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三度目の人生になります  作者: おいにっしー
一章 成長と規格外
5/12

整理

どうも、にっしーです。

毎回短いクセに、また、随分と感覚が開きましたね。気付いたら二週間ですか、怖いですね。途中まで書いていたのを忘れてまして、書くか〜と思って開いたらこのような状況になってました。

申し訳ございません○┓

毎回謝ってますね、仕方ないですね。


それでは続きをどうぞ。


 赤ちゃんにとっては相当大きいベッドの上で目が覚めた。


 「くぅ…」


 昨日彼を襲った激痛を思い出した事で、痛くもないのに声を出してしまった。しかし、痛くないのならとすぐに忘れることにして、昨日の激痛の原因ともなる前世での記憶の事を整理する事にした。



 前前世での名は『シリウス』

 どうやらこの世界で生きた人間のようで、きちんとジジイと呼べる歳まで生きていたようだ。

 シリウスが亡くなったのは何と50年前で、その時に起きていた戦争が死因となったようだ。その戦争により、人類最強と言われていたシリウスはいくつかの大きな成果により英雄扱いされていた。

 50年なんてひょっとしたら知人がいるかもしれない。特にエルフ族なる者もいるようで、エルフは長寿で有名なのでいる可能性は大きい。機会があれば会いに行くのもいいな。

 そして、人類最強と言われていただけあり、この世界での知識、特に魔法や剣術、武術に関するものはとてつもない量がある。更には魔力量の増やし方もあるようで、これを知れたのは大きいだろう。

 魔法の知識はあるので、後は実戦あるのみだ。と、なる肉体になるまでは体力と魔力の強化に費やそう。この年齢からそれが出来ればきっと相当量になると思う。

 また人類最強と言われるように頑張りますか。



 前世での名は雨垂あまだれ 幸也こうや

 歳は15の中学三年生、好きな事は寝る事と漫画と散歩と……駄目だコイツ、使えねーわ…

 そもそも中三ってなに?早死過ぎだろう。可哀想だよ、自分の事だけど…

 特に大したことをしていたわけでもなく、大した記憶があるわけでもなく、まぁ人を助けようとして死んだみたいだからそこは偉いと思うよ、うん。

 もはや戦力外通告をされたと言ってもいい雨垂君は今の俺の人格を形成するっていう役目しか貰えなかったようだ。お疲れ様。



 簡単に二つの人生を見るとこんな感じだろう。これ以外はおいおいだな、全部を一気には面倒くさい。

 それと…まだ何か重要な事がある気がするのだが…今は思い出せそうもないな。そのうち思い出すだろうし、その時に説明すればいいな。

 しかしあれだな、日本での記憶は捨て去るとしても、問題はシリウスだな。シリウスの記憶があるせいで、と言うよりお陰様で、今は使えもしない魔法と武術の知識がてんこ盛りな訳だが、成長してからこれらを教わったとして、何か演技的なものをしないと怪しまれるかな?だって変だよね、言葉覚えたばかりの子供がいきなり、教えたばかりの魔法とか使ってたら。でも演技とか苦手なんだよなー…ココはあれだな、神童でいくか、そっちのが楽だし理解もされるだろう。そういう流れに持っていかなくては。

 ま、今は考えても仕方が無いし、ある程度成長したらまた考えるか。喋れるようになれば、また何か変わってくるだろうし。一応もう言語は分かってるんだけどね、まともに動かないからね、仕方ないね。

 成長するのを楽しみに、それまでは魔力量でも増やしておきますかね〜

 そんな考えをしているうちにまた眠くなってきたので二度寝する事にした。



 意識を刈り取られ、眠りについたカイル、次に見る頃には少し成長している事だろう。

お読み頂きありがとうございます○┓

愚痴、誹謗中傷は受け付けては降りませんが、感想とご指摘場所は常時受け付けております。


それではまた、次の話でお会いしましょう。

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