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第六話

「「「「「「「「「「「御帰りなさいやせ、奥様、御嬢!!」」」」」」」」」」」


 大抵の新入社員に職場のイメージを聞くと、仕事が出来るかや人間関係といった不安と云う悪いイメージの回答が多い。

 俺も聞かれれば、同じような回答をするだろう。

 だが、そうは言いつつも、脱フリーターと云う事も有り、新しい環境に胸躍らせて俺は千鶴ちゃんと千鶴ちゃんの御母さんと一緒に黒塗りのベンツに乗った訳だ……


 どんな職場かな? どんな企業かな? もしかしたら、株式上場の有名企業とか!? そしたら、同窓会で「俺、今はあの有名な企業に勤めてるんだぜキリッ」的なエリート発言も可能!!


 そんな甘い考えも、車の行く先を見た瞬間に微塵に打砕かれました……


 古めかしさが残る大きな御屋敷と囲い、そして入口の門の隣には『和田組』と書かれた木製のプレート。

 車を降りて一歩屋敷の中に入るや否や、一斉に千鶴さんと千鶴ちゃんの御母さんの元に駆け寄って来て頭を下げて出迎える黒スーツの集団。


 どこからどう見ても、ヤの付くお仕事の方達にしか見えない。

 えっと……もしかしてと云うか、もしかすると俺の就職先って……


 暴力団ヤクザかよ!! 


「奥様、こちらの方は?」


「あぁ、彼は夏亀君って言って、住み込みで千鶴の家庭教師兼専属執事をする事になったのよ」


「そうですか、夏亀さん御足労御疲れ様です」


「「「「「「「「「「御疲れ様です!!」」」」」」」」」」


 正直言って、凄く恐縮だよ。明らかにスカウターで戦闘能力を計れば一ケタのオタクに対して、屈強な方々にこうも頭を下げられると逆に申し訳なく感じるんだが。

 二次元で例えると、龍の玉を集める物語で、細胞がMr悪魔に傅くくらい恐縮で有り得ない事だよ!!

 つうか、今千鶴ちゃんの御母さん、住み込みって言わなかったか!?


「あは、あはははは……」


 愛想良く頭を下げるブラック企業の方々に愛想笑いしか出来ず、心の中では自分の知らぬ間に後戻り出来なくなりつつある現状を如何にして戻るかを同時に思考。


「じゃあ、夏亀君を来客用の空き部屋に案内してくれるかしら?」


「分かりました。御部屋へ案内しますので、苦しいかもしれませんが暫し御歩き御願い出来ますでしょうか?」


「いや、滅茶苦茶大丈夫です。まだ、元気な年頃なんでフルマラソンくらいできちゃうくらい元気です!!」


「羨ましい話です。私達の代わりに、組織対抗のマラソン大会に出て戴きたいものです」


 気を使って言ったつもりだったんだが、知らぬうちに墓穴を掘った気がするんだが?

 つうか、組織対抗のマラソン大会って何だよ!!

 尋ねてみたいけど、これ以上変なフラグと墓穴を作りだすのは拙いので、グッと心の中で留めておく。


「では、こちらです。ついて来て下さい」


 黒スーツを身に纏う男の中の一人、黒服だらけでどの人が伝わりにくいので、ここでは仮に『黒服ベス』としよう。黒服ベスが爽やかに俺に微笑みかけ、御殿の中に案内をしてくれる。


「どうぞ、御入り下さい」


「御邪魔します」


 俺の言葉に黒服ベスは可笑しそうに笑う。俺、何か変な事でも言ったかな?


「すみません、何か変な事を言いましたか?」


「いえいえ、夏亀様、今日から御住いになられるのですから、御邪魔しますは無いかと思いますよ?」


 成程、そう云う事か。先程、千鶴ちゃんの御母さんも『住み込み』でと言っていた。

 つまり、この黒服ベスが言いたいのは……


「えっと、ただいま?」


「正解です。御帰りなさい、夏亀様」


 今日からここは俺の家でも有ると云う事だ。

 俺が帰宅の挨拶をする事で 黒服ベスが横にスライドするタイプの玄関のドアを開けてくれて、俺を丁重に招き入れてくれる。

 玄関に入って先ず目に入ったのが、如何にも高そうな調度品である。

 

 き、聞いてくれ、俺が見たのは北海道土産の木彫りの熊みたいなちゃちなもんじゃねぇ……古めかしい壺や、何かミミズが這ったような素晴らしい達筆の掛け軸だ……


 とまぁ、ネタに走るのはよしておいて、素人目に見たら高いかどうかは分からないけど、この家の規模や御仕事からして恐らくは高いのは確かだろう……


「素晴らしい、壺ですね」


 なので、知った風な口ぶりで取り敢えず褒めておく。

 

「ほほぉ、夏亀様は骨董品関係を見抜く目が優れてますね。こちらは●●焼きの中でも初代上座絵門が焼き上げた逸品です」


 矢張りというか何と云うか、黒服ベスから聞いた事もない焼き物の上に訳の分からない人物名が次々と出て来始める。

 彼の表情や口ぶりから、この壺を褒められたことが嬉しいと云うのはひしひしと伝わる。後日談だが、この壺を骨董品屋で見つけて来たのは彼だと云う事を千鶴ちゃんから教えてもらう事になるのだ。


 その後も、館内の自慢の骨董品の話を耳にタコが出来るレベルで聞かされながら、俺の下宿する部屋に案内された。

 案内された俺の部屋は、俺が今借りてる広いと云い難い7畳アパートの部屋が2個も入る畳張りの、オタクには勿体無いレベルの部屋である。

 というか、よそ者の俺がこんな立派な部屋を使っても良いのか……


「殺風景な部屋ですみません。もしも、御入り用の物がございましたら言って下さい、舎弟に用意させますので。また、前に住んでいたアパートの方にお気に入りの家具等が御座いましたらそれまた言って下さい。そちらも、舎弟に取りに行かせますので」


「すみません、何から何まで。でも、俺には十分過ぎる部屋なので大丈夫です」


 現に、部屋だけでも俺には勿体無いクラスだからな……

 ここに居着いて慣れてしまったら、アパートの狭さに窮屈さを感じてしまいそうである。いや、暴力団本拠地ここに慣れてしまうのも拙いんだけどな……


「そうですか。別にご遠慮されなくても。まぁ、今後必要になられた時には言って下さい。その時は喜んで用意させていただきますので。では、暫くこちらで御寛ぎ下さい。夏亀様の案内が終わったことを奥様にお伝えに参って来ますので」


 そう言い残し、黒服ベスは部屋から出て千鶴ちゃんの御母さんの元へと向かった。 

 しっかし、本当に良い部屋だなぁ……


 俺は一人になった事や暇という事も有り、男座りをして、ぐるっと部屋の観察を再度行う事にした。

 今時流行りのフローリングではなく純和風の畳張り部屋の中には、畳一畳サイズの巨大な箪笥、卓袱台、32インチサイズの薄型テレビ、エアコン、小型冷蔵庫、電気ポッド等としっかり揃っており、黒服ベスに御願いして必要な物を用意して貰う必要がないくらいである。

 これだけ揃っているのに、まだ必要な物を要求する輩が居るのならば、逆に何が必要かと……問いただ……


 って、有るじゃん!!


 俺に滅茶苦茶必要な物が一切この部屋にはないじゃないか!!


 フィギュア!! ゲーム機!! 本棚一杯に並べられたラノベにコミック!!


 オタク関連の品が一ミクロンもないじゃないか!!


 緊張のあまり自分に一番大切な物を忘れかけていたじゃないか……

 年中妄想大好きのオタクの脳内から二次元を霞ませるなんて、恐るべし暴力団御殿……


 今度、アパートからお気に入りのラノベとコミックを数冊だけ持って来なければ。

 とか、思いつつも、共同生活する暴力団関係者に気持ち悪がられると嫌だからという理由で、数冊だけという所に自分の小心者さを感じさせられ涙が出そうになる。


「夏亀さん、良いでしょうか?」


「大丈夫ですよ」


 自分のちっぽけさに嘆いていると、廊下に繋がる襖の向こうから千鶴ちゃんの御母さんの尋ねる声がしたので、俺は二つ返事で大丈夫な事を伝える。

 すると、襖がスライドし、部屋の中に千鶴ちゃんの御母さんと千鶴ちゃんが入って来る。

 二人は部屋に入ると俺の座っている前に正座で座ったので、俺も直ぐに倣えで正座に座り直す。


「そんなに緊張されなくても良いのですよ。もっと、楽になさって戴ければ良いのに」


「いえ、そう云う訳には……それに、自分はここで千鶴ちゃんの家庭教師として雇って戴くと云う事は、実質千鶴ちゃんの御母さんは自分の上司に当たる訳ですし……」


「あらあら、そんなのは別に気にしなくて良いのよ? それと、私の事は万鶴まつるか御母さんって呼んで頂戴♪ 千鶴ちゃんの御母さんじゃ、呼びにくいし、読者に文字稼ぎのように思われちゃうでしょ?」


 今、一瞬物凄いメタ発言をされた気がするが、聞かなかった事にしよう……

 あと、御母さんって……これって、ラノベ的展開で考えるとアレだよな?

 万鶴さんの中では俺と千鶴ちゃんは将来結婚してるヴィジョンでも見えてるって奴だよな?


「あははは、分かりました万鶴さん。あっ!! それと、今日は本当にありがとうございました。御蔭で九死に一生を得る事と、職まで戴けて本当に感謝してます」


「別に良いのよ。元々は総一郎さんが暴走した事が事の発端ですし、夏亀君には本当に怖い目に遭わせたのだから……本当に今日は御免なさいね。後で総一郎さんにもキツク言っておきますからね♪」


 顔は笑顔だが最後の言葉は少し冷たい物を孕んでいた為、この後千鶴ちゃんの親父にどんな折檻がされるのかと想像したら一瞬背筋がぞっとした。

 笑顔で自分の夫を海に蹴り落とす万鶴さんである、当然そんじょそこらの折檻とは比べ物にならない事は見なくても想像がつく。


「それと、一応組内では色々と規則が有るのだけど、今日は遅いからまた明日に教えるわね。それじゃ、私はそろそろお暇させて貰うわ。それと、千鶴。明日から夏休みも終わって学校が始まるのだから今日は程々にね」


「はい、御母様♪」


 組内の規則……

 俺の知らぬ所で完全に和田組という名の組織の歯車の一つとしてカウントされてしまっているのだが……一度組み込まれた歯車は次々と新しい歯車が増える度に取り除き難くなるので、本格的に今後の事を考えないと拙くなったなぁ……

 あと、先程の万鶴さんの発言での、千鶴ちゃん夏休み終了情報。今日は8月31日、大学生活にどっぷり浸かってた所為で、夏休みという存在が8月~9月一杯と誤認していたよ。

 そんな元大学生に有りがちな勘違いは良いとして、8月で夏休みが終わるとなると千鶴ちゃんは小学生から高校生の間って事になるな。

 且つ、その年齢層で成人向けのゲームが出来る18歳以上という事は……いや、マジッすか!? 高校3年生!?

 明日には9月に突入するから、大学進学するならセンター試験まで4カ月弱!?

 これって、第一志望の大学入れなかったら俺の所為とかになったらしないよね?


 色々とヤバい事に気付き気付けば嫌な汗が体中から溢れ出て来る。


「な、夏亀様、全身から汗が出ておられますが大丈夫ですか? クーラーを御付けしましょうか?」


 心配してくれてる所悪いけど、千鶴ちゃん。これは暑いから掻いてる汗なんじゃないんだよ……

 ストレスとかプレッシャーとか色々と精神的に追い詰められて掻く物なんだ……

 しかし、こんな嫌な汗を掻いたのは一体何時振りだろうか?

 過去の記憶を掘り起こし、最近嫌な汗を掻いたのは何時だっけなと考えると……昼の黒服スキンヘッド軍団の一件、黒塗り車に拉致と見事な事に千鶴ちゃん絡みしか出てこない……


「気遣いありがとう。ちょっと、色々と考え事をしてただけだから大丈夫だよ」


「それなら、安心しました。あの、夏亀様……今日は、私が関わってしまったばかりにこんな目に遭わせてしまって、ごめんなさい……」


「あははは、別に気にしなくて良いよ? それに、千鶴ちゃんが悪い訳じゃないんだ―――」


「いえ、私が悪いんです!!」


 泣きながら謝って来るので、気にしなくて良いよとやんわり言うが、突如千鶴ちゃんは感情を高ぶらせて俺の言葉に被せる様に叫ぶ。


「私は極道の娘です……カタギの方と関わると必ずといって迷惑をお掛けしてしまうと分かっていたのに……夏亀様と一緒にアニメを見たり御話をしてみたりしたいと、自分の我儘を―――」


「もう、それ以上言わなくて良いよ。それに、千鶴ちゃんが誘ってくれなかったら俺の方からナンパしてたかもしれないしな」


 今度は俺が言葉を被せ返す。正直な話、女の子が泣きながら謝っているのが見るに堪えなかったからという単純な理由。

 いや、非モテの童貞野郎の俺にとっては全然単純ではないのだが、千鶴ちゃんが泣いているのを見ていると今迄感じたことがないくらいに胸が強く痛む。だから、千鶴ちゃんには笑っていて欲しいのだ。


「もしも、あの本屋さんで会った時に、私が極道の娘だと知ってたとしてもですか?」


「勿論。だって、千鶴ちゃん可愛いもん」


「はわっ!? はわっはわっ!?」


 臭っ!? 俺、滅茶苦茶臭い言葉言ったんだけど!! アニメとか漫画とかで有りがちな滅茶苦茶臭い言葉を現実世界で言ったんだけど!!

 リアルで「アタッ!? アタタタタタッ!!」な台詞を言っちまったんだけど!! リアルで「アタッ!? アタタタタタッ!!」な台詞を言っちまったんだけど!!

 大切なことなので二回言いました!!


 あと、千鶴ちゃんは顔を真っ赤にして恥ずかしさのあまりに気付いてないと思うんだけど、部屋の外からブチッという血管パイプの切れる音と共に「組長、落ち着いてくだせぇ!!」とか「奥様を御呼びしろ!!」という騒がしい声が聞こえるんだけど……

 あっ、蛙の潰れるような音と共に外が静かになった……恐らく、万鶴さんが千鶴ちゃんの親父さんを成敗したのだろう……

 そして、何か重たい物を引き摺る音が遠ざかった事をしっかり耳で確認してから、未だ目の前で顔を真っ赤にして畳を見ている千鶴ちゃんの頭を優しく撫でる。


「だからさ。泣いていないで、俺の部屋でアニメを見てた時みたいに笑っていてよ」


「は……い……」


 ヤバい、リアルに発するには痛い言葉のバーゲンセールをし過ぎた所為で、恥ずかしくなって来た……というか、こんな言葉を発する俺の姿を姉や須久那に見られて見ろよ……

 「ワロス、夏亀キモスwww」とか「遂に夏亀の奴が二次元アニメ三次元げんじつの区別がつけられなくなった」とか「ここに建てた精神病院が逃げた」とか言われるに決まってる……

 今度は俺が恥ずかしさのあまり顔を少し赤く染めていると、泣き止んだ千鶴ちゃんがまだ赤い眼を擦りながら、俺の側に寄って来る。


「夏亀様……」


「どうしたの?」


 ヤバい、千鶴ちゃんから滅茶苦茶良い臭いする!! アレだよな、野郎の臭いを例えると側溝のヘドロの臭いとするなら、千鶴ちゃんの今の臭いは真夏のプールの香りだな。

 えっ? プールの塩素臭い香りの何処が良いのかって?

 ほら、良いじゃねぇかよ!! 女の子の水着姿とか!! ドキドキしねぇ? 青春だよ、ホラッ!?

 海でも良いじゃないかって? いや、分かってねぇなぁ~?

 プールって事はスクール水着だぜっ!! 小学生のスク水姿とか最高じゃね?

 「まったく、小学生は最高だぜ!!」とか、ハワイのマウナケア山の頂上にある望遠鏡と同じ名前の女子ミニバスのコーチが叫んでたじゃん。アレだよ、アレ♪


「これから、宜しくお願いしますね」


「こちらこそ、宜しくね。んじゃまぁ、明日から学校も始まるんだし、勉強を教えるのは明日の夜くらいからで良いかな?」


「えっと、学業の事もそうなんですけど……私が言いたいのはそう云う意味じゃなくて……」


 学業の事じゃないって事は、つまりどう云うことだってばヨ?

 俺は人差し指を床に充てモジモジする千鶴ちゃんより、言葉の真意を察する為に色々と連想してみる。


「あっ、そっか。千鶴ちゃんが学校を卒業したら、俺は千鶴ちゃんの補佐をするんだっけ? うわぁ、俺に千鶴ちゃんの補佐が務まるかなぁ……」


「夏亀様って、本当にアニメの主人公みたいに鈍感なんですね……」


 連想した結果出た答えを口にしたのだが、千鶴ちゃんはそれがお気に召さずプイッと頬を膨らませる。

 どうやら、まだ俺には女心を理解するスキルレベルが足りないらしい。


「でも、それも夏亀様の良い所なのかもしれませんね」


 どうやら、溜息を吐いたものの最後には自己完結をしたみたいだ。今晩に千鶴ちゃんが御不満な理由をしっかり考えておこう。

 だけどもう、千鶴ちゃんは先程の様に悲しそうな顔は一切しておらず、俺のアパートで見せてくれた眩しい笑顔を俺に見せてくれていた。

 そんな笑顔を見せられた俺は、もう極道の一員になっちゃっても良いかもとか危ない考えを持ち始め、更に泥沼という名の底なし沼に足を踏み入れていたのだ……




用語説明

●●焼き

なんかすっごく高そうな焼き物。

別に後でちゃんとした物を埋める為に黒丸にしてる訳じゃないんだよ。

<イカとかタコとか入れると美味しそうになるよね>


まったく、小学生は最高だぜっ!!

すばるんっが徒名の男子学生ロリコンの発言の一つ。

スパッツとレギンスの違いが作者には全然分からなかったりする。取り敢えず、黒色かつ膝までがスパッツ、その他がレギンスと認識している。

<「ひなた!なかで出すぞ!」という運営の名台詞も今では懐かしい>


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