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常識1のお嬢様




「遥さん,おはようございます。」 

「みどり家政婦紹介所から参りました,本日担当の田村です。」


「はじめましてっ!倉科と言います」


この家では「母親を取られたくない」という仕事が忙しく家にあまり帰れない母の意向で

2人は毎日,もう2人は1ヶ月毎に入れ替わり私達の生活をサポートしてくれている


…こんな我儘受け入れてくれるのか、?とか思ってたけど

意外とすんなり契約できたみたいでいまではこの形が当たり前になってしまった


ここに来る家政婦は紹介所におまかせしてるからほとんどランダムだ

だけど変えるのが面倒くさいのか,いちゃもんつけられたくないのか

ほとんどメンツは変わらない


…でも今日は珍しく新しい人が来ている

緊張した面持ちで身長は一応小学生の私よりも小さい

そしてかなり若いことが見て取れる

それこそ犯罪になってしまいそうな程に若い


やっぱあそこやばいとことか…?

だとかそんなこと考えてたら


「えっと,奥様からの命で私…倉科は!ここに2年ほど住み込みで働くことになりました,」


「…ん???」


「いや,えっと…,え~,」


あぁ、圧かけちゃ駄目だよねこんな若い子に


…いや,がちでうちの母親はどんだけ勝手なの‥

え,私まだ一応小5ですけど…

大事な娘にどんな思いをさせてんの~??


…いやこれを変に受け取る私もおかしいかもしれないけど‥

そこはまだ人間歴合計53年だし‥な


じゃあ立派な婆ちゃんやん‥

え,私爺ちゃんと変わらんってこと!?

最悪なんだけど


「…ん,まぁ分かったんで」





あれ,なんで仕事に取り掛からないんだ‥???

え,涙目になりながら立ち尽くすなよ私が悪いみたいじゃんか‥

「この子言葉足らずな子なだけだから‥!そんな緊張しないの」とか田村の声聞こえてるし

…ヒソヒソ声デカすぎて聞こえてるし!!!

焦って私の部屋飛び出していくとかどんな神経をしているんだまったく…





“空気ブレイカー”とかよく言われるけど

なんのことか分かんないし…そもそも私につけていい言葉じゃない!!


こんなレッテル貼られてたら許婚をおとすにもおとせないんだけど‥

こんなこと考えたやつが誰なのかわかったらただじゃおかないし

‥ていうかなんでこれを私につけたのか小一時間ほどお聞きしたいところですけど



まあ,新しいのとはうまいことやっていけそうだし 

こんなこと気にしてたら許婚ビッグチャンスも逃しちゃう


中学生になるまでには惚れさせたいから

残り一年と5ヶ月くらい…?

ついでに人間のこと学んで幸せに暮らして今度こそ

良いまま終わって爺ちゃんに教えてあげようか,


あと爺ちゃんのことも教えてもらわないといけないしね

モテ女の一日は朝から完璧じゃないとね

今日もモテてやるぞ~!!








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