あとがき
「Fly,fly high」最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
長年、趣味で小説を書いて来ましたが、ネット投稿するのは初めてでした。
周辺の友人くらいにしか見せたことがなかったので、たくさんのアクセスがあったことに「ビックリ!!」でした。人気作品に比べたら微々たるものですが、自分的には期待した以上の反響でした。
中にはお気に入り登録までしてくださった方もいて、もう本当に感謝!感謝!!でした。
改めて、本当にありがとうございました。
さて。この稿ではちょっとした裏話などを。
まず第一に申し上げたいのは、この話!主人公(男)が、ホントどうしようもないヤツでしたねえ!!(笑)
書きながら自分で、よくもまあ、こういう爽やかさとかカッコよさのカケラもないヤツを恋愛物のヒーローに据えたものだと。
あらゆる点でダメすぎる……。明らかにマザコン入ってるし。書きながらしょっちゅう笑ってました。(註:私はこーゆーキャラ大好きです)
まあ、普通の恋愛物では絶対に主人公になれないような、こういう人を大活躍させられて個人的には大変満足でした。思う存分書き切りました。
ちなみに、女の子の方もしっかりしているようで結構弱いところのある子です。
弱い二人が、力を合わせて立ち上がる……みたいな話が書きたかったんです。
まあ、どちらかと言えば彼女の方が男前で彼氏の方が悪い意味で女っぽいっていうか。そんな二人でしたね。
実は、最初のジャンル分けとか、タグ付けで結構悩みました。
こういう話、っていうのは初めから分かっていたので。ファンタジー、というタグは絶対に入る。だが、それ以外は……この小説、いったい何だ??って。ファンタジー設定はありますが、それメインじゃないし。半分は現実世界の物語だし。
あえて言えば恋愛か……って。そんな決め方。でも、自分が恋愛小説読みたくてこの話に当たったら、正直「違うだろっ!!」て思う……。(ジャンル詐欺でスミマセン)
「青春」というには、熱さとかさわやかさとか純粋さが足りない気がするし。青臭い話ではあるんですけど。
何かこの話を表わすピッタリな言葉ってありませんかね??
あ。病院もの?(それも違う)
そういえば、一昨年に半月ほど入院をしていたおかげで、この話の昼パートが書きやすかったです。
何でも経験はしておくものだ。
脇役。
チュウリィの異母兄たちは、全員書いていて楽しかった。実は、全員自分が過去に書いた主人公たちのアバターです。並べてみると、私のダメンズ好きっぷりがよく分かります。
チーリン、チョイ役のつもりだったですが結局サブキャラ中ナンバーワンの出演量となりました。
いろいろ動いてくれて使いやすかったわ……。最後、結構いい役だったし、本人的にも良かったのでは。
タイスーは、実はもうちょっと書きたかった。出番を狙っていたのですが二回、それもチョイ役しか出せなかった。
ウェンバクは、ちょっとこの人の持ち味を出し切れなくてそれが心残り。まあ、脇キャラなので、主役二人がちゃんと書けていれば作品的にはオッケーなんですけどね。
アイマグ。この人もこの人で、味のある人なんですが、物語の都合上あまり明るい面が出せず。
この人は、いい人すぎて損するタイプの人です。
陛下は、チョイ役ですが書いていて面白かったです。好き勝手してくれるから。
チュウリィ父は、物語のターニングポイントとなるシーンの立役者なので、話の進路をはずさないようにとそれだけで書いていたので、キャラ単体としてはそれほど思い入れが(オイ)
星太母・マリア。この人はもう、書いていて楽しかったー!星太とのかけあいとか、延々書いていたいくらいでした。親子そろっての、自由気ままな論理展開が個人的にツボでした。
山下くん(星太の友だち)。この人のさわやかさに癒されました。何で自分、彼を主人公に恋愛物書いてないんだろーなーってつくづく思わされました。
篠田さん。彼女ももう少し出したかったなあ。メインストーリーをこなすだけで精一杯なので、あまり出してあげられませんでしたが、普段の学校での彼女と新の会話とか、面白そうです。
構成について。
一章ごとに、視点も舞台も入れ替わる構成で、読んでくださる方には負担をかけたと思います。最後までつきあっていただいて本当にありがとうございました。
紹介ページに書いた通り、「二つの別々の話が次第にからみあい、やがて一つの物語になる」というのをやってみたかったのです。上手くいったかどうかは分かりませんが、自分なりに出来る限りのことはしました。
二つの話をそれぞれお楽しみいただけたなら幸いです。
書くのに苦労したところ。
活動報告でもチラッと書きましたが、「昼-16 Embrace」が一番しんどかったです。
この回は、それまで伏せられていたシュラハについてのあれこれが明かされる回であり、なおかつ星太と新の信頼関係が最終的に結ばれるところでしたが、私の実力ではなかなかそれがうまいことまとまらず。
直しても直しても直しが終わらず、どうしようかと焦りました。
直している間に、それまで書きためたストックを全部使い切ってしまい、その後のアップが大変しんどくなりました。本当に困ったちゃんな回でした。
裏話、このくらいかな。(思ったより少なかった)
最後に。
同じことの繰り返しになりますが、本当に本当に読んでいただいてありがとうございました!
少しでも、楽しんでいただけたならすごく嬉しいです。
読んでくださった皆様に、幸あらんことを。
私と、登場人物全てからの気持ちです。
本当に、ありがとうございました。(礼)




