4話:清水大和(成功作?)
それは小学校低学年くらいのことだった。
ぶっちゃけいうと
「せんぱいはもうちょっとどーどー(堂々)としていてもいいとおもいます!」
あいつが先輩に説教(?)をしていたのである。
物陰からこっそり様子を覗いていた俺にとっては驚愕である。
なにせ大和さんはものすごく気が弱かったもののそれでも彼は最上級生だったのだから。
「そ、そんな事いわれてもこれが僕だから…変えようがないよ。それでもこんな僕なんか心配してくれてあ…」
そんな失礼な物言いの下級生のあいつにも怒らずむしろ優しく話していた先輩だったのだが、
「そんなことだからなめられるんです!くやしくないんですか!」
と逆切れする始末。
…こいつは何様なのだろうか?
確かに大和先輩は気が弱いことで有名である。
それでも4年も年上にえらい口を叩いていい訳がない。
結局怒らせてもなんだし慌てて飛び出した俺があいつの首根っこ引っつかんで謝らせた。
その後あいつが色々口に出し、少しずつ明るい性格に変わっていくのだがまた別の話。
中学校で次々と起こった男子の堕落していく様。それをを見ていたせいか忘れていた大和先輩(成功作)の存在。
やっぱり虜になるんだろうか、と考えている間にそれは遂にやってきた。
次は遂にテンプレの自己紹介!…にいけるのでしょうか?
この小説はストックなし、完全思いつきで書く作者がお送り致しますm(_ _)m