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color  作者: 北山和泉
2/3

・blueからskyblueへ

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「信じてみてよ、俺のこと」


逢えてよかったって思ってよ。


「理由なんかないのに、誰かが誰かを傷つけて、みんなして見て見ぬふりして、誰もが自分には来ないと信じる。」


君は、ぽつりと言う。


とても複雑な顔をして。


俺は、返す言葉が見つからない。


君は続ける。


「自分のことが一番嫌い。でも、人が一番嫌い、あんた意外」


そう、君は言ってくれた。


その時思ったんだ。


氷が少しだけ


ほんの少しだけ


とけたって。


見えたんだ。


凍りついた胸の中に


綺麗なピンクの優しい心が。。。


俺が全部溶かしてあげるよ。


信じれるようにしてあげる。


俺が、絶対に。。。

読んでくれてありがとうございます。

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