その45 「トラとヒョウとジャガー」
2021年7月8日の活動報告より。
今回のお題:『トラとヒョウとジャガー』
…………。φ( ̄o ̄;)
違う、のは知ってる。……けど、いざ描くとなるとその『違い』とは何だ?
全部ネコ科だよね……。
まずは、虎だ!
思い出せ、『タイガーマスク』を! φ( ̄□ ̄;)
…………うーん。遠くない気もするけどな。φ( ̄~ ̄;)
トラは縞模様ですよね。だって、うる星やつらのラムちゃんのビキニ、「トラ縞ビキニ」って言うもんね。
ただ、しっぽはどうだったかな……。多分縞模様が入っていたと思うのですが。
ま、まぁとにかく、トラはそう遠くないんじゃないかと思います。( ̄▽ ̄;)
次はヒョウだ。
思い出せ、『闇のパープルアイ』を! φ( ̄□ ̄;)
うーん、『トラ』よりも顔がシュッとしてて、『ヒョウ紋』と呼ばれるものがあったはずなんです。
ただの丸じゃなくて、何か不思議な感じだった。右下に描いてあるのが私のイメージ。
倫子の腕にあったの、これじゃなかったかなー。φ( ̄~ ̄;)
しっぽは……柄は無かったと思うのだけど。小田切さんは真っ黒だったしな。よくわからんな。
で、色味としてはトラより薄めの黄色、というイメージです。
さて、最後はジャガーだ。
この辺になったらもう訳がわからん! φ( ̄皿 ̄;)
うーん、『チーター』とごっちゃになったか? ( ̄~ ̄;)
これでチーターを描けと言われたら、もうネタが無いな。
ジャガーについては連想できるものも何もなくて、本当にテキトーになっちゃいました。
えーと、色味はよりベージュに近く、尻尾の先が黒かったような。
……ん? それはライオンか? (・_・;)
あ、そういえば高級車ジャガーのエンブレムはジャガーなんですかね。
だけどわかんない……。プーマのモデルはジャガー? 豹? チーター?
それともプーマという生き物がいる? (×o×;)(←混乱してきた)
いや、難しい!
そもそも生物学上の違いも分かってないしね!
大きさは、トラ>ヒョウ>ジャガーじゃないかと思ってるんですけどね。
とにかく調べよう! まずはトラから!
「あっ、トラはガッツリ縞模様だった!」Σ( ̄□ ̄;)
顔も、円を描くように縞が入ってるんですね。体も。
あと、黄色というより金色、黄土色という感じでしょうか。もっと濃かった。
それと、耳は意外に丸かった。尻尾も縞模様、というのは合ってたけど。
次はヒョウ……。
「顔中テンテンだ!」Σ( ̄д ̄;)
密かに自信があったのに……。うー。
ヒョウ紋も違いますね。しまったー。葵紋のように三方向にチョボチョボがある感じです。
いったい何を見てたんだか。( ̄o ̄;)
しっぽもテンテンだ。色味がトラよりは薄い、というのは何となく合ってたのだけど。
さて、ジャガー。
これが一番訳がわからん。
「……これ、ヒョウとどこが違うの?」φ( ̄o ̄;)
あれー? お題にケチをつける訳じゃないけど、間違い探しレベルに違いがわからないぞ。
…………。
あ、模様が違う! Σ(゜o゜;)
ジャガーはヒョウ紋の輪っかの中に点がある!
あー、ついでにチーターを調べましたが、やっぱり水玉模様はチーターでしたね。
何かごっちゃになったなー、とは思ってた……。
あと、チーターは目から口元にかけて縦の黒い線が入っています。そしてチーターの耳はかなり丸い。
えっ、これ、正確に模様の区別がついてる人ってどれぐらいいるんだろ?
それとー、黒ヒョウは聞いたことがあるけど、黒トラ、黒ジャガー、黒チーターは聞いたことが無い。
ということは、遺伝子的にも明確な違いがあるのかな? ( ̄~ ̄;)
●ブラックタイガー
・産業革命時、ロンドン塔動物園で真っ黒なトラが飼育されていたという記録があるが、「黒い豹では」とも言われていて真実は不明。
・1936年、密林ではなく乾燥地帯に棲んでいる虎は通常の縞模様ではなく茶色一色という記録がある。
・アメリカのオクラホマ動物園で、一部分だけ黒色の虎が生まれたが、成長と共に普通の虎になっていった。
・2010年、インドの動物園で生まれたブラックタイガーは、母親がホワイトタイガーで、成長するにつれ徐々に黒っぽくなっていった。
ブラックタイガーって言われたらエビだと思っちゃうよ……。( ̄△ ̄;)
なお、2010年のインドの虎は、メラニン色素に異常が起こった結果じゃないかという話なので突然変異ですよね。
つまり、黒トラは原則存在しない、ということになる。
で、黒ヒョウも突然変異で、劣性遺伝(これはマンガにも書いてあったな)。
本来褐色の体毛が生えるはずが、異常により真っ黒な毛が生えることで黒ヒョウになります。
ですので体にはヒョウ紋がちゃんとあるそうです。
そのメカニズムはというと、『メラニズムの遺伝子』を持つ親同士(AaとAa)が交配すると、子のパターンは「AA・Aa・Aa・aa」となり、この「aa」が黒ヒョウになる訳ですね。中学校の理科で習うメンデルの法則です。
しかしこの『メラニズムの遺伝子』を持つ個体が非常に少ないので、黒ヒョウが生まれる確率はとても低い、とのこと。
そして、ジャガーも「黒ジャガー」というものがいるそうです。あと、「黒ライオン」も。
ですが、よく調べてみると黒ライオンもいないらしい。たてがみが真っ黒のはいるかもしれないけど、全身真っ黒のライオンは『コラ画像』だそう。
「黒チーター」はいなさそうですね。記事もヒットしなかったし、wikiには「他のネコ科と比べると遺伝的多様性に乏しい」と書いてあるし。
メラニズムをまとめた記事があって、それによると、ヒョウのメラニズムの割合は10.75%、ジャガーのメラニズムの割合は9.80%とあったので、10頭に1頭はメラニズム。
これがオウサマペンギンになると0.000333%。画像で見ると、お腹が真っ黒のペンギン……貫禄がスゴイ。
他に羊・鶏・リスなんかの写真もあったので、見てみてくださいね。
何というか……
「おおおお」"( ̄□ ̄;)"
となります。(説明下手か)
※ただし、黒ライオンは恐らくコラ画像。(-_-;)
うーん、結局、生物学上の分類にはどういう違いがあるんだろう? ( ̄~ ̄;)
ヒョウとジャガーは比較的近い、トラとチーターは少し離れる、という感じだろうか?
●ライオン・トラ・ヒョウ・チーター・ジャガーの分類
・ライオン:哺乳網・食肉目・ネコ科・ヒョウ属・ライオン
・トラ :哺乳網・食肉目・ネコ科・ヒョウ属・トラ
・ヒョウ :哺乳網・食肉目・ネコ科・ヒョウ属・ヒョウ
・ジャガー:哺乳網・食肉目・ネコ科・ヒョウ亜科(またはネコ亜科)・ヒョウ属・ジャガー
・チーター:哺乳網・食肉目・ネコ科・ネコ亜科・チーター属・チーター
……うーん、わからん。(ついでにライオンも調べてみたけど)
黒ヒョウ、黒ジャガーはいるのになぜ黒トラはいないのか。黒ライオンも。
きっと専門的な違いが何かあるのだろう……。( ̄- ̄;)(←諦めた)
ちなみに黒猫の場合は劣性遺伝ではないんですよね。ボンベイという黒猫しかいない純血種もいますしね。
なお、体の大きさですが「トラ>ジャガー>ヒョウ>チーター」となります。ジャガーの方がヒョウより大きいんですね。
そして『プーマ』ですが(笑)、これは創業者の「ルドルフ・ダスラー」が最初に「Ruda」と名付け、その後軽快な印象である「プーマ・シューファブリーク・ルドルフ・ダスラー」と改めた……とあるので、そんな動物はいない、ということに。
でもって、ロゴの動物は『ピューマ』らしい。
……あれっ、新たなネコ科の動物だ! Σ( ̄д ̄;)
ピューマは『哺乳網・食肉目・ネコ科・ネコ亜科・ネコ族・ピューマ属・ピューマ』となっています。
もうこの辺までくると何がなんだか……。
出産直後には体に模様がありますが、生後1年以内に消えるそうです。
ところで、アディダスとプーマって、創業者が兄弟なんですね。
今の今まで知らなかった……いや、クイズ番組か何かで聞いたことがあったかな? ( ̄~ ̄;)ゞ
~頂いたコメント~
・クマなどと同様、大型になればなるほど頭も大きくなるために顎からの距離が離れられないので、耳が小さくなる。
・チーターは他のネコ科と違って爪が出し入れできない。
・雪豹は豹とは違う。
・ライオンは群れで暮らすが、他のネコ科は単独で暮らしている。
(※カセユキ補足:以上は出題者の方にいただいた補足情報です。く、くわしい……)
・大きな猫に詳しくなれる、猫好きにおすすめな活動報告だと思う。
・白変種は「綺麗!」という感じだが、黒変種は「カッコいい!」という感じ。
・昔、千葉県で寺が飼っていたトラが脱走した騒ぎがあった気がする。
(→カセユキ返信:
●神野寺虎脱走事件
1979年8月2日の夜、当時境内に併設されていたベンガルトラが3頭が逃げた(うち1頭はすぐに帰って来た)。
3日未明から警察や消防団による大捜索が始まり、その後射殺された。
1頭は4日に見つかって射殺されたが、もう1頭は28日まで逃亡を続け(その間に近所の飼い犬が犠牲になった)ようやく射殺されたらしい。(wikiからの抜粋)
日本では法律上、いろいろクリアすればこれらのネコ科動物は飼えるそうですが、現在飼っている人はいないみたいです。
自分でもいろいろ調べましたけど、それ以上にいろいろなお話が聞けた回でした。
見て頂きありがとうございます! (^^)/