表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

Episode 9 シャバの空気を吸いに…

要塞を勝手に抜け出し、どんぶらこっこ。


馬車に揺られまくって、街→街→エルフの里へ


街にて、パーフェクトは聖女の感知範囲に入らないように、サブ勇を消し、半身で避ける&唐突ダッシュを繰り返した。


完っ全に不審人物である。


『狐人』さんが保護者なので、カクーホの心配はないのだ。


街でパーフェクトではないが、ステキ・ツルギーを発見した為、購入した。Great!


金は女神の留守中に大道芸で稼いだ。変装は探偵技術の基本だ。


…全っ然足りなかったのは言うまでもない。


だから、鍛冶屋に “怪人” の将来性を見せつけてきた。


さぞ、迷惑だっただろうと思う。だが、変態は変態同士意気投合した。勇者ェ…



何故か部屋は『狐人』と同室だった。


宿泊費を少しでも浮かせたいという商人魂だろう。


This Kitune's Sub Route is Perfect Finished.



着きました。エルフの里!


聖女の結界を拒否している自信家達の集まりだ。


捕らわれました、不審者。どこのエルフでも人嫌いの法則は存在しているのだ。これは仕方ない。


『狐人』さんが頑張って説明してたが、釈放されなかった。


どうせ簡単に出てくる。それがパーフェクトだ。


長い馬車旅で体が□になっていたから、バディー(相棒筋)を○にしなければならない。


檻でパーフェクト・ストレッチが始まった。


「うわぁー、スゲー! ちょー柔らけー」


「人って軟体動物なのー?」


「ねぇねぇ、結婚して!」(これは絶対ダメ!)


エルフの子供達に間違った知識を植えつけた。


これは珍妙な生物を衆人環視する為の檻である。


だいたい子供達と


如何わしい視線の雌しかいない。


「うほっ、でけぇ」(当然、身長の事だ!)



さてさて、檻ごと四天王への生け贄にされました。


エルフってば大胆である。余所者はいらないということか


「ぷぷぷ ( *´艸`)、ダメだ。笑っひゃう。こんな情けない奴、初めて。アハハハハ、ウヒヒヒヒ」


「そのビッグマウスを閉じてもらおうか! 紅茶泥棒! 私は君を倒しに来た」


「何の話? 紅茶? あんな枯れ葉に興味は無いわ。それに貴方が一番美味しそうよ、べろべろ~り!」


(あの舌はヤバそうだな。“感” だが、麻痺系の技だな)


「そもそも貴方が私に勝つの不可能なのよ! 刺いっぱーいあるでしょ? 貴方素手じゃない! 痛いわよー、殴れるの?」


エルフに武器を剥がされたので、己の肉体だけで戦わなければいけないのだ。


“ジャッジ” アルラウネ・ギガンヌ -第2形態 100% (-5%)


変身して総合力が-じゃあないか!


速さとはパラメーターで最も華麗で重要な値であるぞ。


-第2形態? ちょっとよく分からない。誰か解説を頼む! ヘルプ! 退化してんの??


まさか、お前も折角吸収したものを吐き出しのか?!



前蹴り (フロントキッーク) ×3!


「イダッ、イダッ、イダッーー!!」


「すまんな。殴れなくても蹴れてしまった。思ったより柔らかいんだな。期待外れだ」


「調子に乗るなぁー! “無限刺地獄(むげんとげじごく)(いばら)”」


ひょひょーい (パーフェクト・カイヒー)


正拳突き!


「イダッーー!! だけど、耐えたわ。これでお仕舞いね。“毒霧” ?? 何で下半身が動かないのよ!」


「それは私の攻撃で君の下半身が再起不能(リタイア)だからさ、そして、移動力を失った君は次の攻撃を避けられない。さらばだ、不感症モンスター」


そいつの移動力は元々低いけどね…、だが、1を0にすることに意味がある!


駆け上がり (からのー) パーフェクト・空中回転蹴り!


この必殺技はテコンドーの技をパーフェクト流にアレンジしたものだ。


K.O.


パーフェクトは森の中を “感” で帰った。フツートは迷子になるからやめた方がいい。自殺行為である。


生け贄にした漢がすぐに帰って来たのだから、エルフの里は大慌てである。


パーフェクトは変な匂いのする珍味や変な匂いのする酒をたらふく食わされた。


盛られてるぅー。


その晩、パーフェクトは特性:敏感肌のモンスター・エロフ達と対決する夢を見たが、全員地べたへ這いつくばらせたから問題はないのである。


帰る時に狐人の友達のエルフと会ったが、パーフェクトと会ったら、赤面(〃▽〃)していた。きっとシャイなエルフだったのだろう。


This Elofe's Sub Sub Route is Perfect Finished.

登場人物(あだ名) いつもの。開示情報は徐々に増えます。


『姫』勇者/英雄2(ヒーロー)☆☆186/(魔法使い(サザンカ)) (『ピンク』、『ダンジョン・マスター』、『表主人公』)


『ゴースト』アサッシン153/探偵86/(魔法少女リナリア78) (『幽霊探偵』、『蛇探偵』、『元・姫クラス』、『幽霊ちゃん (前世)』、『裏主人公』)


(頼もしき蛇さんズ:『(白)』『(黒)』『(赤)』『(青)』)


Mr. 完璧超人 怪人★★234/勇者(セイヴァー)61/(探偵128) (パーフェクト、準レギュラー)


・お友達 (友情出演)

『蜘蛛ちゃん』(『白き死神』)、(『部下』)、(『雷剣』)、『狐人』



「くくく、勇者の髪の毛が我が手に! これで、儂が大好きな呪いがかけられる。2か月後を楽しみに待っておれ。手に入ると思わなんだから、材料を買わなければの、へそくり足りるかのー?」


このあとろじ(老人)は烈火の如くエルフの弓兵に狙われ、ひいひいと森を抜け出した。もう誰も入れる気はないのである。(引きこもり最高!!)


ちゃんと聖女の結界を金で買わないから、苦労するのだ。(お布施、断固拒否!!)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ