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第1話.運ばれてきました

初めての投稿です。

表現力や文章力が未熟ですが、よろしくお願いいたします。

あとプロットは無く、思い付きで構成しております。

ふぅ、今回の管理門を通過するものたちは、あと一人ですか。


転生が20名、召喚が3名、転移が18名。


最後の名前は「シロタク」と…


では此方に通してください。


少しして、何やら大きなものが運ばれてきました。


あぁ、これはアレです、知っています。

地球とかいう惑星の人間の乗り物、タクシーというのでしたね。色が白いですね。


白いタクシー。

なるほど、あなたが「シロタク」さんですか。


ふふ、機械に“さん”付けなんて。

でも世に生まれたからには命が宿る場合もありますからね。


でも…

一人となっているけど一台ですよね、これって。


まぁ今回の担当分はこれで最後ですし、別の世界に送るのだから、無駄に性能アップさせてみたいですね、搭載機能の全てを使えるようにしましょうか。


あっ、でもこれから送る世界は俗に言うファンタジー、剣と魔法の世界。

魔術特有の化学は有っても科学は皆無に等しい。

シロタクさんは化石燃料が無ければ動けませんものね。


え?、そうね、送り先はもう決まっているの。


あなたの設定は遥か昔に発達した文明の遺産、遺失技術の道具となるかしらね。

あなたを見つけた人は世界をどう変えるかしら。

見られないのが残念です。


レベルに応じてあなた自身も意思を持ち成長出来るようにしましょう。


燃料は魔力を基本として、回復系ポーションで駆動が可能。レベルが上がったら人化出来るようにしましょうか、燃料などの消耗関係は自然回復に、自己修復機能にバージョンアップ機能に自衛用の魔法も装備。

自営も要りますか?車なのに?付けましょう!


各種属性の魔法も装備。

そうそう、車、というより、乗り物である限りは形を変えられるわ。


使いこなせる人が現れたら凄いことになりそうね。


では、そろそろ送ろうかしら。


〔ガチャ〕


-----


さっきからアラームが鳴る。


時折聞こえる機械音声、アルファベットを読んでいるようだが…


カーナビのディスプレイにはRGOKTの文字


RGOKT?


それと、なにやら外が騒がしい。


剣と魔法の世界だとか、異世界?


レベルだとか人化?何だそれ


送るってどこに、それにここはどこだ?


早く話をしないことには不味いことになりそうだ。


興奮している女性に話しかけるのは気が退けるが…


おっと、出ないと


〔ガチャ〕

-----


扉が独りでに開いて…

そこから人が出てきました。


えっ、人?


あ…


《今回の管理門を通過するものたちは、あと一人ですか。───名前は「シロタク」と…》


ああああ、やってしまいました!



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