なろう活動二年目は絵を描きたいのです
なろう活動二年目の決意表明のようなものなのです。
ごきげんよう!! なろう活動二年目を迎えた、ひだまりのねこです。
さて、二年目を迎えるにあたって、以前から決めていたことがあります。
それは……
ずばり絵を描くことです。
私の相互ユーザーさまには、素晴らしいイラストを描く方が大勢いらっしゃいます。
私もイラストをいただいたりする機会があると、天にも昇りそうなほど嬉しかったりするのです。
とはいっても、嬉しかったから絵を描こうというわけではなく、そもそも、なろうに登録したのが絵を描こうと思ったからなのです。
何言ってるの? ここは小説サイトだよ? という声が聞こえてきますが、
実は、絵と言っても、ラノベの挿し絵や表紙絵が可愛くて、いつか描いてみたいと思ってですね、自分で書いた小説なら、好きに描けるじゃないという安易な動機だったのですよ。
ところが、予想外に執筆が楽しくて、気付けば一年小説を書いてばかり。
これはいかん……初志貫徹しなければ。
ということで、キリの良い二年目から絵を始めることにしました。
最初は活動報告で上げようかと思っていたんですが、三日坊主&面倒くさがり屋&意志薄弱で二刀流のあの方も裸足で逃げ出す私のこと。あえてエッセイにすることで退路を断ち、背中を押そうという計算です。ふふふ。
しかも、周りには経験豊富な先輩諸氏がいらっしゃる環境。あわよくば教えやアドバイスをいただこうという思惑も丸出しです。はい、厚かましいのです。
一番の問題は、小学校以来、授業以外で絵を描いていないという事実。
小さい頃は大好きだったんですよ? 幼稚園ぐらいまでは。
毎日のように描いてました。
恐竜そして動物からの魚からの昆虫からの恐竜。
描かなくなったのは、学校の授業で風景画を描かされるようになったから。
私、風景画大嫌いだったんですよ。
そして一番大きいのは、両親の存在。
前にもエッセイで書きましたけれど、私の両親は美大出身です。
自分で最高に上手く描けたと思った絵が、サラッと描いた両親の絵に否定される。
両親はいつも褒めてくれたけど、ちっとも嬉しくなかった。
両親みたいな凄い絵が描きたくて、一生懸命描いていたら、絵を描くことが楽しくなくなってしまった。
きっと、絵を描くこと自体を楽しむことから、上手く描くことに目的が変わってしまったからなんでしようね。
だからいつの間にか絵を描かなくなった。
学校の授業がそれに追い打ちをかけた。
今考えてみれば、幼稚園児が美大出身の大人に敵うわけないんですけど、当時はそう思っていた。才能がないと勝手に諦めていたんですね。
それでも学校では絵が上手いと褒められたんですよ。でも正直馬鹿にされているようにしか感じなかった。
上手い? この下手くそな絵のどこが? 無理矢理嫌々描いたこの絵のどこが?
やっぱり血だよね、とか、将来は美術系に行くんでしょ? とか言われるのが死ぬほど嫌だった。
絵に関係あるものから逃げるように、背を向け続けました。
でも……やっぱり無理でした。
どこまで逃げても生きている限り、しこりのように残っている。
人生の残り時間を意識したときに気付いてしまった。
私は絵が描きたい。
始めるのが遅すぎるかもしれない。デッサンはおろか、絵の基本すら知らない。デジタルが主流の世の中で機械にめっぽう弱い自分に出来るのか?
出来ない理由をいくら重ねても、もう気持ちを抑えることが出来なくなっているのです。
だから今日ここから始めようと思います。
今日11月15日が私の第二の人生のスタート。
また来年この日を迎えたその暁には、
とびっきりの挿絵付きエッセイで、皆さまと再会出来たら良いなと思うのです。