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文化祭06


入り口に戻った




・・・気づかなかったけど、ここが一番暗いのかも。。


荷物をおくところがあるんだけど、そこに荷物は置かれていない。

だから、あれからココに入った人は一人もいないみたい。




さっきいた人たちは一人もいない。

え・・・絶対分かるはずないよ。



だけど、その時かすかに人の声が聞こえた。

誰?どこ?

もしかして・・茜かな?



声が聞こえるのは、どうやら3階の奥の部屋だった。

そこの扉の隙間からは、明るい光がこぼれていた。


えーなんだろう。。


そう思ったから私は、そこを覗いてみる。

男の人が5人ほど。



さっきのマントを着ているけれど、頭にはかぶっていなくて。

マスクもしていなかった。



うわぁ・・・


かっこいい。

けど、なんでじゃんけんしてるの?


可愛いっ♪



そう思ったとき、なぜか足に激痛が走ってその場に倒れこんでしまった。

そして、その拍子に扉が音を立てて開いてしまった。



まずいっ!




男の子たちは驚いて、そばに来てくれた。





『だいじょうぶ?』



『どうしたの?』



「あ、すみません」




足の激痛は一瞬だけだった。


「ちょっと足が一瞬いたくなっちゃって。。」



『平気?』


『入りなよ』



彼たちは優しくて。




ニカッって笑った顔に胸が高鳴った。




『あのさ、ここ入れちゃったらスタッフの数分かっちゃうよな』


『あ、たしかに』


『ま、よくない?この仔、可愛いし』


『そうだよ』




誰だろう、この人たち・・・


男にうるさい女ばっかのこの学校でこんなにカッコイイ人がいたなんて。

どうして有名にならないんだろう・・・?

絶対知られてるはずなのに・・・。




『はいっ!じゃぁ何人だった?スタッフ・・』



その場にいたのは5人だったけど、最初に聞いた声の人がいなかったから6人かな?と思った。



「6・・・にん?5人なのかな?」



『わぁお!すごいね!6人だよ☆ゲームクリアッ♪』


『よしっ。どうする?他のところ回る?』


『それとも・・ここで一日過ごす(妖笑)?』



「え・・・あの、茜は・・?」



『茜?誰?連れの子?』


「あ、そうです。」


『あぁまだクリアしてないからねぇ・・』


『そんな事ないよ』



いきなり声がした。

そうしたら、最初に話しかけられた声の持ち主が立っていた。



『さっき・・』


『え!クリアしたの?』


『いや、ギブアップした』


『あ~まぁいんじゃない?』


『で、どうする?』


『あの、、アタシじゃぁこれで・・・』


『ね、俺らと一緒にいて?』



うっ・・・かわいい笑顔。。

上目遣いでお願いされた。



「だけど・・茜は」


『その子なら君がクリアしてないなら、一人で回ってるから後で連絡ちょうだいって言ってた』


「あ・・そうですか・・・」


『だから、一緒にいよう?』


「あ・・はい・・・」


『いやだったら、断ってもいいんだよ?こいつのいうことなんて聞かなくても・・・』


『ひどっ』


『どーする?』


「あ・・・私どっちでも」


『ほんと!?じゃ、俺らと一緒にいてくれるんだ!』


「えぇ・・」





















意味分かんなくてごめん

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