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いつもの学校生活
家を出た彼女は告白するために拓斗の方へ向かって行った
「おーい拓斗ー」
亜美が声をかけると拓斗がこっちに振り返った
「よう亜美」
「おはよう!!」
「おはよう」
彼が元気なさそうに言うと彼女は
「どうしたの元気ないよ」
「うんちょっと眠たくて」
「大丈夫?」
「大丈夫」
「じゃあ学校行こう!」
「うん」
そして学校では特に変わったことがなかった
わけではなかった
拓斗があの時の後輩の女子と話していた
私はこれだけでムッとする
帰りには告白しないと
帰りは家が近いので2人で一緒に帰る
その時に言おう 亜美はそう決心した
そして帰り
彼女たちはクラブをやっていないので
そのまま帰ることにした
「ねぇ 拓斗これから大事なこと話すね」
ついに亜美が告白するのか?