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エピローグ
「うおぉぉぉ」
ズザァァァと派手な効果音と共に校門に飛び込んだ俺は後ろで感じる殺意から逃れるように走り
「起立」
と言う綺麗で澄んだ声に遅刻だということを悟った
「また遅刻か、まあ馬鹿だからしょうがないな」
そう言って俺を馬鹿にして来たのはクラス一俺並みにモテない高木雄二だ。
「お前も遅刻ギリギリだったんだろ?」
そう言い返してやると雄二はこめかみに血管を浮かべ、ポケットからおもむろに何かを取り出した。
「ならこれでどうだよ?」
「おい待てなんでお前がそれを持っているんだ。」
そう雄二が持っていたのは俺の女装写真だった。
「拡散されたくないならデュエルで取り返してみろよ」
俺は日課表を見た体育は1時間目だった
「いいよやってやるよぉぉ!」
そして俺はあいつとデュエルをすることになった。