第一章 登場人物
第一章の主要人物の紹介です。
覇導真央:アール
ジョブ:放浪剣士
武器:刀『シマカゼ』
・本作の主人公。天下の企業エクスゼウスが作り上げた『剣聖物語』の最高難易度クリエイションモードを世界で唯一攻略し、ゲームを完全クリアしている。『剣聖物語』クリア後にエクスゼウスから特別仕様の現在大好評発売中だった『プラネットクロニクル』を送られ、プラネットクロニクルに参戦した。
・ゲーム内での容姿は短髪の銀髪で身長は現実と同じ178cm。
・プラネットクロニクルの環境・法則が『剣聖物語』のクリエイションモードと同様な事を理解し、本来はスキルを必要とする世界で、自身の技量だけで『月光真流』と言う武術を扱える唯一無二の存在。その実力はレイドモンスターに相当するモンスターを無傷でソロ撃破、プレイヤーの中でも上澄みに当たる『蒼牙』を撃破するほどの実力がある。
・ジョブは初期職の一つ放浪剣士。若干の魔法を使える剣士職。
・恋人のマイとは、もはや夫婦と思えるほどの意志疎通が可能。一言二言言葉を交わすだけで何が言いたいかを大体理解する。
・基本的には善性の人間で、人当たりも良く、人間関係もかなり良好。喫茶店でバイトをしていることもあり人の動作にはかなり敏感。基本的に怒る事は無いのだが、場合によっては殺しを躊躇いなく行う非情さも兼ね備えている。
宮路真衣:マイ
ジョブ:月光乃魔導士
武器:短剣『アークビショップスレイヤー』
・主人公真央の恋人兼嫁。半年以上前からプラネットクロニクルに参戦していた為実力は高い。アールと同じく『剣聖物語』経験者でクリエイションモードの断念者。
・ゲーム内での容姿はセミロングのポニーテール。金髪。165cmとそこそこ身長高め。
・プラネットクロニクルでは制御可能限界の俊敏性とずば抜けた魔力の二極振りビルド。高速で動き魔法で仕留める戦法を好むソロプレイヤー。しかしソロだった理由は恋人の真央が来た時、最初にフレンド登録がしたかっただけなので、現在こだわりはない。
・ジョブは魔法使い系上位の魔導師。素早い動きと高速魔法詠唱により、隙を与えずに敵を倒す『月光乃魔導師』。
・依然行われたPvPイベントでソロでありながら二位になったことから『超越者』とプレイヤー間では呼ばれているが、『覚醒者』と呼ばれる人外集団には及ばない事、アールの足元に及ばなかったことに関して悔しさを噛みしめていたのだが・・・
・・・・
『物語のエピローグ』後
宮路真衣:マイ
プレイヤード:魔導女帝
ジョブ:月光乃魔導騎士
武器:短剣『アークビショップスレイヤー』
・押し殺していた本心を表に出し、様々な運命が交差したことで『覚醒者』としてプラネットクロニクル世界で再構築されたマイの姿。『覚醒者』として目覚めたマイは魔法に特化したステータスを得ている。
・全てのステータス値の最低値は200まで伸びており、全体的に強化されている。
???:ゴザイ
ジョブ:創造乃熟練鍛冶師
武器:???
・アールがこのゲームで初めて知り合ったプレイヤー。武器から装備まで、素材と資金さえあれば何でも作るしなんでもやる男。初心者にもやさしく、最初の町で目についたプレイヤーに装備のアドバイスなどをしている兄貴分。
・戦艦オタクらしく作る装備のほとんどに戦艦の名前を付けている。アールとアキハの武器『シマカゼ』の生みの親。
・マイに大金を積まれてほぼマイとアールの専属状態になったが、本人は実力者のマイに実力未知数のアールのこれからを間近で見られる事が楽しみで喜んでいる。
ジョブは生産系上位でほぼ全般的に装備を作れる熟練鍛冶師。運命に導かれた『創造乃熟練鍛冶師』。
???:蒼牙
ジョブ:黄道乃剣聖
武器:両手剣『星握剣:プロクリスィ』
・戦闘狂と呼ばれるほどに戦いに対する思いが強いプレイヤー。アールの話を聞いて我先にと彼の元へ向かい、最初の決闘を申し込んだ。
・ジョブは剣士系上位剣聖。剣士でありながら魔法を操り、彼だけの魔法剣『星握』を自在に使い戦う『黄道乃剣聖』
・クラン『仁義組』に所属しており、クランマスターの『ミラファ』とクラン員『ああああ』がいつも世話を焼いている。その為『あいつだけラブコメファンタジーじゃね?』などとプレイヤーには思われている。 なお本人は気にしていない模様。
???:アルトりす
ジョブ:月光乃守護騎士
武器:双盾『レガシーエンセスター』
・クラン『電卓騎士団』のタンク。戦闘では攻撃はほとんどせず、防御に徹している。本人は寡黙だと思っているがそこまで寡黙ではなく、興奮するとむしろ口数が増える。
・ジョブは剣士系上位の盾職『守護騎士』。素早い動きで完璧に防御する『月光乃守護騎士』
???:オルガン
ジョブ:深紅乃魔導師
武器:杖『エンシェントエレメント』
・クラン『電卓騎士団』の後方アタッカー兼サポーター。テンションが高く、戦闘も雰囲気で乗り越える。クランの妹系メンバー。
・ジョブは魔法使い系上位の魔導師。その中でも特に属性攻撃に長けた深紅乃魔導師。
???:パチスロット
ジョブ:宵闇乃剛戦士
武器:片手剣『マエストロ』&片手盾『マエストロ』
・クラン『電卓騎士団』のタンク二号。回避盾を自称するが、どちらかと言えば通常の盾職。最近の悩みはMだと言われた事。絶対に認めない。
・ジョブは戦士系上位の剛戦士。特に防御に特化した宵闇乃剛戦士。
???:胡坐ウェイ
ジョブ:創造乃戦鍛冶師
武器:重斧『ゴッドハンドパニッシャー』
・クラン『電卓騎士団』のアタッカー兼鍛冶師。クラン員の装備は全て彼のお手製。戦闘もそつなく熟す万能な男。
・ジョブは生産職で武器制作に長けた戦鍛冶師。運命を引き寄せる『創造乃戦鍛冶師』
???:トリスたん
ジョブ:紺碧乃狙撃手
武器:大弓『シュオール』
・クラン『電卓騎士団』の遊撃手。クランのムードメーカーであり、暴走しがちなオルガンの姉的ポジション一号。戦闘時の口癖は『狙い撃つわ!』
・ジョブは戦士系上位職の狙撃手。概念特攻の魔法で強化した一矢で敵を貫く『紺碧乃狙撃手』
???:マーガリン
ジョブ:深緑乃魔導師
武器:杖『ロイヤルマジョリティ』
・クラン『電卓騎士団』のクランマスター。皆のまとめ役。後方支援のサポーター兼ヒーラー。オルガンの姉的ポジション二号。たまに暴走して攻撃魔法をぶっ放す。
・ジョブは魔法使い系上位『魔導師』。回復魔法に特化した『深緑乃魔導師』。
NPC:アキハ
ジョブ:剣士
武器:刀『シマカゼ』
・ファクリアの裏町で身を寄せ合って生きていた四人の子供たちの姉的存在。自分を犠牲にしても他三人を守る為に必死に生きていた。
・裏町で必死に働いて日銭を稼ぎ、長女のように振舞い、懸命に生きていたが、それにも限界があり、栄養失調で倒れてしまった。結果的に追い詰められたミナツが盗人となり食料を持ってきたことで難を逃れ、アールと出会うきっかけにもなった。
・アールの養子になってからは守られる立場となりるが、どこか遠慮気味であり、アール達の機嫌を取らなければ捨てられると最初は本気で思っていた。しかしマイの話を聞いて 本来持っていたであろう甘えたがりを下手くそながら表に出した。自己主張も下手くそだが、本人なりにはすごく凄い甘えているつもり。
・月光真流の才能が高く、既に奥義を使うことも出来る。戦闘時はタンク。しかし衝撃を蓄えてからはカウンター主体のメインアタッカーにもなる。養父であり大好きなアールの背中を追い、毎日手合わせをお願いするほどに意欲的。
NPC:ミナツ
武器:大剣『ナガト』
・ファクリアの裏町で身を寄せ合って生きていた四人の子供たちの中で唯一の男の子。アキハと同様に一緒に暮らしていた仲間の為に必死に生きてきた。
・アキハ達曰く『考えなし』。生きる事に追いつめられると窃盗やスリなどの盗人の様な事をして食料などを確保していた。一週間近くまともな食事を取れていなかった事とアキハが倒れた事で、身なりを本人なりに整えて表で盗人行為を行ったのがアールとの出会いのきっかけ。
・孤児時代には暴行を加えられていたこともあり、他人が信じられない。しかし身内限定では普通の少年であり、アールの養子となってからは優しくしてるアールとマイにも懐き年相応の無邪気さを取り戻した。
・アキハに次ぐ月光真流の才能が有り、大振りの攻撃を好むメインアタッカー。攻撃こそ最大の守りと言わんばかりの勢いで攻めていく。
NPC:ハルナ
武器:大弓『ヒリュウ』、片手剣『フブキ』
・ファクリアの裏町で身を寄せ合って生きていた四人の子供たちの中で、生きる事に執着心を失いかけていた少女。
・身を縮こまらせて静かに人生の終わりの覚悟をしていたがアキハと出会い、生きる事に対して少しだけ前向きになっていた。
・アキハとミナツの懸命な稼ぎで食いつないできたが、アールとの出会いがあと数日でも遅ければ息絶えていたほどに弱っていた。
・アールの養子となってからは前よりも良きることに前向きになった。特に食事に関しては毎食お肉を希望するほど執着している。野菜は嫌い。アールの腕がお気に入りの読書ポジション。
・月光真流の才能は高いが、やる気は人並み程度なので実力はアキハの方が上。しかし、月光真流を弓でも使えるように工夫しものにするなど、才能の塊ではある。同時に魔法の才能もあり、マイから基礎的な魔法は一通り教えて貰った。
・戦闘ではサポートも出来る遊撃手。しかし月光真流奥義『天翔サジット』を改良した【弓式『サジット』】の一撃はアキハの奥義を上回る破壊力を生み出す。
NPC:フユカ
武器:アサルトボウガン『ビスマルク』、片手剣『フブキ』
・ファクリアの裏町で身を寄せ合って生きていた四人の子供たちの一人で一番下の妹的存在。アキハ達は本当の妹のように守っていた。
・境遇含め開き直りが早く、図太い。その図太さがアキハ達の生きる希望になっていた事を本人だけは知らない。
・四人の中で唯一裏町の一件で身体的損害を受けた、生きたまま眼球を抉り出され片目を失明してしまったが、本人は『生きているから平気』と言っている。その光景を見せつけられたアキハ達は絶望し、その姿を見たアールの逆鱗に触れる事になった。
・養子になってからも図太さは健在で、失った片目の代わりに気配や感覚が鋭くなり、失明前と変わらない生活が出来ている。お気に入りはアールの背中。温かさを感じるから好きらしい。
月光真流と魔法の才能を半分ずつ持っており、何でも出来る万能遊撃手。武器は気に入ったゴザイ特製アサルトボウガンを担ぎ、ハルナと同じく遠距離戦だが、基本的にはアキハかハルナがコンビを組んで、死角を作らせないような立ち回りをしている。




