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勇者召喚された魔皇帝  作者: 錬金王
ビストリア争乱編
36/40

襲撃

全くもう!どうしてなのよ!


思わず思いっきり叫びたくなる私。


人間達からルーナを取り戻しに行けなくて、私は王都で待機または、王都の指揮を与えられた。


私じゃなくて、ラーナお姉ちゃんを王都に残しても良かったじゃないの!


私だって家族である可愛いルーナを、卑怯な人間達から取り戻し一刻も早く抱き締めてあげたいのに!


それなのに、私は王都で待機。


王都の守りなんて、グレンさん達三人の英雄がいれば大丈夫なんじゃないの?


と思う私だけど。やっぱり王族が母さん以外戦争に行くって言うのも不安よね。


ラーナお姉ちゃんは、民を率いるとかそういう堅苦しいことは苦手そうだし。


凄く強いんだけどラーナお姉さんは自由すぎるというか、我が儘というか。


そんなラーナお姉ちゃんも今回は本気っぽかった。


ルーナにあまり構わないラーナお姉ちゃんも、何だかんだ家族であるルーナの事が大切みたい。


ルーナが拐われてからは、ずっとピリピリしてたもん。


でも私の方がルーナのこと大好きだもんね!


ルーナもきっと私のことが大好きの筈よ!




そんな風にお父さん達が出陣してからは、モヤモヤしながら修行していたんだけど。




お父様が出陣して2日後に突然王都は襲われた。魔族とドラゴンに。


圧倒的な力で王都を暴れ始めた、ドラゴンと魔族。


魔族はともかく、ドラゴンなんて一体どこから現れたのよ!


混乱しながらも私は、王都に残る兵士達を集めて指揮し、国民の避難を優先させた。


幸いにもすぐに三人の英雄が現れて、ドラゴンと魔族を食い止めているおかげで被害は少ない。


さっすが! 普段はダメダメなんだからこういうときには、カッコいい所見せてほしいわね。


あのお爺ちゃん達は本当に強いんだから。あの人達がいればドラゴンと魔族なんて何時も通りすぐに倒してくれるわ!



ドラゴンの生み出す魔物による妨害のせいで国民の避難が遅くなったけど、グレンさんのお陰で何とか避難も順調!……なのだけれども……信じられ無いけど、グレンさんが避難のために抜けて、今ドラゴンと魔族と戦っている二人の英雄、ゼキアさんシュルツさんが苦戦してるのよ。


あのお爺さん達が本気で戦うこと自体、私は多分見たことないけれど、恐らく本気。



私も加勢したいところだけど、あのレベルでは足を引っ張るだけ、超獣化を使ってもいけるかどうか……。

それに私自身も大量の魔物を相手しているせいで身動きがとれないわ。


本当にマズイのかもしれない。



そう思った時に、グレンさんが帰ってきた!


何か黒い格好をした変な人もいるけど。


味方よね? グレンさんが連れてきたし。


とにかく、グレンさん、ゼキアさん、シュルツさんの三人が揃ったらもう大丈夫よね?


あのお爺さん達は三人揃ったら手がつけられないんだから!


あ、凄いわ。黒い人強いわ。ドラゴンが押されてるわ。あんなに強い人どうして今まで知らなかったのかしら?


それにお爺さん達もさっきより押しているわ!


「うるさいな!クソ爺!」


「何じゃとー! 若者がくそ生意気な!」


「お前達から先に、ぶっ飛ばすぞ!」


「上等じゃ!」



……きっと大丈夫よね? 言い合いするほど余裕ができたのよね?

さっきまでそんな元気も無かったし!


……私は信じてるわよ。



「危ないじゃろ! こわっぱ!」


「クソ爺こそ! どこ見てんだよ! ボケてんのか!!」








お父様……ビストリアはもう駄目かもしれません。







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