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別れられず....

この作品は、全て妄想であり、創作です。

私はこのまま浩二と別れる事にした。



まだ大丈夫だ。



これから一度も会わなけれれば。



テニスクラブのバイトも辞めたんだし、携帯も折を見て番号を変えてしまおう。



幸いな事に娘のお稽古の油絵の発表会があり、その会場のお手伝いをしたりなんだりで、日常は慌ただしく過ぎた。

自分の叔母の入院、お見舞いも続いたので、私は携帯を切っておく事をすっかり忘れていた。



携帯を切るようになって1ヶ月後の事だった。

浩二から電話が掛かってきた。

私も、発表会の打ち上げの連絡事項だと思って確認もせずに電話を取ってしまったのだ。



浩二は最後にもう一度だけ会って話さないかと言って来た。

今思うと、そこで電話を切るべきだった。



しかし、それが未練と言うものだろう。

浩二が咳声で話したものだから、急に心配になり、思わず具合が悪いのか?と聞いてしまった。関西人の浩二は、こちらの気候に慣れないらしく気温の変化に弱く、テニスで鍛えているわりに、のどをやられる。

今までも残業が続いたり、恥ずかしい話だが私と励み過ぎたりすると直ぐに微熱を出した。



気づいた時はすっかり浩二のベースだった。



少し熱っぽいからアイスクリームを買って会社近くまで迎えに来て欲しいと甘えて来た浩二を、まるで催眠術にかかったようにフラフラと私は迎えに行ってしまった。



久しぶりに肌を合わせた浩二は激しかった。

まるでこの何ヶ月かの自分の気持ちの澱を溶かすように、はたまた開き直ったように私を激しく突き刺し、私の身体中のあちこちにキスマークを付け、咬み傷まで付けた。



シャワーを浴びてからソファで買って来たアイスクリームを2人で食べながら、風邪気味の浩二にキスされまくったおかげで、明日は私も熱が出るかも知れないとぼんやり考えていた。



そんな事しか思い浮かばなかった。

やっぱり簡単に別れられません。しかし浩二もどんなつもりなんでしょうね?

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