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プロローグ~前世4~

無事に任務を終えた俺たち、そんなときにアメリカ様から驚きの提案がされる・・・

戦争童貞の俺たちは、ヤリチン米ちゃんに言われるるがまま行動を開始するのだった。

そして、絶望的な規模の敵と遭遇する。

丘の向こうに50人くらいいる。

「(無線が信用できない今は、とにかく偵察を帰らせないとこれまでがパァだ。それか盗聴上等!で無線で情報渡すか。どっちにしろ優先順位は1偵察2空自3俺ら だな。うん)」

そんなことを思い息を殺す。俺はもう手りゅう弾がない。空自の武装は信用のおける拳銃と敵からパクったAK10丁。AKはろくに調整してないからパンチ力はあるかもしれんが怖いな。

神田2佐がささやく「敵通過をやり過ごせない場合、偵察は無線で得た情報を飛ばしつつ全力で退避。残りで偵察の援護だ。」伝言ゲームで最末端の俺に伝わる。俺が意見具申する(下っ端3曽のくせに)

「なんだ?」「残りではなく、最悪俺を囮にしてみんなで退避してください。」

もちろんこんな狂った具申はもちろん却下される。しかし有難いことに、俺がふざけてるとは取られなかった。

もちろんふざけてはない。俺はそもそも命に興味がなく、なんとなく生きていて命が燃やせそうなこの仕事についたからだ、そして俺はもうすでに負傷しているし独り身だ。だからなーんも未練はないのだ。

残念なことに意見をワーワー言い合う余裕が俺らにはなかった。敵は目の前の丘すぐ先にいるのだ。

俺は考えるどうすれば、偵察と空自、あとついでに鈴木2曽を逃がせるかを・・・悪いが鈴木2曽以外の同じ部隊の先輩はあんまし尊敬してないの別に死んでもいいだろう。うん。まぁなるようにしかならないか。ひとまず、具申して偵察の人たちから1個ずつ手りゅう弾をもらうことにした。言い訳は左腕があまりよくないので、射撃に不安があり手りゅう弾なら片手でできるからということにした。需品の先輩方も手りゅう弾をくれたので少しだけ尊敬しよう。

そんなわけでして、今俺のポッケには手りゅう弾が10個ある。

「(いやぁ、これ被弾できねーなww てか手りゅう弾ってゲームみたいに銃で撃ったら爆発すんのか??永遠のナゾになりそうだな)」

俺にこの世の未練が生まれた瞬間だった。もう俺に生きる気はないようだった。


ジャリジャリ ザッザッザ・・・ 行ったかな?偵察が細心の注意を払い向かう。

フラグが立ったと俺は思っていたが、そんなことはなかったようだ。俺たちは前進を開始する。

「(おい、米軍なにやってんだよマジで。世界最強はやくこいよ・・・)」


俺たちが丘を乗り越えて10分後

「※※※※※※!!!!!」

丘から大声が聞こえた瞬間だった。


「(えー。丘超える前の見渡す限りの荒野に別動隊とかいなかったやーん)」

俺は内心で愚痴る。

「さきほどのようにいくぞ」神田2佐

俺たちは無言で行動を開始する。

「ガガガガ、HQHQ・・・・ガガガガ」 はいHQに届かないー。

「ガガガガ、マジンブーマジンブー・・・ガガガガ」「ガガガガ、こちらマジンブーどうぞ(英語)」

「ガガガガ、こちらニジュウゴウニジュウゴウ、敵に補足された。情報だけでも先におくる。よいか?」

「ガガガガ、まて・・・よし情報遅れ(英語)」

「ガガガガ、敵の施設入り口は偽装されており、複数の入り口がある。座標は・・・(略)」

「ガガガガ、マジンブー了解。ニジュウゴウ、こちらと合流できそうか?(英語)」

「ガガガガ、わからない、ひとまず予定どおり脱出ポイントまで向かう」

「ガガガガ、こちらも先ほどまで交戦していた、遅れていてすまない。無事を祈る(英語)」

状況が走りながら伝達された、なお捕虜くんは俺の先輩、白山3曽が担いでいる。敵の施設の入り口吐かせないとな。

15分後。俺たちの命運は尽きたようだ。まず15分フル装備で走ってるせいで疲れた。3キロ進んでれば御の字だ。普通に車両においつかれたのだった(笑)当初の作戦どおり、偵察を先行させる

俺は手りゅう弾を投げるのをグッとこらえ、命令を無視して車に正面から対峙した(一番うしろだったしな!!)

「「おい!!前田!!!」」白山3曽に普通に気づかれる。車両はジープみたいなやつだ。

俺は小銃を横にほうり投げ車に突撃する。ぶつかる!!!前にジャンプしてライダーキックをフロントにかます。いやぁこれ少年のあこがれの技やんね!!

ガッシャーン。助手席のやつが助手席ごと後部座席へふっとぶ。後部座席のやつは後部ドアと助手席に挟まれてノびているようだ。マジ俺ツいてる!!決まったぜー

だが後二人、俺すぐにナイフを運転手の顔に向かって突き刺す・・刺さらなかった!!骨かてえ!!

そしてすぐさまハンドルを確保し運転手を蹴落とした。(ドアもろいな・・・さすが極貧国家)

後ろのヤツはシカトする、俺はもうこいつに殺される覚悟ができていた。俺のビジョンはこうだ!

ライダーキック(助手席排除)→ナイフ&キック(運転手排除)→急ブレーキ(後部席吹っ飛ぶor俺死ぬ)

というふうにしていたのだ。そう次はブレーキだ! ザーーー!砂埃を上げ車が急停止した。 ドンッ 俺の後ろのヤツが俺の椅子にぶち当たる。そして車は仲間の隊列真横で止まる(相変わらずツイてる!)

「神田2佐!!車両確保しました!!乗ってください!!」

俺は叫びながら後部座席へいき、椅子にぶちあたった敵の首を絞め、折る。そのままノビてるノビ太くんをシカトしてバックドアをあけ、死体をおとす。そのまま降りて、助手席に頭がめり込んでる死体を下ろそうとした時に気づいた。右足が動かん!!そして激痛。ライダーキックで右足もってかれたか・・・

状況を理解した仲間が死体を下ろし、車両に乗り込む。そして俺は乗車拒否をするのだった・・・




銃にも性格みたいなのがあるようで、試射もしくは分解整備しないと不安になります。私は他人の銃をやむおえず使う時がありましたが、その際の成績はあまりよくありませんでした。心理的なものあるようですが。まぁ、日ごろから撃ちまくってる人たちや才能のある人たちはそうではないかもしれませんが。

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