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図書館と観測者のブレイクタイム!  作者: 鳥路
第一章:略奪乙女と愛情の観測記録
19/33

観測記録16:椎名愁一編「守護者と永久に続く二つの想い(後編)」

修学旅行から帰宅して、数日が経った


「・・・久遠。今日は来てくれてありがとう」

「い、いや・・・いつもの、ことじゃない?」


あの日、久遠が告げた言葉は、俺たちの間にぎこちない空気を生み出した


「一週間、顔すら合わせてくれなかったから」

「だって気まずいじゃん・・・」

「いつもなら喧嘩した翌日にも、来てくれたのに」

「今回は事情が事情じゃん・・・」


頬を赤くした久遠が、小さな声でそう呟く


「いや、その・・・俺も、それなりのことはしたわけだし・・・その、きちんと正式に話をさせて欲しい」

「正式?」

「ああ」


用意していた資料を机の上に広げていく

並べられたそれは、流石に全てを並べることはできなかった

久遠が気を利かせて、普段お茶菓子を運んできているワゴンの上にカップを乗せてスペースを作ってくれる

確認を終えた後、一度咳払いをして空気を変える


「久遠」

「・・・どうしたの?」

「本当に申し訳ない」

「・・・愁一は悪くないよ。誤解したのが、悪いんだから」

「いや。俺が悪い。あんなことを言うことも、椎名家の次期当主として軽はずみの行動をとったことも、許されることではない」

「あ・・・」


そう。俺はあの時久遠を誤解させたという行動だけではない

椎名の人間としてもふさわしいとは言えない行動をしているのだ


「忘れてほしいけど、忘れてくれとは・・・言えない」

「うん・・・忘れられないよ。こんなの。恥ずかしくてさ」

「あ、ああ・・・」


気を紛らわすために紅茶を飲もうとして互いに自分のカップを探す

しかしそれは資料を広げるためにワゴンの上に移動している


互いの手は本来あるべき場所に伸びていく

そこにカップはなくて、両手は虚空を撫でる

それから少しずれた位置だったかと手探りをしている間に、互いの指先が触れ合った


いつもなら「久遠。それカップじゃない。俺の指」とか「カップじゃないよ、愁一。それは私の指先」なんて呆れながらも賑やかな会話が生まれるのだが・・・


「・・・」

「・・・」


今日は互いの手を引っ込めて・・・同時に無言になり、頬を赤くするだけだ


「・・・あのさ、久遠」

「な、なにかな・・・」

「今回のことがあったし、現当主に確認をとったことがある」

「うん」

「一つは俺自身が婚姻相手を決めていいかという点。もちろんそれも問題はない。現当主や父さんに選択権はない。俺がこの人だと思った相手で構わないと」

「そう、なんだ・・・」

「ただし「必ず現当主へ紹介すること」と「相手の素行調査資料を提出すること」が条件となっている」

「椎名の家だから仕方ないよ。鈴海一の名家なんだから」


再び、会話が途切れて沈黙が訪れる

ああ。この調子ではダメだ。久遠も俺も、いつもの調子になれずにギクシャクしているままではいけない

ちゃんと、話をしなければ


「なあ、久遠」

「今度はなに?」

「・・・俺は、あの時にあの言葉を告げたことは申し訳なく思っている。しかし、その言葉に偽りはない」


これを、どうしても伝えたかった

状況は悪かったが、その想いは変わらないとだけ。必ず伝えたかったのだ


「それは、つまりさ・・・」

「ああ。俺にとって、久遠は必要不可欠な存在なんだ。これからも側にいてほしい。俺に、守らせてほしい」

「・・・それじゃあ、伝わりにくいから。わかりやすく言ってほしい」


期待するように、視線がこちらに向けられる

いつものように笑う久遠の期待に応えるために、俺もこの心の中にある想いを告げる


「俺と結婚してくれ、久遠」

「話飛んでるから!?」


驚いた久遠が勢いよく机を叩く。資料が何枚か落ちるが、もう必要ない資料だし後で拾えばいいかなと思う


「なんでお付き合いの過程飛ばすの!明日すぐに婚姻届出すつもりなの!?」

「互いに十八になるまで出せないじゃないか。今十七だぞ?」

「ごもっともなご意見で!」


いつもの調子になった久遠が少し楽しそうに机を叩き続ける

うん。やっぱりこうでないと


「久遠は四月三十日、俺は五月一日だから少し待たせることになるが・・・俺の誕生日に出しに行こうな」

「返事してないのにもう出しに行く前提で話進めるのやめて!」

「・・・してくれないのか?」

「いやそう小首を傾げながら可愛く言ったところで・・・その」

「その?」


「自分の判断で決められないでしょう?まだ、未成年だし、子供なんだから」

「そう言うと思って、華清の家にはすでに確認を取っている」

「えっ」


俺はポケットからボイスレコーダーを出して、例の会話を再生し始める

修学旅行から今日まで久遠に会えなかった間、俺がなにもしていなかったわけではない


『え、愁一君。久遠と結婚したいの?』

『あらあら、まあまあ!』

『はい。将来的にはと考えていまして。後で久遠にも確認を取らないといけないのですが、ご両親に確認を取らないと・・・で逃げられるのもなんですし、先にご両親の意見を聞きに来ました』


『なるほどね。うちとしては「椎名に娘が嫁入りした」で家に箔がつくから是非にと言いたいところだけど・・・』

『はい。これはあくまでも「体裁」ですよね?』


『ああ。大事な一人娘の門出だからね。親としては「久遠が嫌がるなら私たちも拒絶する」鈴海の全てを敵に回そうとも・・・娘が幸せになれるように尽力する』

『ええ。それが聞きたかったんです。では、久遠が望めば・・・』

『もちろん許す。でも幸せにしなかったら殺す』

『もちろんです』


ボイスレコーダーから再生されるのは、久遠の両親と俺の会話

もちろん録音許可と再生許可だってもらっている


「俺が今聞きたいのは、久遠の意志だ。久遠は、どうしてくれる?」

「・・・私は」


椅子から立ち上がって、ふらついた足取りで俺の方に歩いてきてくれる

それがなんだか怖くて、俺もまた椅子から立ち上がり久遠の方へ


「どうした?久遠」


ふらつく体を支えながら、俯いたままの彼女に声をかける

それから震える声で、俺にしがみつきながら答えを述べてくれた


「・・・こんな風になるなんて思ってなかった」

「そうか」

「ねえ、愁一。覚えてる?私の願い事」

「覚えてるよ」


俺に守れないものを守る。それが、久遠の願い

その願いは一生忘れることはないだろう

俺と久遠の関係性を作り上げた、二つの「守る」願いは・・・これからも、続くのだから


「・・・これからは、側で愁一が守れないものを守り続けるよ」

「それは、つまり?」

「わかって聞いてるんでしょう?」

「ちゃんと言葉にしてくれないとわからないよ」

「それじゃあ、ちゃんと言うね」


彼女の顔がやっと上へ向く

涙を浮かばせた目は、いつもの通り笑っていた


「私と結婚してよ、愁一」

「・・・ああ。もちろんだ」


む?ここで返事をしたら俺がプロポーズされたことにならないか?

むう、むむう?むむむむ?


「いや、まさかこんな関係になるとは・・・しかしいつから幼馴染としての好きからこっちの好きになったの?」

「強いて言うなら、久遠の演奏を聞いたあの日から。それから、願いの理由を聞いて確信に変わったかな。それから外堀を埋めに行った」

「私が同じ気持ちでよかったね・・・でも、表情全然変わらないよね?本当?」

「嘘をつく理由、あるのか?」

「ないかな・・・」


互いに寄り添いながら、気持ちをゆっくり落ち着かせていく

よかった。よかった。夢ではないよな

夢であって欲しくはない。絶対現実であって欲しい


「ちなみに久遠は?」

「三十二人も変なのから守ってくれていたことがわかった時から。あの後から告白されても付き合ってないんだよ?」

「そうか」

「・・・ずっと側で守ってくれた分、これから側で守らせて」

「こっちの台詞だ」


それから、メイドさんが時間を知らせてくれるまでずっと二人で寄り添ったまま

なにをするわけでもない。ただ、側にいたいだけ

側にいると安心するから


大事な幼馴染だった彼女は、いきなり婚約者になった

おかしいかもしれないが、これは俺たちが望んだことだから・・・なにもおかしいことなんてないんだ


・・・・・


さて、それからの話をしよう

高校三年生になった春

慌ただしい生活を送りながら互いの親に報告したり・・・椎名の親類に結婚報告を終えたりと婚前にやるべきことを済ませていった


そして五月一日

二人とも十八歳になった俺の誕生日に、届を出しに行った


「今日から私「椎名」か・・・間違わないようにしないと」

「その他の手続きはまた後日に。予定、開けておいてくれよ?」

「予定もなにも、もう同居して・・・予定だって互いに把握してるでしょ」

「それもそうか」


「でも、なんで深夜に?今日も学校あるけど、放課後でもよかったんじゃない?」

「少しでも早くと思ってさ。散々待たせたし」

「待たせたって、一日だけじゃん」

「待たせたことには変わりない」

「ああいえばこういう・・・」


俺の能力が、自分自身を守れないことは俺と久遠しか知らないことだ

本来なら深夜に外出なんて許されるはずがない立場なのに、こうして出かけられるのは周囲が俺の能力を信じているから

もちろんそれは、俺を狙う人間もそう思っているだろう


しかしそれでも俺たちは深夜に外出するのが初めてだ

いつも歩いているはずの道のりなのに普段と違う空気が周囲に漂っている

そんな道のりを、二人で手を繋いで歩いていた


「なんだか変な感じだな」

「なにが変なんだ?」

「そりゃあ、夜にこうして外にいること。普段だったらやろうと思わないし、親が知ったら大反対するでしょう?」

「まあな・・・」


二人して家はかなり大きい

久遠だって、俺がいなければ常に護衛がついているような立場

俺も久遠も実家の中に使用人がいるような家なのだ

こんな体験を、未成年のうちにできるとは思っていなかった


「夜の散歩は、少し心が踊る」

「まあ普段はしないからね。明日もする?これからも、少しだけとか」

「いや、今日だけでいい。こういうのは特別だから楽しいんだ」


毎日したら、それに対する特別感は薄れてしまうだろう

それに生活リズムだって崩れてしまう


「また小難しいこと言ってる」

「そうだろうか」

「いつものことだから慣れた。でも人前で急に言うのはなしだからね?」

「俺には基準が分からないから、言いそうなときは止めてくれ」

「わかってる」


なんだか少しだけ大人びた雰囲気がある笑みを浮かばせた

薄明かりだからか。どこか違って見える

光って偉大だな・・・明るさ一つでこんなに雰囲気が変わるものなのか


「あのさ、愁一」

「なんだ」

「進路、どうするの?お家を継ぐみたいだけど、大学とか行くのかなって」

「ああ。今後、鈴海の運営に携わるからな。きちんと勉強して、鈴海を正しく導く。そして何よりも、長く続いている家の名を汚さないようにしなければいけない」

「そっか」

「・・・本来ならば、久遠には俺を支えて欲しいと頼むところだろう。けれど、久遠にはやりたいことがあるんだろう?」

「気がついていたの?」


彼女は目を丸くする

元々彼女がやりたいことはわかっていた

それでも、彼女は俺についてきてくれた

今度は、俺が久遠の背中を押す番だ


「ああ。海外の音楽学校を目指していることも、その先・・・世界で演奏をしたいと言うことも理解している」

「進路はともかく、その将来まで・・・」


驚いた彼女の手が自然と解かれる

そのタイミングで俺は隣ではなく正面に向かって歩いていった


「椎名家に求められるのは「均衡」と鈴海を守ること。それは久遠も知っているはず」

「うん。だから私も・・・」

「二人して同じ道を歩いても面白くはないだろう。人生は同じ道を歩いてもらわないと困るが・・・」

「進路は、同じじゃなくていいの?」

「そういうことだな」


頭の中に思い描いていたことを告げる時がきたのかもしれない

久遠の進路を知ってから、思いついたあの話を


「鈴海を正面から守るのは俺がやる。久遠は、内側から鈴海を守って欲しい」

「それはどういう意味で?」

「そうだなぁ・・・わかりやすく言えば、俺が鈴海に住まう人々を危険から守る。久遠は俺が守れない人の心を守って欲しい。その演奏で、みんなを笑顔にして欲しい」


久遠のヴァイオリンには、その力があるから

聞いた人を笑顔にする不思議な力。運命を変える力より、もっと凄いものだ


「私にできることを、したらいいのかな?」

「そうだな。二人いるんだから、二人とも同じことじゃなくて自分が得意なことで頑張るべきだろう?」

「そっか」


晴れやかな表情でこちらに歩き、久遠は再び俺の隣に立つ


「俺は、ここで待つことしかできないからさ」

「応援してくれる?」

「ああ。だから、久遠のやりたいように、全力に頑張ってくれよ?」

「うん!」


真夜中の進路相談は、それぞれの道を示していく

しかし別の道を歩こうとも俺たちは

これからも、一緒だ


・・・・・


それから数年後

大学を卒業してからしばらくした頃の話

俺たちは二人で暮らしながら、互いに仕事で走り回る日々を送っていた


久遠は大学卒業後にヴァイオリニストとして世界を回って人々に笑顔を届けている

そして俺は鈴海の行政機関に属して、日夜鈴海の為に奔走している


これは、久遠が予定を調整して得てくれたある八月の出来事

俺と久遠、そして居候のアホは三人で賑やかに過ごしていた


「おい、伊奈帆。お前はいつまでうちに居候する気だ」

「いいじゃん。久遠さん大変でしょ?愁一兄さんはロクに帰ってこないし。もう生まれてもおかしくないんでしょ?保険として私がいれば安心だよね!」

「・・・むう」


居候のアホこと綾波伊奈帆あやなみいなほは少し憎らしい笑顔を浮かべながら、久遠のお腹に耳を当てる

こいつもなんだかんだでお嬢様。全くそうは見えないけれど


椎名家と綾波家は「五鈴家」というまとまりの中にあるため、かなり懇意にある間柄と言えるだろう。それに、親戚関係でもあるし


五鈴家は鈴海の発展に大きく関わった五つの家の呼称

「椎名」「綾波」「十塚」「久世」「二ノ宮」その五つで五鈴家だ


「・・・あ、動いた」

「俺はまだ一度もしたことないのに・・・」

「やればいいじゃん。あ、息子の成長より仕事の方が大事な愁一兄さんにはあだだだだだだだだだだだ!?」

「仕事、休みが取れたからな。お前を帰しても問題ないんだわ。今すぐ強制送還してもいいんだぞ?」

「前言はなかったことにするから夏休みの間だけはここにいさせてください・・・」

「よかろう」


最近、繭籠の新しい使い方を考案した

攻撃は絶対の防御ならば・・・防御もまた同じ考えができるのではないかというものだ

繭籠の結界範囲の調整で身体に負荷をかけることに成功した

ここ最近は、どうなっても起き上がってくる伊奈帆を実験台に色々と試してみている


「全く、愁一兄さんはなんで繭籠グラビティしてくるの!?危うく圧死するところだったじゃん!?」

「なんだそのクソださ名称。もうちょっと捻れ。ほら、国語の宿題見てやるからさっさと語彙力鍛えろアホ。親戚としても恥ずかしいわ」

「ぬう・・・そう言われたら・・・」


伊奈帆は持ってきた鞄の中から宿題を取り出してくる

これで十三歳なんだよな・・・こいつ。色々と心配になってきた


「愁一、伊奈帆ちゃんも女の子なんだから、親戚とはいえちゃんと優しくして」

「・・・むう」


不服な感情が表に出ていたのだろう

俺の反応を見た久遠は大きくため息を吐いて、大きなお腹を撫でながら追撃を始める


「ずっと私を支えてくれたの伊奈帆ちゃんだから、伊奈帆ちゃんのことをお父さんとして譲に紹介しようかなー・・・」

「わかったよ。ちゃんと優しくするし面倒見るから譲の父親をすげ替えるのはやめてくれ」

「よろしい!ほら、伊奈帆ちゃんのところに宿題の面倒見に行く!」

「あいあいさー・・・」


子供ができてから、久遠は少し強くなった気がする

母親との記憶がほとんどないから、俺は自分の母親がどんな存在だったか分からない

けれど、母もきっとこうだったのだろう

強かったんだと思う。なんとなくだけど、そう思う


座る久遠に命じられながら、俺は伊奈帆がいる机の近くまで千鳥足で向かっていく

あの子に会えるまでもう少し


・・・・・


譲さんは観測の本を閉じる

ここから先、彼はもう既に知っている


何もかもあの時のようにちゃんと思い出したのだろう

記憶力のいい彼は、生まれた時からの記憶が頭の中に残っているのだから・・・

きっかけさえあれば、精神的な作用で忘れた記憶も思い出して再び頭の中に刻まれる


「譲」

「・・・何、父さん」


記憶を再生した影響か、目の前には半透明の愁一さんが現れていた

今までこんなことはなかったのに

譲さんと関係が深いから?


「俺は、あんなことになるのなら・・・お前もあの日、一緒に連れて逝ってあげればと何度も後悔している。守ることに誇りを持っていたのに、結局お前に寂しくて辛い思い出だけを残し続けてしまった」

「・・・」

「七歳のお前を残して、死んだ俺たちを恨んでいるか?」

「恨んでいないよ。最期まで思ってくれた両親を恨むことはない。恨むのは、あの男たちだけだよ」


「・・・お前は、復讐を遂げてしまったんだな」

「うん。一人だけね。父さんと母さんの仇は、とれたよ」

「・・・そうか」


悲しそうな顔で愁一さんは譲さんの頬に手を添える


「顔立ちは久遠によく似ている。それに魔法の才も凄いみたいだな安心したよ。体も随分丈夫になっているんだな」

「触れるだけでわかるの?」

「幽霊だから」

「それでいいのかな?」

「いいんだ・・・ああ。ここまで成長する姿を側で見守りたかった」


「僕も、父さんと母さんともう少し一緒にいたかったな。退院した直後だったから」

「・・・・」


久々の親子の再会に水をささないように、私は二人から少し距離を取る

私はここに立つ資格がないから


「これ・・・」


久遠さんの本に触れる

きっと、この先の記録がされているのだろう

彼が生まれて、退院するまでの七年間

でもその先に待つのは・・・あの事件だ

鈴海を揺るがす大事件

他の記憶のように、幸せな観測を望めば・・・幸せな結末を見ることができるのだろうか

そう願いながら私は譲さんの代わりに久遠さんの本を開く


さあ、幸せな観測を始めようーーーーーーーー!

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