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プロローグ~前世2~

需品の仕事はズバリ物資である。そんな俺たちの本来の仕事である物資を積んだ輸送機も墜落する。

しかし物資は無事に落とせた様子、そして大空に飛ぶ仲間たち。俺たちは物資と仲間合流をめざすのだった

味方の回収及び、物資の回収はヤッサンと俺。一人陣地に残るのは先輩の白山3曽となった。


パンッパンッ タタタタタタタタタタッ 遠くで銃声が聞こえる。降下員が撃たれている。

物資と同時に降下した陸自隊員は陣地の場所をわかってるし、戦闘力も申し分ないのでいいとして、問題は空自の方々だなー。体力は問題ないとして(空自の飛行機乗りたちはめっちゃ体力ある)戦闘力がなー。そもそも武器もってんのかな・・・心配だ。はやくみつけないといけない。


「鈴木2曽どうしますか?だいたいのエリアは自分も予想ついてますが・・・」

いつものように軽くヤッサンといえないあたり、俺はまだまだザコイなと思う。

「そうだな。長くはかけれん、1時間後に物資が落ちたであろうヶ所に集合。または3時間後に陣地で集合でいくぞ。わかってると思うが戦闘は極力避けるように。」「了」


サッサッ 極力音を立てず、かつ急いで降着したであろう地点に向かう。

いた!!空自だ!!お!さすがに墜落込みの作戦だ、ちゃんと武器持ってる!

周囲を改めて警戒。よし罠の可能性は低い!よし!

俺はペースを少し上げた。


ザッザッザッ。「大丈夫ですか?!ケガとかはないですか?!」「おっ、ポンちゃんじゃん!」

余談だが、俺はそのブッ飛んだ言動で薬でトンでる→ヒロポン。からポンというあだ名があった。

だが、ただ自分で別にこのあだ名を嫌ってるワケでもないし呼び方に執着しない俺としてはどうでもいいことなのであった。余談終


「とりあえず、##時に物資予定エリアに行くことになってます。ほかの空自の降着予想地点はわかりますか?」「りょかい、すまん、自分でいっぱいいっぱいだった。正直怪我無く着地できて奇跡だと思ってる。」パンッパンッ パンッパンッ 「(そんなに遠くない、しかも89の音とは違うか?)」

「田村2曽、行きましょう。しかし、様子見で極力戦闘は避けます。最悪助けれないかもしれません。」

「わかった」「(自分でいっといてアレだが、助けれないってなんだよ!これがマジ戦争か・・)」

そんなことを心の中でつぶやき、俺たちは音の合ったほうへ向かう。しかし、遠くからは別の射撃音も聞こえる。不安だ。


ザッザッザッ。「(おっ!ラッキー!! 敵の背後じゃん!!))」人数は10人か。

ここはいくっしょ!と思い、田村2曽とアイコンタクトをとる。田村2曽は「(はっ!マジかよ・・・でも見捨てれねぇな・・・)」って顔してる。たぶん・・・

俺はバレるかもしれないと恐怖しつつささやく。

「できるがぎり接近して団体さんには手りゅう弾でいきます。田村2曽はここから俺の援護で!あともし俺がやられたら俺ごと吹っ飛ばしてください。」そう言って手りゅう弾を一つ渡す。

「おっおい!ポンちゃんマジかよ、お前ごとって・・・」「これが空挺ですよ(ニコッ)」

そういって俺は銃剣を装着し。手りゅう弾を最後確認、左手に小銃、右手にナイフをもちいけるとこまでの接近を開始したのだった。

「(極力戦闘回避、見捨てる、どこにったんだか・・・)」

いつものように心の中でつぶやくのだった・・・


この辺は人一人分くらいは身を隠せる場所が多いようだ。故に味方も生きてるし、敵も隠れていたんだろうが・・・


俺は伏せて狙っている一人目に近づき、覆いかぶさるように襲い掛かかった。すぐさま小銃を敵の横に置き空いた左手で敵の口をふさぎ右手で首を切る。予想以上にうまくいったが、別の敵に普通にバレた。

すぐさま、ナイフを投げるが、映画や小説のように刃が敵に刺さることはなかった。だが刺さることを確認する前から俺はすぐさま手りゅう弾をもう一つの班に向かって投げる。クソがっ、敵がまばらにある岩の後ろに散開してるせいで、一個班全滅は無理だな・・・ 

「(俺死んだなwww)」手りゅう弾を投げる刹那にそう心の中でつぶやく。


ひとまず足元の死体を盾にし、銃を拾い岩の陰に、ナイフをもろともしない敵2号はよくわかんないことを叫び発砲を開始。

ビシッビシッ 岩に銃があたる、俺の体が微妙に隠れてないが、運よく当たってない。

「(下手くそかwwwさすが極貧国家である。銃も粗悪なんだろうなたぶん。)」

刹那でいつもの内心つぶやきをして、応射する。すでに敵に俺の位置はモロバレしている。


ドカーン!! 爆音とともに敵2号が死亡。(俺が撃ち殺した)

ヴァン!ビシッ!ヴァン!ドスッ! 敵の弾が俺の盾の岩と死体くんにあたる。


ドォン!ドォン! 敵3号が俺の射撃で倒れる。

「(一応、準特だぜ!!)」 手りゅう弾をぶちかました敵のもう一個班の様子はわからない。つーか敵4号、5号のせいで見る余裕がない!


ヴォン!ドォン!ビシッ!パンッ!パンッ!ベチャ ドカーン!!!

えっ! 田村2曽!? 4号と5号沈黙。 もう一個班の人員残り2人。だがもう勝負はつく。


ドォン!パンッ!最後の二人は動かなくなった。俺が3号をやったあたりから田村2曽も参戦してたっぽい。 田村2曽は俺の援護に加えて、手りゅう弾投擲をかましたようだ。さらに先に交戦していた空自の人も参加でなんとかこの場を切り抜けたのだった。


「敵の生死を確認しましょう!」「わかっ・・って、おいっ!!ポン!!!大丈夫か!!」

俺の今の見た目は、上半身血だらけの戦闘服に左腕からの出血の状態だった。

「大丈夫っす。はやく敵を!」「お、おう」


結果的に敵は3人が肉片で2人生存、ナイフ1 あとは射殺。ちなみにナイフからの俺の盾くんはほぼ肉片になってた。といった感じだった、そんなかんじで敵無線機の確保や検分の間に新たに空自の阿部2曽が合流した。


「阿部2曽おつかれさまです。間に合ってよかったです。」「おい!!ポン!!おつかれじゃねーよ!!おまえ大丈夫かよ!!」「阿部2曽はさっさとここから離脱して物資の地点までいきましょう!」

「ポン!一人つれていくぞ」田村2曽が言った。「了解です」


くっそ。アドレナリンが切れたようだ。腕が上がらん・・・まじふぁっくだ・・・



序盤の罠の確認。狙撃手はエサをまき救助にきた人員を狙うことがある。

開けた戦場なのでそれを警戒しました。地雷などは空襲で消え失せています。

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