ビー玉の中の付喪神
一口にビー玉といっても、大小、色、さまざまなものがある。
凝ったものでは、ガラス細工の模様が綺麗なものもある。
そうかと思えば、ラムネ瓶の口に上下するものも。
私は百均で袋に入った普通のビー玉を買って帰った。
部屋のインテリアにするもよし、ガラス瓶に入れて飾っておくもよし。
私が子どもだったら、弾いて遊んだりしたんだろうけどもう、大人だし。
赤、黄色、緑、青、藍色 透明。
「綺麗だなぁ」
メタリックのものもある。
ガラス。されど、ガラス。
割らないように気をつけて。
最近では天然石が出回りすぎて、偽物もあるらしいが、ガラスはsio2。水晶もsio2。立派な代物である。
「そうだ、銅線で細工して、ペンダントトップにしよう」
大事にすればするほど、物は心を持つようになるという。付喪神が付くという。
「綺麗だなぁ」
言えば言うほど綺麗になる。言霊の恩恵。