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設定資料集(1)


霹靂のレーヴァテイン〜2nd Paradox〜も三十部行きましたので、そろそろ色々と設定なんかを公開したいと思います。

本編じゃなくてすみません。 怒らないでください……。

無印レーヴァ時代はあとがきに記していたのですが、ちょっと見づらいかな〜と考え一枠使ってやる事になりました。

ケータイからだと逆に見づらいって? あ、すいません……。

よって、本編とは関係ないので別に読まなくていいという人は読み飛ばしてください。




〜メカニック設定〜


『スサノオ』


東方連合の量産型人型戦闘機。

カラーデザインは緑、茶などが地味なものが多い。

ヘイムダル、ヨルムンガルドに続く第三の量産機ではあるが、大本の情報や技術などはSICやジェネシスから流れてきた所謂裏情報であり、東方連合の完全オリジナルとは言い難い。

ウィングユニットを脚部に装着するスタイルはイザナギに近いものがある。 地上での活動を主としたものであり、若干地上より浮いて行動するホバー構造になっている。

高く飛翔する事には向いていないが、地上……とくに山岳地帯や市街地において圧倒的な機動力を見せる。

通常武装は小刀日本、腕部グレネードランチャー、脚部ミサイルポッドなど。

東方連合は実は同盟軍に近い規模を持つ組織であり、土地柄によってカラーリングや武装は異なる。

マサキが搭乗していたスサノオは通常武装のものだが、キリデラ隊用にチューニングが施されている。



『スサノオ改・キリデラ機』


東方連合量産機スサノオをキリデラ用にカスタマイズしたもの。

通常のスサノオとの違いは腕の強化にある。 腕部が通常のスサノオの三倍近い大きさを誇り、片腕だけで天使を殴り倒せるだけのパワーを持つ。

その分非常に扱いにくく、常人であれば腕の出力に振り回されたあげく転倒してしまうような代物。

通常のスサノオならば装備している飛び道具の類を全て排除し軽量化、その分重棍棒『無明』につぎ込んでいる。



『ソードファルコン』


セラフィムインダストリアルカンパニー開発、第二世代量産機。

ヨルムンガルドの後継機であるSFは飛行能力、単騎による大気圏突破、無重力空間の戦闘を考慮して作られた可変機である。

カラーリングは蒼、非常にシャープなデザインで、他の量産機よりも一回り小さく作られている。

その分パワーは小さいが、肉弾戦闘よりも機銃やミサイルによるヒット・アンド・アウェイを前提とされている為問題はない。

通常武装は内蔵型ガトリング砲とフォゾン・ナイフ。 残りは状況に応じハードポイント部にフォゾン武装や実弾武装を装備する。

単騎での大気圏突破が可能であると本編で語られているが、実際には付属ブーストアタッチメントと接続する事で大気圏突破を行う。

ちなみにフォゾン武装をふんだんに取り扱った次世代機であるため、それぞれがフォゾン・シールドやフォゾン・ナイフを装備するなど、対神武装に優れている。



『礼式母艦・聖ランスロット』


エルサイム王国の旗艦。

実際はSICにより提供された空母スレイプニルを改造したものであり、無駄な装飾などが増えて戦闘用とはいえなくなっている。

エルサイムの移動母艦ではこれが最も優れており、その技術力が他の国家に比べ劣っている事を如実に感じさせる。

しかし外観だけは非常に美しく、古い型番のスレイプニルを元にしていることからマニア間では人気が高い。



『ヘイムダルカスタム3rd-Spec アイリス機』


アイリス用ヘイムダルの大気圏外戦闘を想定したカスタマイズ。

と、銘打たれてはいるものの、実際は大気圏外戦闘だけでなく大気圏内でも戦闘行為は可能であり、大型のフォゾン・シールドに加えギャラルホルンの拡散モード、刀剣モードを加え、さらにパワーアップしたもの。

既にヘイムダルというよりは、次世代機に近い外観であることからヘイムダルシリーズの中でも異様な雰囲気を放つ。

各性能の向上は勿論の事ながら、ギャラルホルンの運用法の幅が広がり、より単騎突出のエース機らしい様相になっている。

ギャラルホルンの弾丸は圧縮エーテルの弾丸であり、同時に六発装填する事が可能。 尚、刀剣モードでは追加弾薬をリロードすることで出力を増強できる。

強力な光の盾を発生させるフォゾン・シールドは大気圏突破、またフォゾン攻撃に対して強い効果を示す。



『羅業(ノア改)』


無印レーヴァにて日本近海でリイドが撃墜した第一神話級『ノア』を人類の手で改良したもの。

無論そのままで動かす事は不可能であり、様々な要素と条件を必要とする。

全長はおよそ8kmほど存在し、体内にヘヴンスゲートを有するノアが元であることからもその質量の巨大さは想像を絶するものがある。

アイリスがフォゾン・サンバーで一刀両断みたいなことを書いたが、ありゃうそです。 両断はむり。

デザインモチーフは『くじら』であり、頭の部分にコックピットとも呼べる透明な膜に覆われた白い空間が存在する。

水路にはフォゾンが流れる美しい庭園で、元々はこのノアもアダム、イヴといった最上神話級を運ぶ為の母艦だったと思われる。

羅業ではコントロールを司るコアが存在するそのコックピット部にパイロットであるキョウを搭乗させていた。

前回のホルスでの失敗を覆し、コントロールを実現する為に神を従える絶対権力を持つエアリオを同乗させていた。




〜世界観設定〜


『東方連合』


アジア圏で活動する特殊な組織。

その成り立ちは元々壊滅状態に陥った先進国日本、続き周辺国家の生き残り難民が身を寄せ合って生きる為に手を取り合った事を始まりとしている。

つまり、難民が難民を吸収していくうちにいつの間にか大きな組織となり、『国』のような組織になったとされている。

最もそのために尽力したのが『帝』と呼ばれる人物であり、旧日本国の人物であったことからそうした名称がつけられたものの、現在の帝スオウ・ムラクモが日本人であるかは微妙なところである。

東方連合はそうした成り立ちの理由などから東洋人が多いが、実際には難民ならばなんでも受け入れるため、差別のようなものが存在しない。

その代わりでもないが、ヴァルハラにいい印象を持たない人間が多くなってしまっているのも確かである。



『神聖エルサイム王国』


リイド失踪後、ルクレツィアが作ったヨーロッパの国。

自らが騎士の王となり、国を守護するエクスカリバーと共に人々を守るルクレツィアの姿に心を打たれた人々が集まっている。

国という組織を形成する上でルクレツィアは日々研鑽を繰り返しているようだが、色々と難しい事情も多い。

『フォゾン技術が発展した町は天使に狙われやすい』こともあり、古めかしい旧時代のような暮らしをしている。

SICやジェネシスの支援があり、いくつかのヘイムダルとヨルムンガルドが配備されているが、他国の支えがなくては成立できない途上国である。



『オペレーション・メビウス』


リイド・レンブラムを異世界から救出する為の計画。

しかし、その計画にはそれだけではない多くの目的が秘められており、今後の物語を語る上で重要になってくる為、多くは語れない。

じゃあなんでここに書くのか。 自分にもわからない……。



『リアライズ』


異世界探査端末。

リアライズというのは通称であり、特に決まった名称は存在していない。 しかし利便性の問題で愛称があったほうがいいことからリアライズと呼ばれている。

第二司令部はこのリアライズのために増築されたとまで言われており、その能力は異世界だけではなく『世界の因果』を見通すことさえ可能にする。

ある種の『未来予知』を行う為の施設であり、メアリーとオリカの手でその調整が日々行われている。

ユグドラシルに直接関与しないでもある程度異世界への干渉が可能になるはずであり、そうなればオペレーション・メビウスは大きくステップアップすることになる。



『フロンティア』


何世代も前から重ねられてきた、人類の宇宙外探査の為の足がかりとなる巨大宇宙ステーション。

本編中でいう過去、我々の住む『現代』から既に開発が進められており、各先進国によって作り出された。

作中二十四年前まで順調に稼動していたものの、天使の出現により人類はフロンティアを破棄。 その後は近づく事も出来ないでいた。

宇宙ドックや研究施設、さらには居住施設など、様々な宇宙の実験研究が平行して行われていた。

また、月面への足がかりとして使われていた事もあり、まさにフロンティアへの希望の光だったと思われる。

管理AIであるフラロージュにより管理され、多少の損傷は自動で修理されるという便利な機能を持つ。

内部で行われていた実験の中には『イヴを作る』など、非人道的とも取れる実験が行われ、それらは地球の人々には伝えられていなかった。



『ファウンデーション』


フロンティア建設後、月面に建設された月面都市。

天にそびえる巨大な塔を中心とした町であり、その様相、技術は現在のヴァルハラに非常に近いものがある。

カタパルトエレベータを主軸に据え、その地下にはユグドラシルを有している事も二つの存在が似ていることを裏付けている。

地下より発掘された天使の死体や化石などを発掘、研究を繰り返していた。

その場所で何が行われていたのかは定かではないが、人類を滅ぼすための計画が人知れず動いていた事は間違いない。





〜あとがき〜


あー。 なんか三十部だ(他人事)


どうも、神宮寺飛鳥です。

霹靂のレーヴァテイン書き出してから半年くらいかなあ……。 何はともあれ、長々と続いているお話に付き合ってくれてありがとうございます。

何か色々あったようななかったようなセカンドの前半が終了し、いよいよアイリス編後半でございます。

しかしこのペースで行くと真面目に100部行きそうな気がして相当あせります。 もう少し早めに切り上げるようにしないとなあ。

さて、世界の因縁やその裏で動く本当の敵の存在やユピテル君の登場で色々と様相が変わってきましたが、無印から読んでくれている人はそろそろ「あーそうだったのか」と言ってもらえると嬉しいのですが、そうもいかないかもしれません。


ここからはぶっちゃけたお話。


アイリス編の最後までは考えてあるんですが、その先は何も考えてません。 さてどうしたものか……。

アイリスのお話は『序』に続く物語であり、あそこからがようやく本編なので、名前さえまだ出てこない『ジェネシスアーク』になるまでが遠いです。

そんでもって、沢山の謎が一気に解けて殆どなくなるアイリス編のあとはお待ちかねリイド編に戻りたいと思っています。

リイド編の時間軸はアイリス編の最初、無印から二年過ぎたところからになります。 二つの物語が交錯して、この霹靂のレーヴァテインというお話は終了する予定です。

ですがもう、僕が語りたいことは大体物語の中で語ってしまった気がします。 あとはきちんとハッピーエンドを迎えられるかどうかにかかっているわけですね。

なんだか長すぎてもう読む気がうせたという人も少なくはなさそうですが、最後まできっちりやらねば逆に申し訳がないのでやりますよー……。


あ、そういえば無印のPVが100000いきました。 じゅうまんです。 何? ってくらい行きました。

僕のほかの小説のPVは良くても3万くらいです。 3倍です。 すごい。

感想も色々ともらえて嬉しい限りです。 やっぱり感想がもらえるとヤル気が5倍くらいになりますね(当社比)

それにしてもパソコンから読んでいる人がおっそろしく少ないのは何故でしょうか。 皆さん通学途中とかに読んでるんだろうか。 通勤とか。


何はともあれ本当にありがたい限りです。 感想をくれた作家さまの小説は全部目を通したいんですが、なかなかそうも行きません。

でも良く見るとなんかスゲエ人気の人とか感想くれたりしてますよね。 なんぞ?って思います。 本当にありがとうございますとしか言えません。

僕自身、レーヴァテインを書いていて少しは小説書くのが上手になれたかなぁ、と思っています。 まだまだなのは確かですが、こうして色々な人に支えられてもっと面白いものを書けるようになるって、とても幸せな事だと思います。

それにしては……内容が……。


…………。


恒例の感謝をくらえ! トリャアーッ!!


では、また40か50か60部のあとがきでお会いしましょう。


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