設定資料集(2)
きりの良いところで設定資料集その2です。
〜メカニック設定〜
『タナトス』
漆黒のボディを持つヘイムダルの系譜を受け継ぐ次世代機。
オリジナルタイプであるゼクス機は次元跳躍機能を備えているが、量産タイプであるタナトスたちにその機能は存在していない。
というより次元跳躍はゼクス本人の能力であり、タナトスはそのサポート機能を備えているだけに過ぎない。
サイズはヘイムダルよりも一回り大きく、アーティフェクタの量産機の中では最大サイズであると言える。
通常武装は鎌型の刀剣武器だが、そのほかにもヘイムダル用の武装を流用可能であり、カスタムタイプのヘイムダルと同等の装備を持つ。
全ての量産機の中で最高の性能を持つ本機体を設計したのは対神武器研究所のソルトア・リヴォークであり、彼のコンセプトと技術を使用している。
非常に厚い装甲を持つが、機動力は低い。 ゼクスは次元跳躍でそのスキを補っている。
『リヴァイアサン』
通称リヴァイアサン。 正式にはソーフドファルコンカスタム。
SFとヘイムダルのハイブリッド機であり、一機のみの次世代機となっている。 パイロットであるエリザベスの搭乗記録データからカスタマイズされた新型OSを積み込む事により、よりスムーズな変形と状況への対応が可能になっている。
武装は腕部小型チェーンソー、テールブレード、脚部に対に装備したフォゾンブレードなど、白兵戦に特化している。
その他脚部のフォゾンブレードは内蔵型フォゾンライフルとしても使用可能のほか、リア部分にミサイルポッドを内蔵。
胸部にはバルカン砲を備え、非常に重武装であるが、機動力はSFを凌駕する完全に一機生産のみを前提とした超カスタマイズ機。
また、『レーヴァテインをサポートする』事を前提とした機体であり、複数存在する変形機構によりレーヴァテインを補助する。
そのあたりはまた後ほど。
『ヘイムダル(エルサイム仕様)』
エルサイムに譲渡されたヘイムダル。 カラーリングは一般機が青、リーダー機は赤。
特殊な騎士のような外装を施され、通常武装に刀剣を追加されている他、全体的に高性能化が図られている。
ヨルムンガルドも同様の改造を施されたものが配備されており、量産機として警備に当たっている。
『スサノオ(フェイ機)』
紫色のカラーリングのスサノオ。
高機動改造の他、通常武装に薙刀が追加され、その分火気を一切排除している。
カスタムの方向性はオリカのヘイムダルに近いものがある。
その他、キリデラ機のようにリーダー機は特別なカラーリングが施される事が多いスサノオは、特別機体には頭部に烏帽子のような追加通信機器が装備されている。
これは指揮下のスサノオとの連携を強化する発信機の役割を果たしている。
『レーヴァテイン=イザナギ(オーバードライブ)』
オリカの操るレーヴァテインの真の姿。
全レーヴァテインのタイプの中で最強と言われ、オリカ・スティングレイは任意のタイミングでこのオーバードライブを発動する事が出来る。
その戦闘能力はオーディンを凌駕するとまで言われる程で、スヴィア・レンブラムもかつてはこの機体でリフィルをパートナーとし戦っていた。
オリカはこの強すぎる力をリイドにあえて託さず、自分はヘイムダルに乗る事で抑制していた。
これはレーヴァテインプロジェクトにもあるリイド・レンブラム自身の成長を促すためであるが、オリカ本人の意思でもあった。
オーバードライブ状態のイザナギは二つの長刀を扱い、尋常ならざる瞬間加速を得る事で近接戦闘において絶対的戦闘能力を発揮する。
イザナギを超える機体は存在しないというのは、作者として明言してしまってもかまわないところ。
『ロンギヌス』
月面より地上に向けて放たれた三機の月ユグドラシル製アーティフェクタのうちの一機。
元々ヴェクター専用であり、しかしだからといって性能がずば抜けて高いわけではない。
これは他のアーティフェクタにも言えることだが、アーティフェクタそのものの性能よりもパイロットの精神にその性能が影響される部分が強い。
周囲のフォゾンを掌握し、自らの性能を高める力を持ち、圧縮したフォゾンを手のひらから放出することが出来る。
頑丈さ、速度、出力、どれをとっても強力であり、何よりフォゾンを制圧する能力が対アーティフェクタ戦闘で絶大なる威力を発揮する。
この機体の性能はまだ未知数であり、干渉者無しで装甲を形成している理由も謎に包まれているがこれも今のトコ謎ということで。
しかし全身黄金だと、ラスボスっぽいかなーと思ったけど、ラスボスっぽすぎて逆に趣味悪いよヴェクター。
『オロチ』
ロンギヌス同様、月のアーティフェクタのうちの一機。
ファウンデーションにて発見され、以後キリデラと意気投合し行動を共にしている……わけではないが、理由があってオロチはキリデラについている。
ロンギヌス同様、干渉者なしで装甲を形成している理由は不明。 所有能力も今のところ不明な点が多い。
機動能力に特化した機体であるということと、背後のウイングユニット八つがそれぞれ独立した攻撃能力を持つという点が特徴。
ウイングユニットと称しているものの、それぞれが先端部に刃の他にフォゾン砲を備えており、それだけで相当な攻撃能力を有している。
ちなみにモデルとなったヤマタノオロチと頭の数があってない。 でもそんなの関係ねえ。
〜いろいろ解説〜
『バイオニクルと登場人物』
アーティフェクタに搭乗可能な人間は全員バイオニクル(人造or強化人間)である。
彼らは何らかの理由で瀕死の重傷を負った際、バイオニクル化の手術を受けたものか、もとから試験管で作成されたものに限定される。
オリジナルイヴであるエアリオ、オリジナルアダムであるリイドを除く全ての搭乗者は例外なく人の手が加わった命である。
ネタバレというわけではないが、カイトは天使の襲撃を受けた幼少時に負傷。 イリアは人工的に生み出されたエリザベスと同じイヴの模造品。
二人はバイオニクルとしての命を得た直後であっており、それがきっかけで仲良くなったと思われる。
エンリルに関しては数十年前に製造された旧式のイヴクローンであり、フロンティアから持ち出された披検体である。
オリカも一族の子供として生まれた直後にバイオニクル化が施され、レーヴァテインプロジェクトにおいてリイドを守る影の守護者としての運命を義務付けられていた。
その他エクスカリバー搭乗者であるルクレツィア、シドなども元々はジェネシス出身のバイオニクルであり、その研究が引き継がれ生まれたカロードやエリザベスを含む殆どのメンバーが旧世代バイオニクルであるルクレツィアの妹的な位置に該当する。
キリデラやヴェクターといった人物もただの人間でない事は確実であり、彼らは全員誰かの手でゆがめられた人生を歩んでいる。
『レーヴァテインプロジェクト』
前ジェネシス社長であるゴウゾウが画策した世界征服のための計画。
フロンティアの科学者や技術を持ち出し、それらを使ってレーヴァテインを目覚めさせ、支配を行おうとしていた。
当時現れたスヴィアの協力、有能な科学者であるカイトの父ハロルド。 アイリスの父ケイン。 ルドルフとアレキサンドリアの母、オリヴェアの三人を主軸にアーティフェクタの運用方法を研究していた。
アーティフェクタの暴走を紛失が発生するより以前、ジェネシスは世界征服という利己的な目的の為に活動していたのである。
その当時同時に進められていたのは異世界への侵略という計画であり、その計画はオペレーションメビウスに通じるわけである。
様々な理由から計画は一時断念されていたが、満を期して計画は実行。 ジェネシス首脳陣による世界征服と異世界への侵略が始まったのである。
というわけで、はい。 レーヴァテインも、無印から数えて百部を突破しまして。
60部はいかないところで終わりたいなーと思ってはいますが、なかなか終わらないです。
このお話にここまで付き合ってくださっている皆さん。 全てのネタがバレるまで、もう少しだけお付き合いください。
そしてリイドは今何してんの? っていう人。 もう少し待ってください。 もうスグでますから。
アイリス編が終了すると同時にリイド編が開始されます。 とりあえずはこのお話が終わるのを待っていただけたらなと思います。
果たしてどんなエンディングが描けるのか、今のところこれでよかったのだと納得が出来るような出来ではありません。
でも終わりはずっと前から決めていたので、なんであれそこに辿り着かねばならないわけで。
とりあえずこの世界の最期の戦い、ご覧いただけたらなと思います。
次回、アイリス編最終話。
なぜアイリスでなければならなかったのか。
彼女の最期を見守っていただけたら幸いです。
それでは、また次は50部かなんかのあとがきで……。
〜夏休みスペシャル番組 レーヴァテインが出来るまで〜
霹靂のレーヴァテインを思いついたのは2007年の九月末でした。
えー、こんなものを書いている暇があるなら本編書けといわれそうですが、まあおまけという事で。
さて、そうなると来月にはレーヴァテイン生誕一周年になりそうです。 尤も、きちんと更新を始めたのは2008年の一月末になるわけですが。
元々レーヴァテインの原案は随分前から頭の中にあり、何とか形にしたいなーと考えていましたが、実際こんなに書くことになるとは思ってもみませんでした。
何度もあとがきにも書きましたが、このお話はそんなに長続きする事を前提としていませんでした。 でも書き始めると結構楽しくてノリノリで書いているうちに長くなってしまったわけです。
完全に自己満足で始めた小説の為、読者様からの反応は全く期待していなかったのですが、予想以上に(自分のほかの小説と比べると)支持してもらえて、よしじゃあもっと面白くするか、とやっているうちにあら合計百部突破というわけでございます。
さて、実は僕はロボットの出てくるSF小説とかとても苦手です。 書こうと思ったところで書けるものでもないんじゃないでしょうか。 じゃあ何で書こうと思ったのか。 それはロボットが好きだったからなのかもしれません。
元々、ロボット小説には縁の無い僕。 レーヴァテインを考えた時も、『コレは自分に書けるのか?』と首をかしげたものです。
実際書けているかどうかはこの際一先ず置いておくとして、なぜ霹靂のレーヴァテインを書こうと思ったのか。
元々僕は戦闘描写とかがない小説が好きというか、ラクなので好みで書いてました。 戦闘は難しいからです。 どちらかというと心理描写とかにこだわりたい人なので(その結果は問わないでください)初めて書いた『久遠の月』という小説は恋愛なのか何なのかわけのわからないものになりました。
その後もいくつか小説を書きましたが、やはりしっくり来るのは戦闘のない小説ですね。 しかもなんか王道は苦手で読者の事を考えられない作者でした。
さて、そんな僕は元々小説を書いた経験は余りないのです。 ネットで公表するとか恐れ多くて無理でしたし、小説家になりたいとも思っていません。
そんな僕の趣味はTRPGという遊びでした。 判らない人はネットで検索するなりなんなりしてもらうのが早いと思いますが、要は『大人向けゴッコ遊び』です。
本来は実際にテーブルを数人で囲み、ゲームマスター(GM)と呼ばれる進行役の出すクエストやらシナリオをプレイする人(PC)がクリアしていく、ボードゲームに近いお遊びです。
僕は高校生くらいの時からこのTRPGのGMというものをやっていました。 本来はプレイ用に各社から発売されているルールブックを用いてゲームをプレイするのが一般的ですが、当然ハウスルールが存在し、気づけば自分でルールブックを作るようになっていました。
そんなわけで、GMとしていくつかTRPGを作りました。 ゲームを作るのもそうですが、シナリオを考えるのもお仕事の一つです。
そして僕は基本的にオンラインセッション――つまり、ネット上で行うTRPG(要はチャットさえ出来て、テキストファイルなんかにステータスがあればどこでも誰でも出来るのが魅力)を遊んできました。
多分、小説書きとかはGMが上手なんだと思います。 僕はそのGMから物書きに移動したクチなので、逆流というかなんというか。
なので文章作法とかは全くわからないですし(TRPGではとにかく中身が伝わればなんでもいい)誤字脱字のチェックもしません。 学歴は低いし文系でもないので、正直なところを物書きには全く向いていないです。
そんな僕が、自分で考えたけれどTRPGにするにはちょっと無理がある設定――つまり副産物として小説を書き始めたというのは、ちょっと邪道なのかも知れません。
レーヴァテインはまさにそれで、ゲーム化するのが面倒くさすぎてやめた設定(プレイヤーが複数居るのに一機しか強いロボットがいないというのは不公平になるためゲームバランスの崩壊に繋がる)を、リサイクルして書き始めました。
ああ、まさにエコ小説。 それらの設定をそのまま流用しているので、とってもお得。 実装してないから誰も知らないし。
そんなわけで、自分が書きたくて始めたレーヴァテイン。 今は色々な人に支えられ、何とかやっていけているのですが――。
元々、僕はキャラクターの名前をつけるのが恐ろしく苦手です。
書きながら考えているので、本当にテキトーにつけています。 中には同じような名前だらけになったり、意味不明な名前になったりします。
リイド・レンブラムという名前もその場で考えました。 なのでプロローグ時点では名前の無い主人公だったと思います。
元々『リイト』という女の子のキャラを昔考えた事があり、それを流用したのですがちょっと男っぽくないかな? と思い『リイド』にしました。 レンブラムというのは、なんかのゲームに出てくる悪の組織の名前です。
この名前の理由を書き出すと読者がショックを受けそうなので、覚悟のある人だけどうぞ。
よろしいですね?
エアリオ・ウイリオは、エアという実際の神様がモチーフです。 エンリルも同様です。 でもエンリルは男の神だったよーな。 ウイリオに意味はない。
この辺はいいんですよまだ。 でもどんどん適当になっていきます。
カイト・フラクトル。 カイト。 主人公っぽい名前だと思いませんか?
はい。 リイドの名前は元々『カイト』だったんです。 なぜカイトじゃなくなったのか? ちょっと男らしすぎるかな、と思ったので。
いや、男らしくないんですけど。 もっとなよっとした名前の主人公にしたくて。 なんか女の子みたいな名前の。
だから、こっちにリサイクルしました。 フラクトルというのは、元々カイトの名前は『フラクト』だった名残です。
名前がフラクトだったら、雰囲気全然変わってましたね。
イリア・アークライト。 これもその場で考えましたが、案がいくつかありました、
シェリイ、ルクス、アニス。 全部適当です。 でも、イリアになりました。 イリアが一番赤そうだったからです。
アークライトというのは適当。 何にも理由はない。
ただ、このシェリイ、ルクスというのは序盤どっかで誤字っててもおかしくない。
アイリス・アークライト。 イリアの妹だから、似たような名前にしようと思った。
ア イ リ ス ⇒ イ リ ア (ス)
スヴィア・レンブラム。 その場で考えた。 最初は『スフィア』だった。 なんか地球っぽい名前にしようと思った。 あとは『アース』とか。
でもやっぱりなんか女みたいだったので、スヴィアにしました。 濁点ってすごい!
ヴェクター。 適当に考えた。 元は『ゼノサーガ』のヴェクターだと思う。
なぜって? なんとなくジェネシスのイメージがヴェクターだから。
カロード、ミリアルド。 二人とも昔作ったTRPGに出てくるロボットのパイロット。 流用。
エリザベス。 ツンデレロリっぽい名前が他に思いつかなかっただけ。 流用。
オリカ・スティングレイ。 オリカは『アルトネリコ』かもしれない。 意識はしてないけど。 スティングレイはデス種のスティングかも。 隣で弟がDVDみてた。
ルクレツィア・セブンブライド。 Justice Logic Alternativeという自作小説(未完中)に出てくる騎士の名前。 性格はもうちょっときつい。 武器はExcVと書いてエクスカリバーと読む。 勿論、ロボットもここから。
シド。 FFに出てくるでしょ?
セト&ネフティス。 神様の名前。 ぶっちゃけ全く思いつかなくてそうするしかなかった。
と、いうてきとーっぷり。 冷静に考えるとテキトーすぎて困るくらいだ。
さらに、キャラクターの性格にも大体元になるものが自分の中にあります。
アイリスに至っては実在する女性をモデルにしているくらいです。 知り合いです。 OLですよ。
えー。 まあ、いつかまたこんな裏話をするかもしれません。
というわけで、さようならー。