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第154話.何故か大会に

はい、地元組は居残り。


残れと言われたけど………


「よし、居るな。残って貰ったのはだな」


冊子が配られる


競技大会?


「渡ったな、この休み期間中にエステリア王国で、各学院の代表グループが競い合う大会が開かれるそうだ。」


魔術競技

魔力測定とそれぞれの属性毎の競技


武術競技

体力測定と剣や槍、弓などの競技、馬術含む


学力競技

算数、理科



「あの、先生…」


「ん、どうした」


「これに僕たちが出るんですか?」


「まぁそうだな、建前上は!」


「建前上って…」


「まぁあれだ、サンラを出たことがないお前たちに見聞を広げて貰おうと思ってな、ただ行くだけではスグルの覚えが悪いから学校行事の一環として行って貰うことにしたんだ」


「「「「えー!」」」」


これじゃ良い成績取らないと

余計なプレッシャーが


「で、先生、出発はいつで何日間の日程なんですか?」


「う?、あ、帰省する者と一緒に移動するから明日の出発で7日間だ。内2日が大会だ。」


移動が行き帰りの2日、大会が2日、3日が王国散策と…


━━━┉┉┅


「え、課外授業ですか?」


「表向きは!、で、ここサンラ住まいのガキ達に外界を見て貰いたくてな、なんとかならないかな」


「全員は無理ですよ、魔導車が出来てからでないと」


「じゃ、じゃあ、年長者の居るクラスだけでも!」


『これなんかどうでしょう』


「ん、競技大会?」


『はい最低5名からの受付ですから、年長者は8名なので丁度良いかと』


「へー、魔術に武術、学力か…、良いね!早速申し込もう」


「いやぁ、スグル助かるよ」


「帰郷する子と一緒の移動が良いよね」


┅┅┅┉┉━


「向こうでの滞在にはスグルの魔導車を利用させて貰うことになったが問題は起こすなよ?」


「僕たち8人居ますけど、確か王国と帝国の子って合わせて8人ですよね、先生も引率で行くんですよね、乗り物の大きさは大丈夫なんですか?」


「あぁ、スグルに頼んであるから大丈夫だ、魔導車の開発のヒントになるかも知れんぞ?」


  :


  :


━━━━━━

┉┉┉


大会当日


「うわぁ緊張するねー」

「だなぁ、早く終わって欲しいよ」


ざわざわ


「はい、静かに!。皆さんにはこれから呼ばれた順に会場に入って貰い、開会式を行います。今年は初出場の学校もありますからね、みなさん日頃の鍛練や勉強成果を出して頑張ってください。」






「それでは、競技選手入場ー!」


パーッパッパッパッパー♪


「まず最初は、昨年の優勝チーム、王立学園───」


  :


  :


「最後に今年開校したばかり、サンラからの参加です。」


パーーーーパッパパパパパーーーーー♫

ジャン


「開会の言葉、実行委員長おねがいします」


「えー皆さん、おはようございます。」


「「「おはようございます!」」」

(「ばーか、ここ挨拶するところじゃないだろ、黙っとけよ」)

(「えっ、あ、でも」)

クスクスクスクス


「元気の良い挨拶ですね、恥ずかしがることではありませんよ。いいですか、朝の挨拶、帰りの挨拶は大事ですよ。ちなみに、初出場のサンラの皆さんですか、良い先生に師事されていますね。──さて、各種試験のレベルはその回毎に変えていますが、今回は大分引き上げないといけないようですね。結果を楽しみにしています。頑張ってください。」


「ありがとうございました。続いて宣誓、前回優勝チームお願いします。」


「宣誓!、我々選手一同は学んだことを活かし、不正無く正々堂々挑むことを誓います!。また初出場のサンラ諸君たちを好敵手として迎えます。お互い頑張りましょう!!」


わーー

(*’ω’ノノ゛☆パチパチ


「はい、ありがとうございました。(勝負挑んだこと悔やまないように)それでは開会式を終わります。このあと10時30分より学力試験を行います。10分前には席に着いてください。では解散!」



ご無沙汰しております。

10月も半ば、早いですね。

気温も急に低くなり体調を崩しやすい時期かと思いますが、気を付けてお過ごしください。

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