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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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公式企画参加してみた ③ 「俳人・歌人になろう!2023」

温もりは 儚く消える 哀悼歌  (短歌 四季節四首 俳句 川柳三句)

作者: モモル24号

悲しみは 果たして晴れた のでしょうか



   暴風の

   声の主が

   言葉蹴り

   紡ぎたる空

   ちぎれ雲かな



   君と見た

   秋の満つ月

   変わらずに

   とばりの使者が

   夢を連れ去る



   舞い落ちる

   凍れる粒の

   冷たさに

   余る隙間と

   揺らぐ街灯



   訪れた

   悲哀の時は

   雪に溶け

   手向けとばかり

   花の雲咲く



涙つめ たからの船は 出港す


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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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・短歌は夏秋冬春の順になっています。


・俳句二句は川柳になります。


 お読みいただきありがとうございました。





 隠された 衣の端で 涙消し


 ちぎれ雲はラテン語で布の切れ端、とばりは垂幕、街灯は外套を表しています。花の雲は桜、桜の花びらが散り絨毯のように····。


 恋人や夫婦の別離、愛しいものとの死別をイメージするか、秘めた意図をただ想像して、喧嘩した親友を見送る歌など、色々考えていただければと思います。


 タイトルの俳句が哀悼歌なので、別離の歌なんですが、さて。

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