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世界の深淵を0歳までの退化デバフをかけられた俺が覗くとき  作者: 卵くん
アルゴーの集落編 〜 クーリエ 30歳? 〜
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X-58話 解錠せよ!

評価、ブックマークを熱望している今日この頃です、ぜひよろしくお願いしたいです!!


毎日投稿での更新を目安に執筆していきますがズレることもありますのでよろしくお願いいたします。

 秘密の実験場。そう、ここは何人の目に触れることなく、秘匿されておかなければいけない場所なのだ。だから、この場所にふらりと舞い込んだ者。言うなれば、侵入者は排除しなければならない。それが、秘密を守っていくために必要な最小の犠牲なのだから。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 しばらく歩くと、俺の目の前に再び先ほどは破壊されていた扉と、同じ作りをした扉が道を塞いでいた。次は、破壊されているということはなく、しっかりとその機能を果たしている、試しに、数度ドアノブをいじってみたがやはり、空回りの音が聞こえるだけで、一向に開く気配を見せることはない。


「仕方ない・・・。壊すか!」


 一人で呟き、右手を使って力拳を即座に作る。そして、はぁー!という気迫と共に、溜めていた力を一気に放出するイメージで力強く拳を突き出した。


カァァン・・・!!


 周囲に響く金属音。反響したそれは、間近にいた俺の鼓膜をも激しく震わせ、頭痛を生じさせる。と、同時に右手に鋭い痛みが走った。言うなれば、まるで絶対に壊せないものに拳を振り下ろしたような、そんな痛み。その時、俺の頭を嫌な予感がよぎった。この感じ、どこかで身に覚えがあるような気が・・・。


「ッ——! あちゃ〜、やっぱりか!!」


 右手をフラフラさせながら、俺は先ほど殴りつけた物体を見据える。そこには、本来なら吹き飛ばされた扉と、その先につながる道が現れているはずだ。だが、実際はどうだろうか。簡単だ。変わらず扉が健在で行く末を遮っている。俺の、天恵は再び()()()()()()


 この問題といつまで付き合えばいいのだろうか。すぐに天恵をフルに自由に使いこなすことは叶わずとしても、せめて出したい時には力を振るえるようにはなっていたい。そうでないと、命の危機に瀕した時、天恵が使えませんでした。で死んでしまうのは、情けなくて涙が出てくる。


「はぁ〜。辺りに脇道は・・・。なさそうだな。こっからどう進んだらいいんだよ」


 ため息まじりに、つい愚痴がこぼれてしまう。だが、打つ手が残されていないのも事実であった。もう一度、天恵を使うのを試してみるか。いや、結果は見えている。この分からず屋な天恵の付き合い方はなんとなくではあるが、日に日に熟知してきている、という自負がある。こういった、能力が使えない日は悉く使えないのだ。今日という1日は、天恵を頭に置くのは間違った判断にしかなりえない。


「万事休す——か。引き返すか」


 そう言って踵を返した時。奇妙な音が背中から聞こえた。それは、解錠の音。厳重にロックされた鍵が一つ、また一つと解除されていく音であった。

いかがだったでしょうか? 気に入ってもらえたのなら、嬉しく思います!


繰り返しになりますが、コメント、評価、ブックマークは私のモチベーションにもつながりますので、ぜひしていただくと幸いです。よろしくお願いいたします。



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