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Our Armed Life.  作者: 水龍
Prologue
2/11

The life just began

はじめまして水龍です!

この度日常系学園ファンタジー『Our Armed Life.』の連載を始めることにしました!

ファンタジー要素が出てくるのはもう少し話が進んでからになりますが、武器と共に生きる流星くんたちの日常を楽しんでいただければ幸いです。


少し先の未来の話。


国連総会で『武器格闘に関する法案』が満場一致で可決された。


武器格闘––––通称、武格。刀、斧、拳銃、毒針…多種多様な武器を操る“武器使い”と呼ばれる人々が行う格闘競技である。


そもそもの話、何故この法案が可決されたのか。理由は簡単、自分の身は自分で守れという言葉に則ったから。常任理事国のアメリカを中心に武器の所有を義務づける法整備を求める声が上がり、周りの国も同調したのだ。


日本も例外ではなく、国連総会での結果を受けてすぐさま銃刀法の撤廃、それに代わる新たな法律を作ることになった。


しかしそう簡単にはいかなかった。


確かに武格が国力を示す1つのものさしとなり、各国の政府が主体となって武格を浸透させていったことはよしとしよう。今となっては武格を知らない者はいなくなったし、教育課程に武格のカリキュラムが導入させている国がほとんどである。


ところが武器を手にしてみんながみんな同じ考えを持つとは限らない。


中には武器を使って無差別に人を攻撃したり殺してしまう輩もいる。それだけでなく、日常生活においても武器同士の接触で思わぬ事故につながることも増えた。


実際に武器で相手を故意に殺せば無期限の大会出場停止などのキツい処分が待っているとはいえ、犯罪率や事故件数が上がり調子なのは目に見えて分かる。


それにも関わらず、人類は決して武器を手放そうとはしなかった。法案の撤廃が話題に上がったところで常任理事国の権力でもみ消されるからだ。


俺たちは生まれたその瞬間から武器と共にある一生(Armed Life)を送ることを約束されている。許した訳でもないのにな。



そして俺、井上流星(いのうえりゅうせい)もここ日本で武器使いとして何気ない1日を過ごしていくのだった––––––

ここまで読んでいただきありがとうございますm( _ _)m

不定期な更新になると思いますが、1人でも多くの方に楽しんでいただけるように精進します!!

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