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太陽

作者: 月

遺言  ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎くんへ



『人は出会うべき時に出会うべき人に出会う』って言葉は本当だったんだね。


もしあの時貴方に出会えていなかったら、私は今ごろ夜空に光り輝く星の一部になっていたんじゃないかな。


君から貰った沢山のもの。ここから旅立った後だって、きっと忘れないよ。


君と出会えたから、今日までの日々はあったんだよ。


でも、耐えきれなくなっちゃった。


私は君よりも少しだけ早く星になるけれど、君はまだ、こっちに来ちゃだめだよ。


君の助けを欲する人は沢山いるからね。


君は私にとって、たった一人の特別な人だったよ。


たとえ、君にとっての私がそうじゃなかったとしても。


月は太陽がいないと輝けないでしょう?


私と君もそんな関係だったのかな。


月、と称するには、私は醜すぎるけれど。


迷惑ばっかりかけちゃったけれど、君は、君だけは。


いつでも、私の味方でいてくれたね。苦しいときも。

嬉しいときも。病んでるときも。


ありがとう。


本当に。


ありがとう。


大好きだったよ。いや。


これからも大好きだよ。


いつかまた、空の上で会える日まで。

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