休戦の雨宿り
お面パンキー1号、2号、ブヒ3、ハゲターマンとパンチ戦闘員達並びに、モジャ大佐、最邪神博士、アフロ大使が、公園広場で、対峙して居た。
「今日は、幹部達のお出ましかっ!」と、1号は、意気込んだ。本気度が、伝わるからだ。
「首領様が、御怒りなのでね」と、最邪神が、返答した。
「今日こそ、決着を付けないと、どうなる事か…」と、モジャが、身震いした。
「降格させられるかもな」と、アフロも、補足した。
「奴ら、必死だぜ」と、2号が、冷やかした。
「2号。侮ると、痛い目に遭いますよ」と、ブヒ3が、忠告した。
「追い詰められた奴ほど、何をしでかすか、分からんから、集中しないとな」と、ハゲターマンも、口添えした。
「確かに、そうだな」と、2号も、頷いた。
「行くぞ!」と、1号は、気合いを入れ直した。雰囲気が違うからだ。
場が、一触即発の空気となった。
突如、稲光が走り、雷鳴も轟いた。その直後、雨が降り始めた。
「おい。一先ず、雨宿りでもしないか?」と、1号は、提案した。視界が、悪くなって、乱戦になれば、同士討ちも有り得るからだ。
「そうだな。雨宿りでもして、様子を見るとしよう。落雷で、戦闘員やわしらがやられても、つまらんからな」と、最邪神も、同調した。
「でも、お面パンキー共に落ちれば、幸運だぜ!」と、モジャが、口にした。
「ならば、お前だけでやれ!」と、アフロが、冷ややかに言った。
「そうそう。濡れると、気分が下がるからね」と、2号も、口添えした。
「くっ!」と、モジャが、歯嚙みした。
「取り敢えず、東屋で、止むのを待とう」と、1号は、右手で、広場の隅に在る東屋を指した。
間も無く、一同は、東屋へ駆け込んだ。
「まさか、貴様らと雨宿りをするとはな」と、アフロが、苦笑した。
「それは、こっちの台詞だよ!」と、ハゲターマンが、指摘した。
「ははは。こりゃあ、一本取られたな!」と、アフロが、戯けた。
「1号、何か忘れてないか?」と、ブヒ3が、問うた。
「確かに。俺達、何かの用事で、来たんだよな?」と、1号も、小首を傾いだ。思い出せないからだ。
「首領様の御命令って、何だっけ?」と、モジャも、眉間に皺を寄せた。
「、止むのを待ちながら、思い出そうぜ」と、ハゲターマンが、提言した。
「そうそう」と、2号も、相槌を打った。
その頃、隣の運動場では…。
「おーい! 早くわしを助けてくれぇ〜」と、おやっさんが、簀巻きにされた状態で、雨に打たれるのだった。




