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1話:会話自体がRPG風
入学式も終わり、教室で各自駄弁っていた頃にあいつはやってきた。
前方の扉をガラリと開け、あいつはただ席に座っただけ。
…たったそれだけで俺以外の男子が変わった。
「おい、あの子可愛くないか?」
誰かが呟いた言葉を皮切りに目線があいつに集まっていく。
きた…きましたよ。『男子のRPG化』こうなったらもう友だちはまずできない。
過去にこれの後に話しかけて会話が続いた記憶がない。
例1
「昨日のあのテレビ見た?」
「うん、見た見た。そんなことより千佳さんって可愛いよな。」
「みたいだね。」
「みたいだねって、お前には失望したよ…。」
・・・中学時代より抜粋
あいつに興味がないと除け者にされる…。
それがあいつのクオリティー…。
はぁ……。
短く話を繋ぎます。
…作品として成り立つかは作者にも不明です。
おそらく成り立たないな・・・orz