表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/160

第5話.ようやく出発

私の名前は ───


「おーい、ティファそろそろ行くぞー」


そう私の名前は“ティファ”

アーティファクトからとって付けた捻りもない名前です。

ですが響きが良いので良しとしましょう。


-----

---

-


「消滅って?」

「文字通りですよ、消えてなくなります。」


「このタクシーも?」

「いえ、タクシーは残りますが、ただの高性能な道具になります」


『あるじ、わたしのことキライ?』


あ、怯えていたのは消えてしまうからか。


「嫌いじゃないぞ、5年も付き合ってきたんだからな、愛着もある。」

「では、名前を」


「ああ。お前の名前は“ティファ”だ。」


『・・・・・』


「どう、だ?。気に入らないか?」


『…ありがとう。(あるじ)ありがとう』


すると少女の体が輝くと、突然ステータスウインドウが開いた。


-Message Log-

条件を達成しました。

特集機能が解放されました。現在Lev.1です。


車体の変更が可能になりました。

・ワゴン車

・マイクロバス

・キャンピングカー(火,水,風,土)

・トラック

・給水車(水)

・消防車(水)

・救急車(聖)

・照明車(光)

・ブルドーザー(土)

・ショベルカー(土)

・ロードローラー(土)

・その他知識にあるものLev依存


限定召喚が可能になりました。

全属性の魔法が使用可能になりました。

防御魔法が使用可能になりました。

攻撃魔法が使用可能になりました。

空間魔法が使用可能になりました。

時空魔法が使用可能になりました。


自動回復が可能になりました。

・HP 毎秒50

・MP 毎秒50

・GAS毎時10,000


魔法の同調が可能になりました。

地球との限定交信が可能になりました。


搭載されている機械類は全て魔道具に仕様変更されました。


─── 光が収まり、少女が大人びた姿で佇んでいた


「て、ティファ?」

『はい、主様。』


「いや、主様はやめてくれ」

『主様は主様です』


「ス、スグルさん、これはどういう事ですか」

「いや名前を与えたら光だして、ってお前が能力を付与したんだろー」


「いた、痛いいたっ痛いですってば」

「なに他人事みたいに聞いてんだ」


『ふふ、楽しそうですね』


「と、とにかく、主様はやめてくれ」

『では初めから呼んでいる(あるじ)ということで』


「まっ、取り敢えずそれで良い。(本当は名前で呼ばれたいが)

「素直じゃないですね」


-----

---

-


『というわけで主、友達を召喚して(よんで)良いでしょうか』

「ん?、まだ転先の移ポイントに着いていないのに呼ぶのか?」


『んー、喚ぶというよりは元の世界の思念の写し…かな。限定召喚というの』

「向こうに影響なきゃいいけど、誰を呼ぶんだい?」


「んーとね、ランちゃんと、ミーちゃんかな」

「2人も?」


『うん、私だけじゃ能力(ちから)が発揮できないし、なにより役に立つと思うよ』

「向こうで落ち着いたらで良いんじゃないかな、環境が分からないんだから。」


『えー、便利になると思うんだけどなぁ』

「まぁほら、異世界のお約束を堪能するために、まずは2人と1台で行ってみないか」


「お二方、そろそろ良いですか?」

『はい』

「ああ、いいぞー」


転移先への道が繋がったようだ。

走って行けば、いつの間にか着いているということだ。


「では、よい人生(冒険)を」

「おう」

『行ってきますね』


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 特集機能 ↓ 特殊機能 転先の移ポイント ↓ 転先の移動ポイント
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ