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パパ  作者: 椎ありか
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パパ、ありがとう

でもね、パパ。


僕はいまのままでもいいんだ。


いつかはパパとあえるんだもん。


絶対に・・・いや、僕が悪いことしなければ絶対にパパに会えるもん。


パパはもうここに姿も形も何もない。


けど、パパはとてもすてきなものを残してくれたんだ。


パパとママがいたから・・・




2人がラブラブになったから・・・








今、ここに僕がいるんだ。


パパ、パパのおかげで今ここに僕がいるんだ。


パパがいたから今ここでパパに伝えたい気持ちを伝えられたんだ。


パパには逢いたい。けど僕の中にはパパと同じ血が流れているんだ。


パパはA型

ママはB型

僕AB型だもんね。




パパ、ありがとう。ありがとう生きてるよ。


こんな僕でも本当に本当に大切にされてるよ


僕はパパとママの宝物なんだよ。


だからパパ、僕のことは心配しないで。


お願い。僕は体がちょっと弱いけど、パパのぶんまで生きるもん。


パパ、僕は31歳まで生きるもん


あとそれまでには25歳生きないといけないけどね。


パパ、改めて本当に本当にありがとう!


パパの子供で本当に良かったと思うよ。


パパもママもいい人だったみたいだし、今でもパパが大好きだよ!


写真を見てわかるんだ。


パパはやっぱり僕のこと愛してるって











最期に親愛なるパパへ・・・



34回目のお誕生日おめでとう。


2月28日には、僕のお誕生日もそっちで祝ってね。

                

                           byパパの子供 琉より

この小説はノンフィクションです。


実は私の叔父は、いとこが2歳のときに亡くなりました。

いとこはそれからまだ1度も口にしてはないですが、きっと父親に会いたいと思っているでしょう。


そんないとこの気持ちになってみました。


そして、9月8日は叔父の誕生日だったのですが・・・

家族全員忘れていたのかそんな話題が会話に入ってこなくてちょっと申し訳ないと思い書かせていただきました。


亡き叔父への誕生日プレゼントです。


叔父のことは叔父がいなくなってから1日もわすれたことはありません。


深く考えるたびに涙がこぼれてきます。


でも叔父も楽になっているでしょうし、悲しむのは失礼ですよね・・・。


たーぼへ

本当に誕生日忘れてごめんなさい。

私は女なので、同じお墓には入れないだろうけどあの世でまた逢いたいです。

私が逝ったときには、ちゃんと迎えに来てくださいね。

最低でも20年ほどもう会うことはないでしょう。

それまで体に気を付けて。

そしてお幸せに・・・

              byめいの杏より



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