エピローグ
――気持ち良い。
心地良い風が頬を撫でられながら、そっと閉じていた目を開ける。
自分がまだ生きている事に驚くのは、これで何度目なのだろうか。もうどれくらいの日数が経過しているのか、それすらも曖昧になってきた。
「……」
だけど、それでも何かを諦めるつもりは無い。
例え、この体が尽きようとも……自分があの時間を取り戻せると信じてる限り。
――トントン。
難しい事を考えている間、誰かが扉をノックする。どうやら面会の時間が来ていたらしい。
だからという訳では無いが、まだ寝惚けた頭のままで挨拶をする事にしよう。
「どうぞ」
そうだな。まずはどの挨拶からしようか。無難に朝の挨拶でも良いのだけれど、今日は何の話をしようか迷ってしまうのが自分の悪い癖だ。
これでは怒られてしまう。
「あ、起きてた。ダメだよ、体を休めなくちゃ」
じゃあまずは、自分が言いたい事を言う事にしよう。まだ他にも色々あるけれど、これが一番良いと思うのだ。これからも、この人と一緒に歩む道を進み続ける為に――
ご拝読、有り難う御座いました。
様々な物語がありそうな中で、この度はこの物語を選んでいただき感謝の言葉を述べます。
拙い部分もあり、謎の多い部分も多いかと思いますが、如何だったでしょうか?
この作品は中でも一部分しかないので、他にも物語があるような雰囲気だと思います。
(書きながらそう思っていました(笑))
さて、そんな中でこの作品は、別視点のフルストーリーは一応考えております。
他の作品の進捗具合で影響しますが、いつか投稿出来る日が来る事を望んでいます。
それでは、本日は有り難う御座いました。
追伸:感想やアドバイスがあると、作者は喜びます(願望)