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遺書
私は 感心している
この世の全ての人間に
私は 絶望している
この世の全ての人間に
私は 悲しい
一人の人間が それを手段として捉えるのが
私は 嬉しい
一人の人間が それを罪として捉えるのが
私は 呆れている
その一人の人間が 時と場合でどちらにもなるということが
私は 満たされている
彼等を 天から嘲笑えることが
私は 幸せだ
彼等に影響を与える事が出来るのだ
見えない導線がそこにはある
見えない爆弾が私の中にある
夢幻の中で燃える炎よ
燃やせ
吸い込め
そして広がり灰となれ
広がれ 広がれ 広がれ
私は 幸せで そして悔しい
窓から見える桜のように、美しく咲いてみせます。
皆様お元気で。