文化祭08
魅「あのー・・4日間ずっとここで、やってたんですか?」
涼「あぁ違うよ。俺ら今日だけ。」
聖「いくら、人がこないって言っても他の日は来るでしょ?あんま忙しいの好きじゃないしな。」
魅「あ、、そうなんですか」
優「あ、敬語とか使わなくていいよ。な?」
涼「あぁ」
魅「分かりました。じゃ、敬語やめます」
純「もう敬語だけどね」
涼「・・・そういうこと言うなよ。」
純「ごめん」
竜「あぁ暇。暇じゃね?」
優「確かに。」
竜「遊びに行こうよ~」
聖「行くか。」
竜「ぃえ~い」
聖「どこ行く?」
竜「ゲーセン」
魅「え、ゲーセンって学校でるの?」
涼「あ、そっか。女の子だもんね。普通は駄目だもんな」
魅「すいません」
涼「いやいやいや、謝んないで(汗)」
優「あっ!!!もしかしてさ、相沢魅由ってあのミス・プリンセスの称号持ちの?」
魅「あ、、、うん。そうだよ」
優「やっぱり!俺なんかどっかで聞いた名前だなって思ってたんだよ」
涼「えぇ~あの?」
聖「確か、ミスプリってさ、三年連続とか続けて全会一致で取ってたよな。それも頭もよくて剣道かなんかが達人級っていう・・・」
純「まじ?それすごくない?それが、魅由ちゃん?」
魅「そんな言わないで下さいょ・・・////恥ずかしぃ・・・」
聖「いや、ほんとスゴイね。」
ミス・プリンセスとは、この学園とその兄弟校で行う行事の一つ。
校内で何人か代表を決めて、また競うのだけれど・・・
色々審査項目があって。
お茶、書道、お花、音楽。バイオリンだったり、ピアノだったり、フルートだったり、
料理、勉強、洋服などのセンス、絵画、芸術的センス、運動能力、どれだけ自分をPRできるか・・・
何年か前、まだ私がそれに出られる年齢になっていないころに一度、TVに取り上げられて有名になった。
それから、その女の子たちが色々な目にあうことになったので、二度と世間に知られないように行っている。
それに私は選ばれていて・・・
お茶とかは祖母が教えてくれたし、音楽は小さい頃やってて・・・
なにかと運があっただけなんだけど・・・
涼「あの~平気だよ?俺らが先生に言えば、そういう心配ないからさ♪ゲーセン行こう?」
魅「本当?じゃ、私も行きたい。」
竜「よし!決まり!早速行こうぜ」




