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文化祭11

車の中




魅「ひろーい・・・」



聖「そうかな?そうでもないよ」



魅「いや、、十分広い・・・すご。」



竜「お姫様にぴったり☆」



魅「お姫様?えーそれ誰?婚約者?」



和「ふふっ(笑)そんな人いないよ。俺らだって自分の好きな人と結婚するから(笑)」



魅「そうだよね!びっくりした!」



竜「そんなことないっ!お姫様いるもん!俺のプリンセス♪」



魅「えー!!」



和「お前・・・」



竜「ね、魅由ちゃん!」



魅「え、あたし知らないよ?」



竜「だからっ!プリンセスは魅由ちゃんだよ☆」



魅「え・・?」



竜「はいっ!着きましたー!降りますよー」



魅「あ、はぁ・・・」



聖「あいつの言うこと、気にしなくていいからね」



魅「分かった」







魅「あれ?降りないの?」



聖「あぁまだ着いてないよ。アレ、違うから・・」



竜「ってゆーかさぁ、そのミスプリ取ったって色んな噂あんじゃん?あれ、実際はどうなの?」



魅「?・・・・別に・・・。噂ってなに?」



竜「噂じゃないけどさ、例えば・・・財閥の娘だとかハーバード大学に入学が決まってるとか、、あと~」



聖「悪い噂だと、何股もかけてるとか・・・子供の頃虐待受けたとかあるよね」



魅「えーそんなのあるんだ。」




いやぁ・・・まぁ嘘がないわけじゃない。

けど、そんなの言えないし。。




魅「でもアタシ、彼氏いない歴イコール年齢の女だから☆」



竜「まじ!なんで!」



魅「なんでって・・・。。分かんないよ」



聖「ま確かに」



竜「じゃぁさ、変な話だけど」



聖「変な話だったらするな」



竜「いや、そこまで変じゃない。普通だから!普通」



竜「でね、キスしたこととかないの?」



魅「ぇっ・・・」



いや、、それは言えない・・・



聖「お前そういうのを変っていうんだよ。ほら、今度は本当に着いたから」



竜「はいっ!どうぞ」





そういって、たっちゃんはドアを開けてくれた。








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