二度とやりたくない仕事
私が二度とやりたくない仕事で派遣業で簡単に紹介される仕事のおそらく1・2位を争うのが、テレフォンアポインターと介護職だと思います。
介護職はまず体力的や身体的に難しく、年齢的にも微妙な私が最初に紹介されたのがテレアポ
しかも初めての派遣で何も知らなかったのですが、壊れたりクレームの処理が中心のサポートセンターで
2時間ぐらいの『お客様に聞いてほしい事(聞き出してほしい情報)』を説明されただけで、すぐ電話をとるように促されました。
最初に入ったのが20名ほど、一週間ほどで半分になり
2か月目の更新を泣き脅しでしたのが私と経験者さんだけ。
そこの最速レコードは始まって10分ぐらいでトイレ行ってきますと言って、キーカードを置いて行って帰ってこないというものだそうで、ある意味あっぱれ
業務上お客様は最初から怒っていらっしゃいます。
だけど対応するにはその方の住所や名前、購入されているもの・クレームの簡単な内容などを聞き出すのが仕事で
さらにお客様もよくわかっておられたようで『上司を出せ!』とは言わないんです。
どんなに怒鳴り続けてもそのセリフがない限り、上司や役職者は絶対代わってくれず
とにかく情報を聞いて穏便に切るように指示されるだけ
1時間近く怒鳴りまくってた人が最高記録でした。
怒鳴りながらそのクレームを一字残さず復唱させられるのです。
パソコンどころかメモに取っても間に合わず、少しでも間違えたら関係ない個人としてこき下ろすという循環を律義にクレームに挟んでくれます。
さらに最初に名乗るものですから、何かあって途切れても無駄。
かけなおしを命じられます・・・。
サポートセンターのようにすべてが怒ってもよい状況で9割が穏やかで優しいお客様に会っても、
この1割に心も体も耐え切れず、
さらに会社に対する、部品を扱うような信頼関係がない不信感が溜まってで二か月でやめました。
仕事というものの達成感は、喜びやすっきりしたものが大きくメンタルを左右して
【一日終わった】だけでは人は続きません。
だって次の日の繰り返しを考えると眠れなくなりますもの。
今でもたまに電話関係はお仕事しませんかと勧誘が来ますが、事実確認だけという電話でもお断りしています。
実は方言や訛り、あとは口(歯)の問題で聞き取れないというのが、“良いお客様”の中にもかなりの割合で混じっていて
こういう方に何度も聞き直すのは失礼ですし、申し訳なくなってくるのです。
今はお客様がかけた場所にコールセンターがあるわけでないので、地元の方言に強くてもあまり意味がないです。
離婚して初めてこのクレーム処理関係のコールセンターに紹介されたものだから、ここの印象は色濃く残っています。
お金をもらっても引き合わない、むしろ心と体を痛めて赤字になってしまいそうだという理由で辞めた会社はあと一社ありますが
コールセンターのすごさと、今なぜ電話番号で案内がないのかの理由がはっきりわかりました。
またいろいろ考えたことやしたこと、あったことを時々書きますのでよろしかったら暇つぶしにお出でください。
なお私が書くエッセイ関係は固有名詞や個人・会社様を特定できないように書いておりますが
もしまずそうなところがあれば教えていただけるとありがたいです。