その7 「チャトラのネコ」
2018年12月6日の活動報告より。
今回のお題:『チャトラのネコ』
うーん、「チャトラ」というと「茶色い虎縞」ということかな。
何となく、黄土色っぽい体に茶色い縞模様を連想したんですけども。
しかし、ネコ……。
犬でさえあんな状態(ポメラニアンのときね)だったのに、はたしてネコは描けるのだろうか。
犬とどう区別をつければいいんだろう? ツリ目?
……と、悩んだ挙句描いたのが、次の通りです。
うーむ、可愛げが全くない!! "o( ̄△ ̄;)
「チャトラのネコ」と言われて最初に思い浮かんだのは、左の後ろ姿のネコなんですよ。
だからこっちは自分として何となくしっくりきてるんですけどね。
でも顔を描かないのは卑怯だな、と。
お題に応えたことにはならないんじゃないかと思って、顔がある方も描いたという……。
うーん、何がおかしいんだろう? 妙に出っ腹になっちゃったしなぁ。
とりあえず、検索、検索……。
あれっ!? 線の感じが違う!?
魚の骨みたくなってない!
あと、やっぱり顔! 目から鼻にかけて線を入れればよかったのかな!?
とりあえず、チャトラについて調べてみました。
・茶トラとは、濃いオレンジと薄いオレンジの縞模様を持つ猫のこと。
・もともと猫はキジトラ模様の個体しか存在しなかったが、トルコ付近で突然変異によって生まれた柄で、そこから世界各地に広まっていった。
・江戸時代以前の日本の絵画には茶トラは描かれていないため、日本にきたのは江戸時代以降と考えられる。
・遺伝子の関係でオス猫が多くメス猫が少ない。
・顔の特徴は「額にM字の模様」「アイライン」「クレオパトラライン」。
・キジトラやサバトラに比べると、尻尾の先の色が薄い。
・毛色が性格を決めるようなことはないが「甘えん坊」「警戒心が薄い」「人懐っこい」などの声がよく聞かれる。(※毛色と性格の関連性については専門家の間でも見解が分かれる)
そうか、茶色じゃなくてオレンジという認識を持てばよかったのか……。
でも調べれば何でも載っているもんですね。
さて、次のお題は……「猫車」。ネコ繋がりで。
今のところ、何のことやらさっぱりわかりません。
こういうのは初めてです。でも想像でいくつか描いてみようと思います。
調べたくなるけど……グーッと我慢。
皆さんは知ってるのかな? 知っている方は「果たしてどんなモノを描いてくるのやら……」とニヤニヤしながら待っていただきたい。( ̄▽ ̄;)
そして私同様、全く知らないという方は調べる前に同じように想像してみてくださいね。(^^)/
~頂いたコメント~
・ちゃんとネコに見えるのでセーフ(2票)
・これはキジトラ……チャトラじゃない!
・メス猫が少ないとは驚いた。うちにいたのは二匹ともメスだったので。
→カセユキ補足
茶トラのオレンジ色を作りだす優性遺伝の「O」という遺伝子は、
●オスの場合:両親のどちらか片方から引き継げば茶トラになる。(オス猫のうち茶トラになる確率は約28%)
●メスの場合:両親双方から引き継げば茶トラになる。(メス猫のうち茶トラになる確率は約7%)
・猫の色の遺伝子はX染色体に乗っていて「黒X+茶X」→「三毛猫」となる。そのため通常の三毛猫はメス。しかし「乱数」というものがあるので、猫の毛の色は遺伝子だけで決まる訳ではない。
・染色体の希少ケースといえば、「一卵性の男女の双子」というものがある
なぜメスが少ないのかというところから遺伝子の話に飛んだ回。
こういう、雑学が集まってくるのも画伯の醍醐味ですね。
見て頂きありがとうございます! (^^)/