名を確認したセリアは目を見開いた。信じられないものを見た様な顔で、そのまま部屋へ入るなり、急いで封の中から紙を取り出す。広げたそれに視線を落とし、書かれた内容を理解していく内に、セリアの表情は少しずつ険しくなっていった。

「えっ!?」

 手紙の向こうに、これを書いた人物の顔を見た気がした途端、セリアの手は震え始める。小刻みに揺れる手は、その中にあった白い紙を落としてしまった。しかし、それを拾う事はせずセリアは部屋の入り口で佇むだけ。そのまま動けず、セリアの脳をあらゆる思考が巡っていく。その大半は、どうして、という疑問が占めていた。

 暗いままの部屋で、窓から入り込んだ月明かりが僅かに照らした手紙の一部にはこう綴られていた。

『二日以内には退学届を出す様に』








 朝日が差し込む頃、セリアは机に向かったまま手の中にある紙をボンヤリと眺めていた。一晩中そうして過ごしたセリアは、飽きもせず同じ文面を何度も何度も読み返す。しかし、幾らそうしていても、綴られた文字が変わる筈もない。

 それでも、セリアは他にする事を忘れたかの様に、何時までも手紙を手放さなかった。

 そんな事をしている内に、外から人の声が聞こえ始める。ハッとして窓の外を見ると、校舎を目指す生徒達。驚いて咄嗟に時刻を確認した。それを見ると、結局一晩明かしてしまったようだ。今からでは間違いなく遅刻である。こうしてはいられない、と慌てて登校の用意をしようとしたが、そこで思いとどまる。

 手紙には二日以内とあった。封筒が届いたのが昨日だとすると、少なくとも今日中に退学届を出す必要がある。

『退学届』

 その言葉を口の中で何度も繰り返すセリアは、迷いながらも机に向かい筆を取った。







 この時間、生徒は各々のクラスで授業を受けている筈である。しかし、校長室には生徒の証である制服を着た女生徒が一人、自分のクラスへ向かう事はせずに、その部屋の主の前に佇んでいた。

「…………」

「今まで、お世話になりました」

 校長は目の前に差し出された一通の封筒と、自分の執務机の前に立つ人物を見比べる。ゆっくりと頭を下げる栗毛の地味な少女を見詰めるその表情は、普段と変わらない様に見えるが、その周りの空気は普段の様に穏やかな訳ではない。

「急な決断のようだが、誰かに相談はしたのかな?」

「……いいえ」

「そうか。君が十分考えた上で出した答えならば、私は何も言うまい」

「はい……ありがとうございます」

 待っていたその言葉を聞くと、セリアは校長室から静かに退室して行った。その姿が扉の後ろへ消えて行くと、クルーセルが途端に校長に駆け寄る。

「校長、いいの?セリアちゃん。折角ここまで来たのに」

「………………」

「校長?ねぇ。聞いてる?」

「…………ク………クルーセル、君……」

 漸く振り向いた校長は、まるで捨てられた子犬の様に絶望的な目をしていた。必死に平静を保っていた校長だが、もう限界であった。弱々しげに自分の理解者を見上げれば、困った様な顔を向けられる。

「とにかく、彼等にも聞いてみるわ。まだ諦めちゃだめよ」

「そ、そうだな」

「そうよ」

「……………しかし、どうも迷っていた様だが、一体何があったと言うのだ」

 そのまま顔を伏せ、ブツブツと何かを唱え始めた校長を置いて、クルーセルはさっさとその部屋を出た。本当なら、もう少し長居する積もりでいたのだが、そうも言っていられない。

 この後、今までに見た事が無い程真剣な表情のクルーセルを校内で見た、との目撃情報が彼の同僚の元に届く。

 そんなクルーセルが、目的の人物の内の一人を見付けるとすぐさま駆け寄り、その肩を軽く叩いた。

「ちょっとザウル君。いいかしら?」

「クルーセル先生……!?」

「あのね、セリアちゃんの事なんだけど、最近何か悩んでいなかった?」

「セリア殿、ですか?いえ、特には」

「そうなの?じゃあ、何か嫌な事があったとかは?」

「すみません。自分に心当たりは……セリア殿に何かあったのですか?」

「それがね…………」




 今得た知らせを自分の友人達に伝える為、ザウルは駆け足で温室へ向かっていた。

未だにクルーセルの言葉は信じ難いが、嘘を言っているとも思えない。何かの間違いか、とも思ったが、真剣な表情の彼を見て、それが確かなのだと確信した。しかし、一体どうして急に。

 温室へ転がり込むようにして入って来たザウルに、中の者達は目を見開いて彼を迎える。

「ザウル!?」

「ハァ、ハァ。セ、セリア殿は……?」

「セリア?まだ来てないけど、どうしたの?」

「その……」

 細身な身体からは考え難いが、平均男性と比べてかなり体力のあるザウルが息を切らしているなど珍しい。それ以前に、いつでも落ち着いた雰囲気を持つ彼が、ここまで取り乱しているとは。一体何があったのだ、と候補生達も緊張を高める。

「どうしたんだ?」

「セリアに何かあったのか?」

 疑問を口にしながらザウルを見詰める候補生達。やはりまだ誰も知らないのか、とザウルは一度肺に残る息を全て吐き切り、そして深く息を吸い込んでから言った。

「セリア殿が……退学届を出されたそうです」

「……はっ!?……今、なんて……」

 ザウルの言った言葉を理解出来ず、候補生達は思わず聞き返した。

 退学届。それを出すという事は、この学園を去るということ。そんな当たり前の事だが、候補生達はまるでその事を忘れてしまったかの様に、その意味を考えていた。

 誰も言葉を発せず、温室は静まり返る。しかし、ザウルの言葉が漸く脳に浸透すると、枷を切った様に全員が声を上げた。

「何時だ!?」

「今日、先程校長室で」

「なんでだよ!!昨日はそんな素振り全く見せなかっただろ!!」

「分かりません。でも、クルーセル先生もその場に居たようで、実際に見たと……」

 分からない。昨日まで当たり前の様にそこに居て、何時もの様に議論を交わしていたというのに。あのセリアがこんな重大な事を胸の内に秘めていたなら、自分達が気付かない筈はない。恐ろしい程考えが素直に顔に出るのだから。昨日のセリアは、確かに退学など考えてはいなかった。

 ならば、彼女は一晩でこの決断を下したというのだろうか。

「しかし、理由に心当たりが無い。一体、何故!?」

「そうだよ。急に退学なんて……」

 あのセリアにこれほど短時間の内に退学届を出させるなど、一体何があったというのだ。そんな風に候補生達が慌てていると、たった今温室へ入って来た様子の人物が顔を表した。それを確認すると、ルネがその名を呼ぶ。

「セリア!!」

 外まで聞こえていた大声に、セリアが一体何事かと様子を窺う様に恐る恐る顔を覗かせた。しかし、表情はやはり曇っている。その姿に、ザウルに言われた事が間違いでは無かった事を確信して、候補生達は詰め寄った。

「なんでいきなり退学なんだよ!?急過ぎるだろ!!」

「えっ!!何で知って……?」

 今まで世話になった彼等に、何も言わない訳にもいかず、これから退学の事を話そうと温室へ出向いたのだが、候補生達が既にその事を知っていた事に驚いた。

「セリア、本当なの?」

「う、うん」

 ルネの質問に目を伏せながら答えたセリアに、今度はランが質問する。

「せめて理由を聞かせてくれないか?何故、急に?」

「それは…………」

「何か悩み事があるなら相談してほしい。我々に出来る事なら、君の力になりたい」

「……ごめんなさい。言えない……」

 急な知らせに理由も無しでは彼等も納得はしないだろう、とは思ったがそれでもセリアはその胸の内を語ろうとはしなかった。

 これは彼等に気軽に相談出来る様な事ではない。完全に個人的な事情だ。それに、話してどうなる事でもない。

 だからといって、その所為で心配性で責任感の強い彼等に、また要らない心労を掛けてしまうのは忍びないが、こればかりはどうにもならないのだ。

「言えないって……なんでだよ?誰かに何かされたとかか?」

「そんなことない!学園での生活は楽しいし、残りたいよ。でも……」

「じゃあそうすればいいじゃないか」

「……ごめん…………」

 ただ謝るだけのセリアは、それ以上の言葉を拒否する様に温室を出ようとする。これ以上を聞かれても、何も答えられないのだ。しかし咄嗟に誰かに手を引かれ動きを止めた。振り返れば心配気に細められた琥珀の瞳に見据えられる。

「セリア殿……せめて、貴方のお心をお聞かせください。その決断で、後悔はされないのですか?」

「うっ……」

 嘘を許さない独特の雰囲気に気圧され、セリアは言葉に詰まる。

 後悔しない訳がない。恐らく、生涯自分の判断を悔やんで過ごすだろう。しかし、それが分かっていても、自分は答えを変えることは、出来ない。

 ザウルの問いに答える事が出来なかったセリアは、その手をやんわりと解くと、そのまま言葉を紡ごうとする顔を見る事が出来ず、今度こそと足を動かす。しかし、またしてもその行く手は阻まれてしまった。

「わっ!!」

「…………」

 セリアが外へ出ようとすると、突然壁にぶつかった。と思ったが、こんな所に壁がある筈は無い。驚いて上を見上げれば、いつもの冷たさを含んだバイオレットの瞳。突然のカールの登場に驚くが、ここで歩みを止める訳には行かないのだ。

 セリアはカールの横を急いで通り抜けると、今度こそ候補生達の集う温室から走り去った。

「……何があった……?」

 目を逸らしてこの場から走り去った栗毛の少女と、思い詰めた表情を揃える候補生達の姿に、眉を顰めたカールが問う。誰かの葬式か、という程重い空気を割り、ルネが戸惑いながらもゆっくりと事の経緯を話した。



いくらなんでも納得が出来ねぇ。

どうしていきなり、こんなことになっちまったんだ。そもそも、何でアイツは理由を言おうとしないんだ。そりゃあ、言いたくない事もあるかもしれないっていうのは分かってる。

でも、だからって指を銜えて見てるなんて出来る訳ない。


俺は…………



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