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女神様の赤い糸  作者: もも野はち助
【番外編】
16/17

噂の真相

時間軸は本編終了後から一カ月以内。

シャーロットと出会う前の寄宿学校時代のクラウスがどんな過ごし方をしていたかの話になります。

「シャーロット嬢~、今日は何でそんなに機嫌が悪いの~?」


 もはやお手上げ状態のクラウスが、困り果てたような笑みを浮かべ、シャーロットに不機嫌な理由を聞き出そうとする。


「機嫌なんて悪くありません!」

「いや、絶対に何かに怒っているよね? と言うか確実に僕に対して怒っているよね? 僕、まだ君を怒らせるような事は何も言っていないよね?」

「『まだ』って、どういう事!? いつもは私を怒らせる前提なの!?」

「だって……君、不貞腐れるとすぐに頬を膨らませるだろ? なんかリスが食べ物を口いっぱいに頬張っているみたいで可愛いから……」

「でしたら、どうぞ心ゆくまでその状態をご堪能下さい!」

「流石に二十分以上もそういう顔をされると、もうお腹いっぱいなのだけれど……。出来れば今度は笑顔を見たいのだけれど」

「今日は無理なので、諦めてください!」


 そう宣言したシャーロットは、黙々とご機嫌取りで出されたクリームチーズケーキをパクパクと口に運ぶ。

 そんなシャーロットの様子にクラウスが、盛大なため息をついた。

 対してシャーロットの方は、今から四日前の出来事を思い出す……。



 今から四日前、シャーロットはロマンス小説仲間の友人宅で、婚約が決まったお祝いとして、仲間内のみでお茶会を開いて貰ったのだ。

 そしてそのお茶会では、主にクラウスの話題で盛り上がりを見せる。


「シャーリーはいいなぁ~。クラウス様のような素敵な方と婚約出来て。だってクラウス様はロマンス小説に出てくる王子様のような容姿なのでしょう?」

「やはりお優しい方なの? 王都へ行儀見習いに行っていた姉の話では、誰に対してもお優しい物腰の柔らかい方だって聞いたのだけれど」

「私はとても紳士的な方だと聞いたわ! しかも女性へのエスコートが、とてもお上手だって!」

「学業の方も優秀な方なのよね? 兄から聞いたのだけれど、成績は常に上位だったって……」

「しかも第三王子のアルフレッド殿下ともご学友なのでしょう? 王族の方との交流があるなんて、シャーリーにもその機会が訪れるのではなくて!?」


 やや質問責めにされるシャーロットだが、友人達の中のクラウスのイメージは、シャーロットが知っているクラウスのイメージとは、どこか違っていた。

 クラウスが優しいのは確かだが、たまにわざと意地悪な事を言うし、シャーロットに対しては紳士的な振る舞いは、あまりしてくれない。

 それどころかリラックスし過ぎて、常に砕けた雰囲気だ。

 学業が優秀というのは納得出来るが……それは博識と言うよりは、策士的な意味合いで頭の回転が早いという感じだ。

 第三王子アルフレッドとの関係も友人というより、悪友という印象である。


 友人達の夢を壊すつもりはないが、クラウスはロマンス小説に出てくるような甘く、とろけるような令息ではなく、辛口で皮肉屋というのが本性である。

 この事実を友人達の夢を壊さずにどう伝えるべきか……。

 あるいは、伝えたところで信じて貰えない可能性もあるのでは……。

 そんな事を考えながら、シャーロットが悩んでいると、友人の一人がある興味深い一言を発した。


「でもクラウス様って、寄宿学校時代は常に女性に囲まれていたのでしょう? 行儀見習いに行っていたお姉様の話だと、よく城下町のカフェで五人くらいのご令嬢を引きつれてお茶をされていたって」


 その話を聞いた途端、シャーロットが大きく目を見開いた。


「私もお兄様から聞いた事があるわ! なんでもアルフレッド殿下に言い寄って来たご令嬢方は、殆どがクラウス様の事を好きになってしまって……。その後は気を持たせるような素振りをされ、勇気を出して告白して振られてしまったご令嬢が、後を絶たなかったって」


 その話で、今度はシャーロットの眉間に深いシワが刻み込まれる。


「でも一番有名な噂だと、アルフレッド殿下に熱を上げていた男爵令嬢を何人か口説き落とした後、盛大に振ったっていう話じゃない?」


 その話はシャーロットを唖然とさせ、一瞬だけ行動不能にした。


「何それ!! そんな話、私は一切知らないわ!!」


 怒りによって叫ぶように声を上げたシャーロットに、ロマンス小説仲間の令嬢達が一斉に注目する。


「知らないって……。かなり有名な話なのだけれど……」

「私達の間でもクラウス様の事は、よく話題に上がっていたじゃない」

「シャーリー、縁談の話が来るまでクラウス様の事、知らなかったの?」

「あー、ダメよ。この子、お姉様に群がる令息以外は、記憶に残らないから」

「それって要注意人物的な意味で?」

「シャーリーにとって現実の男性は、お姉様に群がる害虫か、そうでないかの二種類しかないのよねー」


 友人達の言いたい放題な様子に更にシャーロットが、怒りを露わにする。


「ちょっと! 今日は私の婚約祝いのお茶会なのでしょう!? それなのにどうして主役の私が、言いたい放題言われなきゃならないのよ!!」


 しかし友人達は、それぞれ顔を見合わせながら、何故か苦笑する。


「だって、ねぇ……」

「シャーリーだし……」

「そうやって、すぐ頬を膨らませて怒るから、つい……」

「シャーリーの怒り方って、可愛いのよね」

「だから思わず、からかいたくなってしまって……」


 その反応にキィーとなったシャーロットは、出されたプチケーキをバクバク食べ始め、すっかりヘソを曲げてしまったのだが……それも友人達の狙っていた反応らしく、次から次へとプチケーキを勧められ宥められてしまった。


 結局、シャーロットの婚約祝いと称したお茶会は『シャーロットをからかって愛でる会』となって終了したのだが……。当のシャーロットは、その友人達がもたらした情報で、この四日間かなりモヤモヤしていたのだ。

 特に一番引っ掛かっているのが、第三王子にのぼせ上っていた令嬢をわざわざ口説き落とした上に振ったという内容だ。


 もしかしたら第三王子に頼まれ、仕方なくそう振る舞った可能性が高いが……。

 それでも恋する乙女の気持ちを弄び、踏みにじる行為には変わらない。

 同じ女性の立場からすると、そのクラウスの行動は、かなり許せない内容だ。

 何よりも五人以上の女性を連れ立って、頻繁にカフェでお茶をしていたという状況が、潔癖なシャーロットにとっては、かなり減点対象である。



 そんな出来事があった為、今日のシャーロットはクラウスに会う前から、機嫌が悪かったのだ。

 そして先程からツンとした状態で、クラウスに冷たい態度を取り続けている。

 そんな一週間ぶりに会った婚約者の仕打ちに流石のクラウスも音を上げ出す。


「シャーロット嬢~、いい加減に怒っている理由を教えてくれないかなー? でないと僕は、謝罪も出来ないからお手上げ状態なのだけれど……」

「……………」

「シャル~?」

「勝手に愛称呼びしないでください!!」

「いいじゃないか。もう婚約しているのだし……。あっ、もしかして『シャーリー』の方が良かった? それとも『ロッティ』?」

「そうやって、すぐ茶化さないでください!」

「だって……君が怒っている理由を全く話してくれないから……。話し合いは大切だよ? 夫婦円満の秘訣なのだから」

「まだ夫婦じゃありません!」

「いずれ夫婦になるのは確定なのだから、今から素直になる練習をしておかないと。ほら、何で怒っているの?」


 流石のクラウスも痺れを切らしたのか、過剰に絡み出して来たので、シャーロットは俯きながら、渋々怒っている理由を語り出す。


「寄宿学校時代、頻繁にご令嬢五人くらいを連れ立って、城下町のカフェに出入りしていたって……」

「あー、うん。と言うよりも僕がカフェに行くと、勝手に彼女達が付いてきて同じテーブルに座って来るっていう状況が正しいね……」

「アルフレッド殿下目当てで近づいてきたご令嬢の殆どが、クラウス様の事を好きになって、散々気を持たせられた挙句、振られたって……」

「確かにアルフ目当ての令嬢達が、僕の事を好きになってしまうケースは結構あったけれど……。気を持たせる素振りをした覚えはないよ? そもそもそれは、相手が勝手に入れ上げて来たのだから、僕は不可抗力だろ?」


 まるで自分の方が被害者だと、主張するクラウスの態度にシャーロットが、やや白い目を向ける。

 そんなシャーロットに、クラウスはお得意のニコニコした表情を向けた。

 しかし、次に発したシャーロットの言葉でクラウスは固まる事となる。


「でも一番有名な噂だと、アルフレッド殿下に熱烈に想いを寄せていた男爵令嬢数名をクラウス様が口説き落として、その後は盛大に振ったって」


 シャーロットのその言葉にクラウスの顔色が、サッと変わった。


「ま、待って! シャーロット嬢! それ、一部違うから!」

「一部違うって……やっぱり、そういう事をしていたって事!?」


 クラウスの反応にシャーロットが、テーブルに両手を突いて勢いよく立ち上がり、瞳にジワリと涙を溜め出す。


「わぁぁぁー!! 待って! 泣くのだけは勘弁してくれ!! た、確かにそういう行動をしたのは事実だけれど……。ちゃんと理由があって、そういう振る舞いをしたんだよ! そもそもそれはアルフに頼まれて……」


 そのクラウスの言い分に更にシャーロットが目くじらを立てる。


「いくら王族のご友人に頼まれたからと言って、女性の恋心を踏みにじるなんて許せないわ!!」

「こ、恋心……?」


 シャーロットの訴えに一瞬、キョトンとしクラウスだが……次の瞬間、盛大にため息をついた。


「シャーロット嬢……。その状況、ちょっと変な部分があるって思わない?」

「何処が変なの!? あなたは女性の恋心を弄んだ挙句、盛大に振ったのよ!?」

「うわぁ……。君の中で今の僕は、どれだけ悪人扱いになっているんだ……」

「だってそうじゃない!!」


 するとクラウスが、もう一度長いため息を吐く。


「あのね、シャーロット嬢。王族のアルフに言い寄って来たのは、男爵令嬢(・・・・)だ。これって意味分かる?」

「身分の事を言っているの? でも恋愛に身分なんて関係ないじゃない!」

「あー、うん。君、相当ロマンス小説に毒されているね……。確かに君が好んで読んでいるロマンス小説に出てくる男爵令嬢は、か弱くて虐げられている状態で健気に頑張っている所を王族に見初められ、幸せになるというパターンが多いと思うよ? でもね、現実の常識ある男爵令嬢なら、まず自身が気安く王族に絡んでいい存在か、身の程をわきまえているはずだ」

「で、でも! 好きになってしまえば、そういう事は……」

「好きになってしまったのなら尚更だよ。自分が王族であるアルフに付きまとったら、アルフの評判が悪くなって迷惑になると普通は考える。むしろその恋を諦めようと努力するはずだ。でも彼女達は違ったんだ。明らかにアルフに付きまとって、既成事実でも作ってやろうというくらい野心に満ちたご令嬢方だったんだよ……」

「そ、そんなの分からないじゃない……」


 そのシャーロットの意見にクラウスが苦笑する。


「分かるよ? だって相手の迷惑も考えず、自分の欲を押し通そうとするなんて、それって本当にアルフに好意を抱いているように見える?」

「うっ……そ、それは……」

「僕がアルフに頼まれて引っかけた男爵令嬢達は、皆、王族の愛妾の座を狙った野心溢れるご令嬢方だ」

「で、でも! それならばクラウス様だって、その男爵令嬢達にとっては、成り上がり可能の優良物件になるのでは!?」

「うん。途中からはなっていたね。そこで登場するのがアルフだ。初め王族であるアルフに言い寄っておいて、途中から伯爵令息の僕に鞍替えする。いわば王族を巻き込んだ三角関係だね。つまりこの状況は、男爵令嬢という身分でありながら、第三王子を袖に流そうとしたという状況になるのだから、不敬罪の疑いを掛けられる可能性があるよね?」


 そう言ってニッコリ微笑むクラウスにシャーロットは、口をパクパクさせた。


「も、もしかして……二人で組んで、その男爵令嬢達を黙らせていたの!?」

「言っただろう? 学生時代のアルフは僕に借りが、たくさんあるって。そもそも入学時にアルフが僕に掛けた第一声が『君、女性受けの良さそうな容姿だね。僕の虫よけをやってくれないか?』だよ? そんな友人の作り方、普通あり得ないだろ……」

「アルフレッド殿下って……クラウス様より性格がよろしくないのね……」

「待って。それ、僕に対して失礼だから!」


 シャーロットの呟きに抗議した後、クラウスは小さく息を吐く。


「大体……僕は兄と違って優秀ではないのだから、父から出された成績上位維持の条件を満たすのに必死で、恋愛なんてする暇はなかったよ……」

「お父様から? もしその条件が満たせなかったら、どうなっていたの?」

「退学手続きをされて、父の元で鬼のような家庭教師を何人も付けられて、勉学三昧の地獄の日々かな……。百歩譲って勉学三昧は我慢出来ただろうけれど、あの頃の僕は、反抗期真っ只中だったから、父と同じ空気を吸うのも嫌だって思うくらい嫌っていたんだよね。だからもし条件を満たせず、実家に戻されるような事になったら、出奔して平民の道を選んでいたかもしれないね」

「そこまでお父様の事、お嫌いなの……?」

「嫌いだね! 兄はそうでもないみたいだけれど」


 シャーロットの前では滅多に嫌悪感を出さないクラウスなのだが……。

 どうも父親の話なると、どうしても感情が押さえられならしい。

 それを察したシャーロットは、この話は深く掘り下げない方がいいと判断し、別の話題に変える事にした。


「でも……いくら恋愛する暇が無かったとは言え、中には本気でクラウス様に想いを寄せてくるご令嬢はいたはずでしょう?」

「いたね。十五人くらい」

「じゅ、十五人!?」

「でも全員丁重にお断りさせて貰った後、そのご令嬢方に好意を抱いている身持ちの良い友人やクラスメイトに慰めるようにアドバイスして、何組か婚約出来るように仕向けていた」

「なっ……!!」

「確か八組くらい婚約にこぎつけていたね……」


 そう呟くクラウスにシャーロットが、口をあんぐりさせる。


「あ、呆れた!! クラウス様の学生時代って最低!!」

「何故? 僕のお陰で八組も良縁で結ばれたんだよ? むしろ褒めて欲しい」

「どう聞いても陰で他人の交流関係を誘導的に操作して、それを楽しんでいたようにしか聞こえないわ!」

「だって仕方ないじゃないか……。世間は皆、恋愛に現を抜かせる程、余裕があるのに僕には、それを楽しむ時間すらなかったんだよ? それなのに学業で手が離せない状況で、猛アピールしてくるご令嬢方が後を絶たなくて……。それなら手っ取り早く誰かとくっ付けた方が、僕も助かるし、皆が幸せになれるじゃないか。ましてや、この時はまだ君とも出会っていないのだから、兄が語ってくれる文通内容の君の人物像が全てだったんだ。だからあの頃の僕には、そうやって他人の交流関係をやんわり誘導する心理ゲームを楽しむ事と、兄から聞かされる君の面白エピソードを心待ちにするぐらいしか楽しみが無かったんだよ……」

「お、面白エピソードって……」


 するとクラウスが、ニヤリとした笑みを浮かべた。


「面白エピソードだろ? だって君は姉上を害虫令息達と嫉妬に狂った令嬢達から守る為、色々やらかしていたじゃないか。中でも一番の僕のお気に入りは、自分が口説かれている事に気付かず、姉上目当てだと思い込んでいたその令息達に辛辣な言葉を君が浴びせ続けていたという話かな~。いや~、これはある意味、将来的に僕との運命的な出会いに備えて、君の無意識な防衛本能が働いてくれたとしか思えないよ! もしかしてその時から、赤い糸が見えてなかった?」


 明らかに茶化してくるクラウスの態度にシャーロットが、ブルブル震えだす。


「どうしてクラウス様は、そうやってすぐ私をからかってくるの!?」

「だって……君、怒り方がもの凄く可愛いから……」

「友人達と同じ事、言わないで!!」

「あっ、やっぱりロマンス小説仲間のご令嬢間でもその事は周知されているんだ」

「やっぱりって、どういう意味よぉぉぉー!」

「まぁまぁ、そう怒らないで。可愛いって言われているのだから」


 キィーとなってテーブルに両拳を打ち付けているシャーロットを宥める為、クラウスがシャーロットの頭を撫で始める。


「もうぉぉ!! 子供扱いもしないでください!!」

「それは無理だな~。こんな可愛い怒り方されちゃうと……」

「その可愛いって言うのもやめ……」


 悔しそうな表情をしながらシャーロットが、自分の頭を撫でてくるクラウスの左手を振り払おうとした時、急にクラウスがその手でシャーロットの左手を掴んだ。その瞬間、シャーロットが体を強張らせる。

 それに気付いたクラウスは、悪戯でも企むような笑みを浮かべた。


「まぁ、こちらとしては悪い虫も付かず、無事に僕の元へ来てくれた事に一安心ってところかな?」


 そう言ってクラウスは、シャーロットの左手をガッチリ掴んだまま、自分の口元へと持っていく。

 そしてそのままシャーロットの小指部分に軽く口付けを落とした。

 するとシャーロットが、分かりやすいくらいガチガチに固まってしまう。


「そ、そういう大人の余裕みたいな接し方をするのもやめてください……」

「でも子供扱いはして欲しくないのだろう?」

「…………もうしばらくは子供扱いのままで、お願いします」

「うーん、それは非常に残念だー」


 ガチガチに固まってしまったシャーロットの要望に応えるように左手をゆっくり解放したクラウスは、名残惜しそうな表情を浮かべた後、苦笑する。

 シャーロットを大人の女性として扱えるようになるには、まだ先だと感じたクラウスは、やや警戒気味な愛らしい婚約者を宥めるように再度、彼女の頭を撫でた。


 そんなクラウスに不満げな視線を向けるシャーロットだが、自分が大人になるのを待ってくれている事に気付いている為、大人しく頭を撫でられ続ける事にした。

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